前橋市議会議員中島もとひろの“私たちの子どもや孫の世代のために!”

前橋市議会議員中島もとひろのブログです。日々の活動や愛する故郷“前橋”への熱い思いを、このブログを通じてお伝えします!

全国若手市議会議員の会総会・研修会第2日目

2009-08-11 23:26:14 | Weblog

 本日朝5時過ぎ、大きな揺れで目が覚めました。テレビをつけると、盛んに冷静な対応を促しておりました。お陰で冷静に対応できました。このアナウンスは大変有効に感じました。10階に宿泊していたため、少し怖い思いは致しましたが、冷静に考えると震度4の割には揺れなかったような気が致します。思いもよらず、貴重な体験を致しました。

 地震の影響で新幹線の運転が大幅に遅れたため、講師が東京から向かうことができず、最初のセミナー「これからの地域医療と病院改革について」が中止になりました。残念!

 しかし、続くセミナー「スポーツ省の創設と東京五輪招致について」と題して行われた日本オリンピック委員会(JOC)専務理事で日本ハンドボール協会副会長でもある市原則之氏のご講演が、大変参考になりました。市原氏は当然かつてのハンドボール日本代表選手でありますが、やっぱり一流の選手というのはしっかりとした“哲学”をお持ちなんですね。①日本人に大きな感動を与えたい、②子どもたちに夢を与えたい、③我が国に大きな経済効果をもたらしたい(約2,420億円の投資で3兆円の経済効果)、この3つを理由に東京五輪招致を目指したい旨、お話しを頂きました。
 また、なぜスポーツが人に感動を与えるのかといったお話しでは、ファイティングスピリットとフェアプレイの精神で試合に臨むが、最後はフレンドシップでお互いに讃え合うから人に感動を与えるのだといったお話しを頂きました。
 更に、我が国の今後の課題として、なぜ韓国と戦ったときいつも日本が負けてしまうのかといいたお話しでは、最後の最後に力を発揮できるだけの精神力(根性)と体力(基礎体力)を鍛えなければならないと言ったお話しを伺いいました。

 市原氏は、現下の大変厳しい経済環境下において、スポーツクラブが経済や景気の動向で、その存続すら危うくなる状況は改善すべきと、現状を大変憂いておられました。“スポーツはもはや国策である”と、スポーツがもたらすさまざまな効果から、景気に左右されることなく、国としてもっとスポーツ振興や選手の強化に取り組むべきとのお話しに、大変共感を覚えました。


全国若手市議会議員の会総会・研修会第1日目

2009-08-10 23:19:22 | Weblog

 本日、名古屋で開催されている全国若手市議会議員の会の総会と研修会に参加しました。

 全国若手市議会議員の会は、1994年(平成6年)7月に発足し、原則として35歳までに初当選した45歳までの市議会議員で構成された超党派の団体です。共通の目標である民主主義と地方自治の発展のため連携することを目的に、会員は全国に300名を超えます。私は、平成13年2月の初当選後に入会し、今年で9年目となりますが、3年ぶりの参加で、2年前の統一地方選挙もあり、顔ぶれも大夫様変わりしておりました。ちなみに、今ではメンバーから国会議員や都道府県議会議員も誕生しておりますが、今年31歳で千葉市長に初当選した熊谷氏もメンバーの1人です。

 総会後の研修会では、政府の道州制ビジョン懇談会座長であり、PHP総合研究所代表取締役社長でもある江口克彦氏より、日本の新しい「国のかたち」地域主権型道州制をテーマにご講演を頂きました。江口氏は、我が国における道州制についての第1人者のお一人であり、ご本人曰く、言い始めて40年とのことでありました。この度の総選挙に際し、各政党のマニフェストで道州制について触れられております。一般的には、そうは言ってもいつ道州制が導入されるか分からないといった見方が態勢です。しかし、極めて政治問題であり、一気に進む可能性も否定できません。私としては、国と地方の役割分担をはっきりさせるためにも、「国、都道府県、市町村」といった3層制の構造を「国と地方」といった2層制にし、道州制の導入を1つの契機にして、なかなか進まない国と地方の役割分担、国や都道府県から市町村への権限・財源の移譲等、行財政改革を断行すべきと考えております。大変タイムリーなテーマであり、有意義な研修会となりました。


平成21年度前橋市優良建設業者表彰式に出席

2009-08-05 23:04:39 | Weblog
 本日、平成21年度前橋市優良建設業者表彰式に出席し、祝辞を述べさせて頂きました。

 この表彰式は、前年度に完成した建設工事を対象に、建設業者の健全な育成を図るとともに、建設工事の技術の向上及び適正な施工の確保を目的に執り行われております。

 この度、優良建設業者に21社が選ばれ、その監理及び主任技術者21名に感謝状が贈呈されました。

 現下の大変厳しい経済状況下において、建設業者を取り巻く環境は、大変厳しいものがあろうかと思います。

 一方、本市の都市基盤整備という点のみならず、魅力ある前橋のまちづくりにおいて、地元企業の皆様のご協力は必要不可欠です。

 市内建設業者の皆様には、今後とも、施工技術を高め、厳しい環境下のもと創意工夫に励み、前橋のまちづくりの一翼を担っているという誇りを胸に、誠実に建設工事に取り組んで頂きますことを願っております。

上武国道建設期成同盟会総会に出席

2009-08-04 23:22:37 | Weblog

 本日、都道府県会館(東京都)で行われた上武国道建設期成同盟会総会に出席しました。

 上武国道は、国道17号のバイパスとして大宮から渋川までの全長91.4㎞を結ぶ道路です。北関東自動車道と並んで最優先道路の1つとして急ピッチで建設が進められ、群馬県内では今年度末見込みで残すところ前橋市内の第8工区8.2㎞を残すのみとなりました。

