前回は妊活を応援するということで妊娠されるまでの応援をさせて頂きました。今回は無事、妊娠し出産そして赤ちゃんの育児と母親として嬉しくもあり、不安もありという生活を送るという、そのようなお母さんのお手伝いができれば嬉しいですね。
無事妊娠されたら、お腹の赤ちゃんに毎日話しかけましょう。生まれた子どもに接するかのように、朝から夜まで、胎児に向かって優しく声をかけましょう。お父さんにも協力してもらい、声かけをお願いしましょう。胎児であっても両親が喜んでくれていることが伝わります。
逆に、毎日のように夫婦喧嘩が絶えない生活を送っているとお腹の胎児にも悪影響を与えてしまします。生まれた子どもが、夜泣きが酷かったり、疳の虫が酷く、引付を起こしたりと精神状態が不安定な子どもが多いようです。
お母さんの気持ちがゆったりとリラックスできていて、優しく声かけを続けてきた子どもはとても育てやすく、ほとんど夜泣きもせず、気持ちがとても落ち着いているようです。胎教は産まれてくる子どもの性格にも大きく影響を与えます。
10月10日、お母さんのお腹の中で大切に守られて育ってきた胎児もいよいよ出産で、この世に誕生してきます。この時、母の胎内から痛い思いをして、無理に押し出されてきます。母と別の場所に置かれるという不安が心の傷となり、バーストラウマとなります。
この不安を取り除くのが、母親との触れ合いです。生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこし、お乳を飲ませることで、無事に生まれてくれてありがとうという気持ちが湧きあがり、赤ちゃんもお母さんも愛情ホルモン(オキシトシン)に満たされ、最高の感動を味わうことができます。
この触れ合いや言葉かけがバーストラウマを解消し、親子の間に深い絆が生まれてきます。このような環境で育てられた子どもは愛情をたっぷりと受けながら成長しますので、周りの人にも愛情を持って接することが当たり前の子どもに成長していくことでしょう。
赤ちゃんへのタッチは生まれたばかりから積極的に行いましょう。お乳をあげながら優しく声をかけましょう。母乳が出ないお母さんがミルクをあげるときは必ず抱っこしてあげるようにします。母乳が出ない分、関わりを多く持つようにします。
オムツが汚れれば交換してくれと泣いて教えてくれるでしょう。この時は赤ちゃんタッチにとてもいいです。お尻をきれいに拭いたら、お腹を擦ったり、両脚を擦ったり、両脚を左右に開いたりと脚の運動を取り入れながら触れ合いを楽しみましょう。
手を両手で包み込んだ後に手の平を優しく開き、指を優しく揉みます。腕を軽く擦ったり、両手で軽く圧迫します。足も同様です。両手で足を包み込み、足裏を擦ったり、足趾を気持ち良く揉み、脚を擦ったり、両手で圧迫します。この時、声をかけたり、童謡などを歌いながら行いましょう。
お風呂から出た時も赤ちゃんタッチのお勧めの時間です。裸で解放感があり、赤ちゃんも喜んでいます。寒くないように部屋の環境を整えて、手をゆっくり上に伸ばしたり、左右に開いたり、喜ぶことをやりましょう。脚も同様です。伸ばしたり開いたりしながら行います。
眠くなればやはり泣いて教えてくれます。そんな時は添い寝をして、背中を軽く擦ったり、心地良いリズムで背中からお尻までタッピングします。子守唄を口ずさむのもいいですね。安心して寝てくれることでしょう。
添い寝や抱っこをあまりしてはいけないと、一時期がありました。子どもが自立できないという大人の観点からの理論です。今では関わりや触れ合いを多く持った子どもの方がいつも愛情に満たされ、早く自立できることが分かってきました。関わりの少ない子どもは愛情不足となり、逆に自立できないのです。
核家族化し、夫婦二人に赤ちゃんという家族が増えて、育児に対する不安を抱えている方が多いかもしれません。そんな時は赤ちゃんに触れてみましょう。触れ合う心地良さは赤ちゃんだけではありません。お母さん自身も癒され、不安の解消にもつながります。
それでは本日はこの辺で。
NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士
無事妊娠されたら、お腹の赤ちゃんに毎日話しかけましょう。生まれた子どもに接するかのように、朝から夜まで、胎児に向かって優しく声をかけましょう。お父さんにも協力してもらい、声かけをお願いしましょう。胎児であっても両親が喜んでくれていることが伝わります。
逆に、毎日のように夫婦喧嘩が絶えない生活を送っているとお腹の胎児にも悪影響を与えてしまします。生まれた子どもが、夜泣きが酷かったり、疳の虫が酷く、引付を起こしたりと精神状態が不安定な子どもが多いようです。
お母さんの気持ちがゆったりとリラックスできていて、優しく声かけを続けてきた子どもはとても育てやすく、ほとんど夜泣きもせず、気持ちがとても落ち着いているようです。胎教は産まれてくる子どもの性格にも大きく影響を与えます。
10月10日、お母さんのお腹の中で大切に守られて育ってきた胎児もいよいよ出産で、この世に誕生してきます。この時、母の胎内から痛い思いをして、無理に押し出されてきます。母と別の場所に置かれるという不安が心の傷となり、バーストラウマとなります。
この不安を取り除くのが、母親との触れ合いです。生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこし、お乳を飲ませることで、無事に生まれてくれてありがとうという気持ちが湧きあがり、赤ちゃんもお母さんも愛情ホルモン(オキシトシン)に満たされ、最高の感動を味わうことができます。
この触れ合いや言葉かけがバーストラウマを解消し、親子の間に深い絆が生まれてきます。このような環境で育てられた子どもは愛情をたっぷりと受けながら成長しますので、周りの人にも愛情を持って接することが当たり前の子どもに成長していくことでしょう。
赤ちゃんへのタッチは生まれたばかりから積極的に行いましょう。お乳をあげながら優しく声をかけましょう。母乳が出ないお母さんがミルクをあげるときは必ず抱っこしてあげるようにします。母乳が出ない分、関わりを多く持つようにします。
オムツが汚れれば交換してくれと泣いて教えてくれるでしょう。この時は赤ちゃんタッチにとてもいいです。お尻をきれいに拭いたら、お腹を擦ったり、両脚を擦ったり、両脚を左右に開いたりと脚の運動を取り入れながら触れ合いを楽しみましょう。
手を両手で包み込んだ後に手の平を優しく開き、指を優しく揉みます。腕を軽く擦ったり、両手で軽く圧迫します。足も同様です。両手で足を包み込み、足裏を擦ったり、足趾を気持ち良く揉み、脚を擦ったり、両手で圧迫します。この時、声をかけたり、童謡などを歌いながら行いましょう。
お風呂から出た時も赤ちゃんタッチのお勧めの時間です。裸で解放感があり、赤ちゃんも喜んでいます。寒くないように部屋の環境を整えて、手をゆっくり上に伸ばしたり、左右に開いたり、喜ぶことをやりましょう。脚も同様です。伸ばしたり開いたりしながら行います。
眠くなればやはり泣いて教えてくれます。そんな時は添い寝をして、背中を軽く擦ったり、心地良いリズムで背中からお尻までタッピングします。子守唄を口ずさむのもいいですね。安心して寝てくれることでしょう。
添い寝や抱っこをあまりしてはいけないと、一時期がありました。子どもが自立できないという大人の観点からの理論です。今では関わりや触れ合いを多く持った子どもの方がいつも愛情に満たされ、早く自立できることが分かってきました。関わりの少ない子どもは愛情不足となり、逆に自立できないのです。
核家族化し、夫婦二人に赤ちゃんという家族が増えて、育児に対する不安を抱えている方が多いかもしれません。そんな時は赤ちゃんに触れてみましょう。触れ合う心地良さは赤ちゃんだけではありません。お母さん自身も癒され、不安の解消にもつながります。
それでは本日はこの辺で。
NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士