理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

「円心五法」の真髄 165 「すごい会議」

2009年10月14日 | Weblog
「すごい会議」

今日は「すごい会議」の本を出され、各企業に会議のやり方を指導されている大橋禅太郎様に来て頂き、「すごい会議」を体験することができました。

第一声が「この会議が終わった後どうなっていればいいですか」という質問が飛んできました。一瞬「何だろう」と思いました。続いて「どうしてここにいるのですか?」と聞かれ「すごい会議を体験したかったから」とか「会議のやり方を学びたかった」などの答えに「そうではないでしょう。社長に言われて、訳も分からず来たのでしょう」と本音の部分をぐさりと指摘されました。

矢継ぎ早に「すごい会議」の体験が始まりました。「一年後にどのようになっていたいですか?一行で紙に書いてください」との指示に全員が紙に書き出しました。その後一人ずつ読んでいきます。

読み終わったところで「紙に書いてみたらどうなりましたか」の質問です。「紙に書くことで再確認できた」「具体的になった」などと前向きな意見ばかりでした。逆に紙に書かないで各自に質問していくと「前の人と同じです」という答えになることがほとんどだそうです。紙に書くことのメリットは大きいですね。

次に面白い体験をしました。「現在、抱える問題点や障害は何ですか」という質問です。同様に紙に書き出してみるとあんな問題がある、こんな障害があると沢山出てくる中でマイナスのものばかりです。ところが今書いた文を「どのようにすれば~できるだろうか?」と疑問文に変えてみると、なんとどうしたらこの問題を解決できるだろうか、と解決策を考えだしている自分に気がつきます。

例えば、社内で問題が発生したとします。問題を起こした社員に対して課長である、あなたはどのように答えるでしょうか。「なんでこんな問題を起こすんだ」と怒鳴ったとします。言われた社員は問題を起こしたことへの言い訳を考え出して自分を正当化しようとします。しかし、これでは問題解決にはならないばかりか、人間関係までギクシャクしてきます。

ここで「どのようにしたらこの問題を解決できるだろうか?」と課長のあなたが言ったら社員は自然に解決する方法を一所懸命考えだします。どちらのパターンがお好きですか?当然後者の方ですよね。

面白い体験をしながら、このあとが本番でした。これから先は話を控えます。皆様も実際に体験されてはいかがでしょうか。「すごい会議」の本当にすごい体験をすることができました。

すぐに役立ち結果が出てくるノウハウのお教え頂き、大橋様には深く感謝申し上げます。

発信元:NPO法人日本フットセラピスト協会