プチ早期退職者の資産運用+αブログ

ドル円等のトレンド分析(1月30日)

 毎週土曜日に行っている個人的なトレンド確認用の分析の1月30日分。1月4日から1月29日までの動きをまとめている。


分析結果と各ペア動きのまとめ

 まずは、毎週のトレンド分析のサマリ部分だけを以下に載せておく。見方の説明は昨年2月3日のブログを参照のこと。




 全般的な動きとしては、今月はトレンド転換を確認する動きだった。ドル円やユーロドルは、1月16日の分析時点でそろそろトレンド転換しそうではあったが、ついにドル円は買転換、ユーロドルは売転換となった。ドル円はなんと昨年6月20日に売転換して以来の買転換で、ユーロドルも昨年10月24日に買転換して以来の売転換となった。

 背景となるのは、新型コロナの変異種の感染拡大は懸念されるものの欧米で新型コロナワクチンの接種が始まっていること、米大統領選を巡るゴタゴタも落ち着いて新体制が始動したこと、イタリアの政局不安やECB高官のユーロ高に関する牽制発言があったことだろう。

 ドル円は、年明け早々下げたが1月4日、5日で102.6円近辺の底値を確認した後、ドルの買戻しが進み1月8日には早くも104円を一時回復した。1月8日の米雇用統計では雇用者数減によって少し下げたが、金利上昇もあって影響はほんの一時で、ドル円は上に行きたがっている感じだった。週明けの1月11日に一時104.4円の手前まで上げた後、少し調整に入って1月21日に103.3円台まで下げたが、その後は上昇に転じて1月29日には104円台後半の抵抗帯を突破して一時104.9円台を付け、104.7円台で終えた。

 ユーロドルは、年明け早々は上昇して始まって1月6日には$1.235の手前まで上げた。しかし、その後は反落に転じてイタリアの政局不安で1月15日には一時$1.2053を付け、昨年12月9日の安値をほんの少し下回った。そのままもう一段下げるかと思ったら、小反発して1月22日には$1.129の手前まで戻した。その後は反落して1月27日には再度$1.205台まで下げたが、踏みとどまって少し戻して$1.213台で終えた。

 ユーロ円は、1月7日に127.5円の手前まで上げた後、1月18日には125.0円台まで下げ、さらに下値を探りに行くかと思ったら反発してしまった。1月29日には一時127.3円台まで上げ、127円を維持して終えた。


各国の動きとニュース

 米国の新体制の中で、為替相場に特に影響力が強そうなのは前FRB議長であったイエレン新財務長官だろう。そのため、1月19日の指名承認公聴会が注目されていた。 財務長官が「ドル高は国益」と発言しながらドル安が放置されるということも多かったが、イエレン氏は「強いドル」と言わなかった点に着目した解説もある。よく引用する唐鎌さんの記事だ。


 唐鎌さんは、「2021年に方向感はいったんドル高に変わる」という見立てで、昨年12月に多かった年前半のドル安予想とは逆だ。記事の中に「IMM通貨先物取引に見るドルの売り持ち高は過去1年で最大にまで膨らんでいる。これが巻き戻される過程でドル安の底打ちを探るというのが2021年に最もありそうな展開だ 」との記述があるが、1月に早くもこの動きが出てきたのかもしれない。


 株式市場や為替相場に影響の大きい米FRBの連邦公開市場委員会 (FOMC)が1月26~27日で開催され、政策金利を現行のゼロ%近辺に据え置くと同時に、国債などを買い入れる量的緩和も現行水準を維持すると全会一致で決定したそうだ。これまでと基本的に変わっていないと思うが、緩和継続が再確認されたというこだろう。色んな専門家の見方は以下の記事にある。


 ゼロ金利と量的緩和維持はドル安要因である。 したがって、ドルが買い上げられる理由もないということになる。ドル売ポジションの巻き戻しでしばらくドル高方向になっても、とんどん高くなるというのは考えづらいところだ。



 ここからは為替と直接関係なく、無駄に長くなるので、興味のない人は読み飛ばしてください。個人的な忘備録として書いておくだけです。


ディーブステートと陰謀論

 この関連のツイートを少ししたこともあるが、昨年12月から今年1月にかけて、ディプステートやQアノンの関係のことは結構気にしていた。日本のテレビや大手メディアではほとんど情報が流れない一方、ネットではかなりの情報が流れていた。大半の情報は怪しげな話だと思ったが、実名で活動し、自分で一次情報に当たってきちっと分析している信頼できる人からの情報だと無視できなかった

 今年に入ってから、この関係で最初にツイートしたのは以下だ。生で流すのもはばかられたので、少し伏せ字にした。



 同日に以下のツイートもした。




 1月17日にはタイミングよく以下のニュースもあった。



 何かあれば為替相場とか株式市場に大きな影響があるので、起きるとすれば1月16~17日の土日の間ではないかと思っていた。新大統領の就任式(1月21日)前の土日はここだけになっていたし、おまけに1月18日の月曜日は米国市場はキング牧師生誕記念日で休みだった。

 しかし、大きなことは何も起きなかった。これで可能性はずっと小さくなったと思った。そもそも何かあるなら、もっと近くで生情報が取れる人たちが必至で対策をとるので相場が激動するはずだと思った。それで以下のツイートをした。




 ただ、これで終わりとも確信できなかった。本格的に心配するきっかけとなったメルマガでの情報提供は続いていたし、別な信頼できる人からの情報も流れていた。元々ツイートされていたので、コメントを付けてリツイートした。




 その後も状況に変化はなく、これで終わりとも確信できていなかった。しかし、怪しげなツイートを流してきたこともあり、日経の記事(元はFT)を参照した以下のツイートで締めくくって、一連のツイートは終わりにした。




 長くなったのでこの関係の話は終わりにするが、私はそもそもィープステートの存在は基本的なところでは信じている。米国高官の回顧録や著名な欧米知識人の著作等にも色々それらしい情報はあり、公開情報で裏付け可能なものと考えている。今回の大統領選挙でも程度は別として数々の不正があったであろうと思っている。この手の話を陰謀論だと言って一切排除するのは思考停止だと思う

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