NOW現状打破!写真28 内藤基裕ブログ

写真の賞をとる!まで更新され続けるブログ!!

「カトゥーンズ」あとがき

2006年06月25日 01時12分51秒 | Weblog
 例えば下北沢のドトールで。

 私はめずらしく早く来て人が来るのをまっていて。

 (ところで私はメニューにアボガド・シュリンプがなくなったのを

   嘆いている一人です。)

 店内には私とは関係のないたくさんの人々が

 入れ替わり立ち替わりやって来て

 コーヒーなりエスプレッソなりを啜り、

 私と関係ないままさってゆく。

 でも何か、あの味のある顔をした

 ハンチングをかむったジジイを尾行してみたい。








 私たちは誰でも毎日、何百人もの人とすれ違っています。

 電車に乗るだけでも、TVを観ているだけでも。

 でも、当然、当たり前のこととして

 その大多数の人々とは出会えずに

 “すれちがう”

 だけです。

 私たちは個別に一人ぼっちで

 それぞれの問題やウキウキを抱えつつ、

 全くそれぞれ出逢わず

 無関係に自分の定点だけ歩いているんですね。




 でも。

 そんな定点と定点を結ぶ“線”からはみ出してより道したい。

 一見、デタラメでみゃくらくのない日常(または非日常?)の

 出来事を“偶然”という名の天使の力を借りてみてみたい。

 そしてそれに一つの場所を与えてみたい。

 何を?

 「地球に一つの場所を」。


 岡崎京子「カトゥーンズ」あとがき 抜粋





 もひとつポートフォリオをつくっている冒頭に

 入れようか

 迷っている文章。

作品完成

2006年06月22日 21時28分37秒 | Weblog
 ひとつポートフォリオが出来た。

 丸善の「製本工房」で仕立てた。

 タイトル、風景H

 HはHorieのH。

 六本木ヒルズ、東大、フジテレビ、

 国会議事堂、自由民主党、東京拘置所

 風景写真あり。

 A4、縦型

 写真全て横位置。

 そのため写真小さめ。

 丸善「製本工房」100枚~200枚綴じ用。

 ただし、普通コピー用紙にて。

 キャノンスーパーフォトペーパー両面を

 使用したため、綴じ枚数は1/4になる。

 20枚~40枚綴じ可能。

 31枚使用。

 P62になる。

 本当はA4横綴じ版を使いたかった。

 しかし、50枚綴じ用(普通コピー用紙)しか販売されていない。

 1/4ではマックス11枚綴じとなる。

 マックスP22。

 せめて100枚綴じ、販売希望。

 

 

 

 

値段

2006年06月19日 12時59分39秒 | Weblog
 「俺らあ、落語ってのはせいぜい3000円程度の芸って

自分の中で思ってるけどねえ。」

 情熱大陸 6月18日放送 立川談志 より覚え書き。

新世紀、締め切りまで半月。

2006年06月16日 16時51分43秒 | Weblog
 トレセン制度(トレセン=トレーニングセンター)

日本サッカー協会では、「世界のファーストランクと対等に戦うために」という命題をうけて、日本サッカーの強化構想として「三位一体の強化策」を掲げています。「三位一体の強化策」とは、
●代表強化  ●ユース(若年層)育成  ●指導者養成
という3つの部門が知識や情報を共有し、密接な関係を保ちながら、選手の強化育成と日本サッカーのレベルアップを図るというシステムです。

このなかでユース育成の中心的役割を果たしているのが「トレセン制度」で、「将来日本代表選手となる優秀な素材を発掘し、良い環境、良い指導を与えること」を目的に始まりました。

http://mf10.jp/junior/kiso/organization.htmよりコピペ

 1976年に試験的に始まり1980年代に本格的に始動する。

 現在の黄金世代は、トレセン制度の長年の成果といえる。

 また、トレセン制度が始まった時の日本経済は

 空前の好景気最中だった。

 そのため、海外に容易にサッカー遠征することも多く

 黄金世代は、若い時期に世界を体感することが出来た。

 また、1993年、Jリーグ開幕

 2002年、ワールドカップ自国開催など、

 時代の後押しもあった。

 


 
 


 

 


 


70年代の荒木

2006年06月12日 20時21分09秒 | Weblog
 荒木経惟写真全集13ゼロックス写真集より

 アラーキー「ゼロックス写真集」を語る.

