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『長崎・原爆の日』 それでも安倍は「戦争法案」

2015-08-10 14:56:16 | 政治

毎日新聞より

昨日、『広島原爆の日・平和記念式典』に続き、『長崎・原爆の日』において「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が営まれた。

70回目の「原爆の日」 長崎の1日を追いました。(FNNニュース 15/08/09)


長崎 被爆から70年 平和宣言で安保法案に言及(ANN NEWS 15/08/09)



「長崎原爆の日:平和祈念式典で市長 国会に「慎重審議を」」(毎日新聞 8月9日)

>長崎は9日、米軍が原爆を投下してから70年を迎えた。長崎市の平和公園で平和祈念式典が開かれ、田上富久市長は平和宣言で、安全保障関連法案について「70年前に心に刻んだ誓いが、日本国憲法の平和の理念が、今揺らいでいるのではないかという不安と懸念が広がっている」とし、日本政府と国会に「慎重で真摯(しんし)な審議」を求めた。一方、安倍晋三首相はあいさつで、広島の式典で触れなかった非核三原則を「堅持する」とし「『核兵器のない世界』の実現に向けて、国際社会の核軍縮の取り組みを主導していく」と述べた。安保法案には触れなかった。

>式典は午前10時35分に始まり、安倍首相ら約6700人(速報)が出席。過去最多の75カ国の代表も出席した。米国からはガテマラー国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)が政府高官として初参列した。

>田上市長は、平和宣言で「日本国憲法における平和の理念は、つらく厳しい経験と戦争の反省の中から生まれ、長崎にとっても、日本にとっても、永久に変えてはならない原点」と強調。被爆体験だけでなく、空襲や沖縄戦、アジアの人々を苦しめた戦争の記憶を忘れず、語り継ぐよう訴えた。オバマ米大統領ら各国首脳に被爆地訪問を呼びかけ、日本政府には核抑止力に頼らない安全保障の検討や被爆者援護の充実、被爆者健康手帳が取得できる被爆地域の拡大を求めた。


広島市の松井一実市長が「戦争法案」に触れなかったのとは対照的に、原稿の決定までに紆余曲折があったにせよ、田上富久長崎市長が「平和宣言」でこれに言及したのは大いに評価できる点だ。


安倍総理 「非核三原則」に触れ核兵器廃絶に決意(ANN NEWS 15/08/09)


>あいさつに立った安倍総理大臣は、広島の平和記念式典では触れなかった「非核三原則」について、堅持するとしたうえで、「核兵器のない世界」を目指す決意を示しました。
>安倍総理は、6日の広島の式典ではこれまで歴代総理があいさつに入れてきた非核三原則に触れなかったため、野党などから批判が上がっていました。9日の長崎の式典では、非核三原則に触れたうえで、「秋の国連総会に新しい核兵器廃絶決議案を提出する」と強調しました。



ところが、またその後が悪い。

総理、長崎の会見で安保法案の必要性を強調(ANN NEWS 15/08/09)



>安倍総理大臣は、長崎市で記者会見し、平和祈念式典で田上市長が安保関連法案の慎重審議を求めたことに対し、「戦争を未然に防ぐためのものだ」と述べ、成立の必要性を強調しました。
>安倍総理は、「不戦の誓いや平和国家の理念はこれからも決して変わることはない」と強調しました。さらに、「日本が攻撃を受ける可能性は一層なくなっていく」と述べ、参議院での審議を通じ、丁寧に説明を続けていく考えを示しました。



「被爆者5団体、首相に安保法案撤回を要請」(読売新聞 8月9日)

> 被爆者5団体の代表は9日、長崎市内のホテルで安倍首相、塩崎厚生労働相と懇談し、国会で審議されている安全保障関連法案の撤回を要請した。
>長崎県被爆者手帳友の会の井原東洋一とよいち会長(79)は「安保法案には憲法に反する数多くの問題点や危険性がある」と批判。これに対し、安倍首相は「国民の命、平和な暮らしを守り抜くために必要不可欠なもの」と理解を求めた。


それでも執拗に言い続ける安倍。結局広島のときと同じだ。もう完全に「戦争法案」の虜となり呪縛にかかっている。


1945年8月9日、午前11時02分にアメリカ軍により投下、長崎市上空で爆発した原子爆弾は、プルトニウム239を使用する原子爆弾である。このプルトニウム原爆はインプロージョン方式で起爆する。長崎原爆「ファットマン」はTNT火薬換算で22,000t(22kt)相当の規模にのぼる。この規模は、広島に投下されたウラン235の原爆「リトルボーイ」(TNT火薬15,000t相当)の1.5倍の威力であった。

長崎市は周りが山で囲まれた特徴ある地形であったため、熱線や爆風が山によって遮断された結果、広島よりも被害は軽減されたが、周りが平坦な土地であった場合の被害想定は、広島に落とされた原爆「リトルボーイ」の威力を超えたとも言われている。

これは、実戦で使われた人類史上二発目の核兵器である。この一発の兵器により当時の長崎市の人口24万人(推定)のうち1945年12月までに73,884人が死没。74,909人が負傷し、建物は約36%が全焼または全半壊した。

広島および長崎への原爆投下は、第二次世界大戦後の世界覇権を狙うアメリカが、原子爆弾を実戦使用することによりその国力・軍事力を世界に誇示する戦略であり、併せてその放射線障害の人体実験を行うためであったとされる。(Wikipediaほかより)


原爆投下から15分後に香焼島から撮影されたキノコ雲(Wikipediaより)


一方この日、とんだ“やらかし”があった。

「ディズニー“不適切ツイート”謝罪 長崎原爆の日に「なんでもない日」」(スポニチ 8月9日)

>ウォルト・ディズニー・ジャパンは9日、公式ツイッターが「長崎原爆の日」の同日に「なんでもない日おめでとう。」と投稿し、物議を醸した問題について謝罪した。
>公式ツイッターを更新。「【お詫び】8月9日のディズニーTwitterアカウントからのツイートについて、皆様にご不快な思いをさせてしまう不適切な表現がありましたことを深くお詫び申し上げます。今後につきましては細心の注意を払ってアカウント運営を行ってまいります」と謝罪した。
>問題のツイートは9日午前9時に投稿。「なんでもない日おめでとう。」と日本語でつぶやかれた。「ふしぎの国のアリス」のアリスがケーキを手に「A VERY MERRY UNBIRTHDAY TO YOU!」と書かれたイラストが付いていた。
>「誕生日以外の残り364日」を祝うものだが、この日が長崎原爆の日だったことから「きょうじゃない」「日本の公式がするツイートじゃない」などとインターネット上には批判の声が殺到。公式ツイッターは炎上し、騒動となった。
>9日午後3時には当該ツイートを削除。午後7時すぎに謝罪文を掲載した。




この無神経さは自民党議員に通じるものがある?(笑)
イヴェントを商売にしているなら、きちんと『今日は何の日』くらいNetで確認して仕事に取り掛かったらどうだろうか。
何ともお粗末な顛末だった。




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