 総会終了後、国土交通省幹部の方々との意見交換会が行われ、第8工区については、県道前橋・大間々・桐生線から県道前橋・赤城線までの約4.7㎞を8-1工区、県道前橋・赤城線から国道17号までの約3.5㎞を8-2工区と分割し事業を進めており、6月末時点で8-1工区についてはほぼ99%、8-2工区については50%以上の用地買収が終了した旨、ご報告がありました。最後に今年度の要望書を提出。

 しかし、この度の衆議院議員選挙において、民主党が群馬県版のマニフェストの中で、八ツ場ダムとともに事業中止をする公共事業の1つとして掲げられているようです。今後どうなるのでしょうか。


平成21年第5回農業委員会総会・懇親会に出席

2009-08-03 23:14:35 | Weblog
 本日、平成21年第5回農業委員会総会並びに総会後の懇親会にお招き頂きました。

 本市の農業を担っている約50人程の皆様と意見を交わすことができ、大変貴重な機会となりました。

 前橋市は県庁所在地でありながら、全国でも有数の農業生産高を誇っています。

 私は、これからの前橋らしいまちづくりを考えるとき、前橋の個性・魅力を活かすことが、前橋活性化への最も近道であると考えております。

 現在、我が国の食料自給率は約40%。ほとんどの先進国でも食料自給率は100%を上回っており、“食料の安全保障”といった危機管理の観点からも、一刻も早い抜本的な対策が求められます。

 また、この夏もエルニーニョ現象の影響もあってか天候不順となっておりますが、これからの地球温暖化等の気候変動、世界規模での人口増によっては、輸入に頼っている我が国としては、いつ食料不足の事態に陥るとも限りません。

 更に、このところ安全・安心な食料に対するニーズも高まっています。大消費地東京から僅か100㎞圏内にあるという地の利を活かし、安全・安心な朝どれ野菜をその日のうちに東京に供給することも可能です。

 現下の農業を取り巻く環境は、不安定な経営、農業従事者の高齢化、農業人口の減少等と大変厳しい状況にあると言わざるを得ません。

 しかし、先に述べましたとおり、今後の農業を取り巻く状況を考えますと、今こそ、本市としては、基幹産業の1つとして、攻めの農業に転ずべきと考えます。

 本日お寄せ頂きました貴重なご意見を参考に、本市における農業政策の推進に全力を尽くして行きたいと考えます。

夏祭り真っ盛り

2009-08-02 23:54:45 | Weblog

 本日、粕川まつり、宮城地区納涼祭にお招き頂きました。

 粕川まつりは、粕川小学校校庭を会場に行われ、粕川中の子供神輿と山車が集結し、生憎の雨の中にも関わらず、大変な盛り上がりを見せておりました。

 宮城地区納涼祭は、宮城総合運動公園を会場に開催され、地区内にあるとんとん広場やクローネンベルクからも出店が出るなど、宮城地区らしい納涼祭でありました。

 前橋市は大胡・粕川・宮城と合併して、今年で5年目を迎えました。合併協議会における新市建設計画のもとに、新・前橋市としての一体的なまちづくりが進められておりますが、その一方で、それぞれの地域の伝統・文化・個性・魅力をしっかりと残し、活かして行くことも大変重要であると考えます。

 今日は、粕川・宮城地区の伝統・文化・個性・魅力を知るうえで、大変良い機会となりました。


赤城山再発見!

2009-08-01 23:35:43 | Weblog

 本日朝10時より、赤城山夏祭りに出席しました。

 山特有の変わりやすいお天気の中でオープニングセレモニーが行われました。気温は18度。ほぼ北海道と同じくらいの気温だそうです。

  折角の機会ですので、お世話になっている塩原純子さんが経営する大沼湖畔のお店でコーヒーを頂きました。空気が美味しいせいか、大変美味しく感じました。

 塩原純子さんは、誰よりも赤城山をこよなく愛し、まさに赤城山・富士見のまち興しに全身全霊を傾けている方。この春、かつてのエネルギー資料館が赤城山観光センターとしてリニューアルオープンしましたが、それに尽力したお一人でもあります。かつて志賀直哉が赤城山に滞在し、それを題材に執筆された2編のうちの1つ「焚火」の石碑が大沼湖畔に立っていますが、その御礼として赤城山分校の子ども達が志賀直哉に御礼の手紙を送ったところ、志賀直哉から文学全集が寄贈されたことを突き止め、村中を探して周り、オープンの4日前になって奇跡的に発見されたエピソードも伺いました。

 その後、帰りがけに観光センターを訪問。

 入口には、芥川龍之介が残した「だから僕は赤城が一等好きだつて言ふんだ。」といった言葉が掲げられておりました。

 赤城山を幸田露伴、与謝野晶子、高村光太郎、芥川龍之介、志賀直哉等多くの文人が訪れ、それぞれにまつわる大変興味深いエピソードも沢山残されていますが、誠に残念ながらここでは紹介しきれませんので、ぜひ、1度赤城山観光センターに足を運んで頂きたいと思います。私はそこで販売されていた赤城山文学紀行(県立土屋文明記念文学館編)と同文学館でかつて企画展「今日も赤城山が見える―風の山文学紀行―」が行われた際に編集された小冊子を購入してきました。

 ご承知のとおり、前橋市は今年5月5日に富士見村と合併し、赤城山も前橋市となりました。この知名度の高い、貴重な観光資源を活かし、新・前橋市としての観光振興と活性化に取り組んで行きたいと思います。