ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

高橋源一郎 デビュー作を書くための超「小説」教室 河出書房新社

2015-08-18 00:08:04 | エッセイ
 高橋源一郎は、各種の文学賞の選考委員を務めている。  高橋源一郎と言えば、アナーキーな作家みたいなイメージはあったと思うし、体制の外にいつづける、みたいなイメージはあったと思う。確かに、変な小説を書いている。  だから、なんとなく、賞の選考委員なんていうと、どこか似合わない、とも思ってしまうが、かれの小説家としてのキャリアは、群像の新人賞から始まっているわけだし、明治学院大学の大学教授でもあ . . . 本文を読む