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世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

やっぱり

2009-08-31 14:59:28 | 珈琲の海
やっぱりだめだ。なにか書きたいという欲求をとめることができません。
書くことといえば、病気のことばかり。しかもこのごろは、状況に変化はないというのに。

最初のころはすぐにでも治ると思っていた、不眠症。ずるずるひきずって、もう9カ月目に入ろうとしている。おかげで根性はついたといいますか、勉強は深まりましたが、つらいことはいっぱいある。

でもなんとかするんだ、なんとかするんだ、で、なんとかしています。

頭の中で、歌を詠もうとしてみると、最初の第一句でとまって、それ以上前に進まない。まるで、頭の奥で重い石で何かをおさえつけられているかのようだ。詩は書く気にもならない。これは相当です。相当深いとこまで病気がきてる。

とにかく耐えねば。耐えて耐えて耐えて耐えまくらねば。

耐えるしかない状況というのは苦しい。この状況を楽しんでしまうのは難しい。
それでもなんとかするんだ。なんとかするんだ。なんとかするんだ。

あしひきのやまにつみたるいわのねにおしつぶしたるわがみのねかな

今即興でつくってみましたが、とにかく、あたまのいちばんだいじなとこが、何かに押しつぶされてるかんじがするんです。それで、歌も読めない。詩は書けない。絵も描けない。

自分の手足をもぎ取られているような感じがして、つらい。

これを耐えねばならない。何もかもを奪われた状況で、何にもない状況で、耐えねばならない。これはいい修行です。

わたしらしいことができない、状況の中で、わたしらしいことをする。
それはこうしてあがくことかもしれない。

とにかく、結果は終わってみなければわからないってこと。わたしは、わたし。
わたしは、わたしのすることをするだけ。


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