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安保法案:それでもまだ合憲と言い張るのか

2015-06-20 18:47:16 | 戦争法案
ここ2~3日のまとめ。

さて、やっと出てきたこのお二人。
「合憲派の学者2人が会見 安保関連法案めぐり」(朝日新聞 6月20日)

何を言うかと思えば、憲法に「集団的自衛権」の直接的な“禁止事項”が書かれていないから合憲であるとか、それって、刑法に「窃盗」はダメだけど「泥棒はダメ」と書いていないから良いんだと言っているようなもので、そうした実に子供じみた幼稚な理屈に、ただただ呆れるしかない。また、「徴兵」は苦役にあたらないなど、もう無茶苦茶である。

かつて ⇒「戦争に行かない人は、死刑にする」と言っていた現石破茂地方創生担当相が昨日久々に衆院平和安全法制特別委員会の答弁に立ち、「兵役は苦役のような発想が国際的には異様だ」と述べ、「今日的な軍隊では徴兵制を採る意味はない。これから先、徴兵制があり得るか。必要性がない以上、そういうことはない」と話した上で、スイスが国民投票で徴兵制の廃止を否決したことやドイツの徴兵制度を引用し「苦役とは思わない」との持論の真意を解説したという。
「石破氏が衆院特別委で初答弁 必殺・ネチネチ論法で「徴兵制」の印象操作に猛反撃!」(産経 6月20日)
現に今、安倍が強行に法案を通そうとしている状況を鑑みれば、更にその先、「徴兵制」が敷かれないとも限らない。この段階でも充分にリアリティのある話だ。何より憲法無視の連中である。何を目論み、何をしでかすかわからない。
《関連》⇒「安保関連法案:徴兵制「違憲判断の変更ない」の未来は?」(毎日新聞 06月19日)


憲法学者の〈左〉長谷部氏、小林氏 〈右〉百地氏、西氏
どちらがまともかは、もう明らか。

《参考》⇒「安保関連法案の撤回を求める長谷部氏と小林氏の発言詳報」(朝日新聞 6月16日)
「特定秘密保護法」の際にはバッシングを受けた長谷部教授だが、まるで改心した(?笑)ような話の内容と、小林教授の“自民党気質”の話が面白い。


続いて、
「安保法案、歴代法制局長官どう見る 4氏が違憲性を指摘」(東京新聞 6月20日)

歴代内閣で憲法解釈の中心的役割を担った元長官がそろって合憲性を否定したというのも大きい。
リンク記事文末の「四氏は、体調や高齢などを理由にコメントしなかった。」を見るにつけ、コメントを寄せた五氏も、立場上あるいは積極的には話さなかったのだろうことが想像できるが、よくぞ言った! という感じである。
だがこうなると、現職の横畠(よこばたけ)裕介内閣法制局長官は余程肩身の狭い思いをするのではないだろうか。

今にして、拙記事「是々非々取引集団 維新の党」で取り上げた動画、「1/2 足立康史(維新の党)《安全保障関連法案》平和安全法制特別委員会 6.12」に登場する横畠長官の答弁が何か意味深なような気がする。(笑)
動画15:00頃より
「別段、私ども、OBとは疎遠になっているわけでは決してございませんで、お話をする機会も時々もちろんございます。諸先輩からはアドバイスもございまして、ま、身体に気をつけて頑張れよと、ということはよく言われております。私からも内閣法制局の名を汚さないように頑張りますと、そういうやり取りは行なっておりますけれども、やはりその、中身の問題ということになりますと、やはりその現職装備(?聞き取り不明)ということで、あまり突っ込んだ話はなかなかしてほしくないと考えております。」



そう言えば、共産党、宮本徹衆院議員の追及 ⇒「安保法案:政府論理の崩壊」はどうなったのか。

>岸田文雄外相は19日の衆院安保法制特別委員会で、他国に対する武力攻撃の発生により、武力攻撃を受けていない別の国の存立が脅かされる、いわゆる「存立危機事態」の実例について、一例も示せませんでした。
>「調べたが、事例はなかったということか」と宮本氏は追及。岸田外相は、「存立危機」を理由に集団的自衛権を行使した国が過去の国連への報告14件の中には存在せず、その他の事例についても「具体的な情報収集をしているわけではなく、例を挙げるのは大変困難だ」と述べ、一例も挙げませんでした。
>宮本氏は、「世界のどこを探しても『存立危機事態』はないということだ」と指摘し、(中略)法案が必要だという「立法事実がない」と指摘。「集団的自衛権行使に道を開くために、空想的観念をつくりあげ、憲法解釈を百八十度変えることは許されない」と法案撤回を求めました。

「外相答弁「存立危機」実例示せず 宮本氏批判 戦争法案「立法事実ない」」(しんぶん赤旗 6月20日)

宮本徹(日本共産党)《安全保障関連法案》平和安全特別委員会 6.19

●動画追加しました。(6/22)

そもそもが実体のない絵空事。無理矢理の理屈で国民の不安を悪戯に煽っているだけだ。


ほか、
「安保関連法案の反対集会に瀬戸内寂聴さん」(NHK 6月18日/動画あり)
93歳とはお元気なことだ。
まさに「殺すなかれ、殺させるなかれという言葉は大事」である。



今後、声明を発信する文化人はますます増えていくのではないだろうか。


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