 
 自分だけの70年代安保

 1970年、アタシがまだ電通の社員だった頃ですよ。

 世間は安保だって騒いでたけど、アタシはそういうの苦手でね。

 実は60年安保の時、「政治に関心もたなくちゃ駄目だ!」

 って無理矢理デモに参加させられていたんだけど

 腕くんだ隣の女がブスだった。

 周りを見ても大半がモンペ姿の女ばっかで、気が滅入って

 途中で抜けちゃった。

 でも、不参加っていうことに一応後ろめたさがあるわけ。
 
 いよいよ70年になって、どうしよう、また隣がブスだとまずいし

 なんてちょっとモヤモヤして。

 広告写真だってなかなかうまいと内心思っても、

 「いやちがう、アタシのやりたいのはこれじゃない」

 なんて周囲に言ってたし、ジレンマを感じていたのかもしれない。

 省略

 作品集を出すにしても、そう簡単に出版社がOK出すわけない。

 いちばん手っ取り早い方法としてゼロックスでの複写を思いついた。
 
 それが「荒木経惟写真集」。

 コピーはもっとも速報性のある印刷媒体であるかって触れ込みで始めた行為だね。

新世紀に出す作品

2006年06月11日 05時20分52秒 | Weblog
 作品の形態は

 ポートフォリオタイプ。

 サイズはA4。

 A4サイズの中の写真はサービス版程度。

 白抜き。

 中央揃え。

 白黒、カラー混合

 P80くらい

 など。

 

新世紀的就活

2006年06月07日 02時38分35秒 | Weblog
 新世紀の受賞者で雑誌に流れて仕事をする人は多い。

 ブルータス、スタジオボイス、リラックス、などなどであり、

 ファッション、サブカル、ミュージックの雑誌が多い。

 紙面をわりと自由に使っていて

 カメラマンの色が出やすい。

 旅とかの写真など単純にいいなと思う。

 


 ただ、僕にはまだ見えない。

 それが飯の種になりうるのかということがよく見えない。

 実際、撮って生活している人がいるのだから

 食えてるのだろうけど。

 僕には見えない。

 それは、レギュラーになりうるのか?
  
 10年後その仕事をしているのか?

 なくなった時、別口はみつかるのか?

 雑誌とかはうつろいやすい。

 今は若者だけどオヤジになり

 ジジイになりカメラマンは

 若者向けの雑誌の写真を撮れるのだろうか?







 通販、チラシ、広告等
 
 クレジットが入らない方が

 生き残りやすい。

 誰が撮っているか気にならないもの。

 商品が写っているもの。

 自分がいないもの。

 はたまた写真ではない、別の仕事。

 それらを完了させ、

 余暇に雑誌を撮るのなら

 少し安心する。







 ただ、純度の高い作品はもっと撮りたい。

 

Tへ

2006年06月05日 23時16分18秒 | Weblog
 いつも撮影に付き合ってくれてありがとう。

 助かります。

 



 ところでいつか言っていた

 男っぽい写真と女っぽい写真のことですが

 ちょっと考える節がありましてここに書いておきます。

 


 よく君は僕が撮る写真について

 理屈っぽいとかテーマがないと撮らないの?

 とかいいますよね。

 それの総称と、まあいくつかのことも含め男性的といっているのはわかります。

 かれこれつきあいも長いから言ってるニュアンスはわかりますよ。



 



 君がいう、感覚的で、理由もなく撮るってのが

 女性的であるのならば

 僕はあまり理由もなく撮らないからそうみえるのかもしれませんね。


 でも、君に比べ数が少ないながらも僕だって

 理由がない写真を撮りますよ。

 山がきれいとか、川がきれいとか、光がきれいとか

 いやいや、それよりかもっと訳の分からんものもそれこそ理由なく…。


 写真ぬきにしても

 僕も優柔不断なわけで
 
 なよい時もあるわけで

 いちがいに男女論では解決出来ないと思うんです。(わかってるとは思うけど)

 (ただ、感覚だけで解決されるのは参る。それをいったら話し終わってしまう

 と思うんです。うざいけど、程よい解説がほしい。的確で簡潔な。

 感覚がわかる仲間同士ならいいけど。もし、そうじゃなかったら?

