ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

三杯のコーヒー 霧笛142号から

2023-05-03 09:17:14 | 詩誌霧笛137号(2021)以降
一日三杯のコーヒーを飲み地球のどこかで起きている何ごとかに思いを寄せてふつうのくらしが成り立つことの幸福アフリカのコーヒーインドネシアのコーヒー中米のコーヒー雲南のコーヒー銀行破綻物価上昇株価下落金利上昇失業戦争内戦紛争海面上昇気温上昇ヘイト . . . 本文を読む

静かなくらし 霧笛142号から

2023-05-03 09:10:08 | 詩誌霧笛137号(2021)以降
静かなディーセントなくらし穏やかに床につき穏やかに目覚め空腹のままコーヒーを淹れて窓の外の小鳥のさえずり朝静かな音楽を聴いて一九六八年の記憶をたどり豊かな森の谷間を逍遙する豊かな森の湾岸を逍遙するわたしはわたし穏やかに座って穏やかに本を読み空腹のままコーヒーを飲む何杯かコーヒーを飲むふつうにアフリカのコーヒーを飲む静かなふつうの生活 . . . 本文を読む

霧笛142号編集後記 気仙沼宮脇書店で発売中

2023-05-03 08:55:09 | 霧笛編集後記
〈編集後記〉◆熊本吉雄さんが、当面、休会される。3月19日の河北新報の歌壇に「どこまでもそらいろの空果てしなくクレヨン一本使いきるまで」。これまでの作品とは違い、何かが吹っ切れたような感触。◆菊池さかえさんは今号休載。◆小田亜希子さんには、三年前の第133号から表紙をお願いし、ちょうど一〇号、霧笛の仲間として展示にも参加され、この間、個展開催、三陸新報の元旦号にも紹介、美術家として成長された。次の . . . 本文を読む