 そのための最低限な説明をほしいと思う。)












 

 僕とは逆に君自身は感覚が女性っぽいかもってよくいうよね?

 でもさ、この前メールしてて思ったんだけど

 メールのやりとりの君は

 かなり男っぽいよね。

 僕が長文で書いたのを

 「了解」

 だけで済ますあたりとか!!

 

 やっぱ、一概には言えないと思うよ。

 

 


 これを読んで怒ったらごめん。

 ちょっと思っただけだから。

 










 追伸

 この前の池袋の集合時間は、やっぱり1時半集合と間違いなく言ったと

 思うんだけどなー。君が2時半って言ったよ!と強く言われたので

 これから始まるのに雰囲気を悪くしちゃーなんだからっと聞き流したけど。

 あれ1時半って言ったと思うんだけどなー。

 

 24日の撮影の件はね、26日と間違って言った様な気がする。

 これは覚えがあるだなー。俺も勘違いしてて

 もしかしたら26って言ったかなーと気になってたから。







 いろいろすまん。じゃまた!

 

 

 

 

 





 

 

 

新世紀提出期限6月30日まで

2006年06月03日 06時56分27秒 | Weblog
 さっきまで今回出す作品内容を書いていましたが

 止めました。

 今書いているのは
 
 書き直した文です。

 さっき書いたのが

 疎ましく、やな感じがしたので

 消しました。




 提出する写真は

 完全には出来上がっていません。

 画像はあります。

 焼いてポートフォリオにする作業が残っています。

 





 写真を自分で解説するのはやっぱり嫌と思います。

 ブログに書き記す感が特に。

 俺ってこういう奴!って言ってる気がして。

 それが内原さんのブログで見つけた「押尾学語録」っぽかったら

 とくに矢田な。




 しゃべって解説するほうがまだいい。

 すぐ撤回出来るし、相手に沿える。







 解説が嫌いというより、内情が入りだすと

 個人的に嫌悪の対象になる。

 

 

 







 

文章と写真

2006年05月29日 11時38分28秒 | Weblog
 文章と写真は

 その人のパーソナリティーが出やすい。

 写真も文房具並みに普及してきたから

 よけい顕著だ。





 二年前ぐらいにある人の写真を見る機会があった。

 






 わからなかった。


 わかろうとしたけど、わからなかった。

 ?

 だらけ。
 
 




 なんというのだろう。

 画面には対象物はうつっていなくて

 手巻き式フィルムカメラで

 一枚目を出すために数回シャッターを切って

 誤って写ってしまったカットというかなんか…。

 それが地面であったり、空であったり

 木々であったり、ビルであったり

 するんだけど見所がない。

 下手するとこれは裏か?と思うほど

 写ってなかったりする。














 3日前、ネットをしていて

 偶然見つけた。

 その人のホムペ。

 写真がホームページに掲載されていて

 やっぱり

 ??????

 だったけど

 どういうわけだか、懐かしかった。

 

 







 見終わり、ブログ?(日記?)らしきもの発見。

 見た。

 笑ったね。

 いや、逆に解けた。

 



 そこには引用に次ぐ引用、
 
 そして難解を極めた文章の羅列。

 城壁というか遮断というか

 眠気を誘うどころか

 永遠に眠りたくなるような文面。

 




 あっ読ませるきねーな。(笑)








 ホント、密接なんだなって思いました。

 


 


















 追記

 ポートフォリオを掲載したいと思う。

 写真を見れるようにしたいと思う。

 がんばって作るようにします。

 

 いつになるかはわかりませんが…。