白髪頭の独り言パート1

2011年を機会に隠居しようと思ったんですけど、大震災だもの、老け込んでいる場合じゃないよねー。

特別養護老人ホーム。

2011-06-25 | 日記
昨晩は、ホテルでのあるパーティーで演奏をしてきました。


これは、特別養護老人ホーム思行園の20周年記念、新入職員歓迎会のパーティーでした。

歳よりの多い我がバンドメンバーの最大関心事は「2~3000円で遺言書見たいのを書いておくノートが売ってるんだけど、書こうかと思ってる」「お前はそんなに財産持ってるのかー?大体伝える相手は、息子一人しかいないお前なんて、100円ショップのノートに、息子へって書けば済む話だろー」「それもそうだけど、一人で倒れたらどうなんのかなー」「誰か見つけた人が何とかしてくれるんじゃないかー?」「ぽっくり逝けば良いんだけど、周りに迷惑かけたくないんだよなー」「誰だってそう思ってるけどそんな上手く行かないのが多いんだー]「誰か、今日の老人ホームの入居資格を詳しく聞いてくれないかー?」って、こんなんだものー。

仕方が無いので、職員の方に聞きましたよー。
特別養護老人ホームというのは、要介護認定の重度の高い人で、終の棲家というか、ここで人生を終えられるって言う方が多く入園されて何百万も収めて入居する老人ホームとは、一寸違うんです」って言う話を聞き、みんなに伝えたら、みんな、ほっとしたようなというか、嬉しそうな顔をして「それなら、俺も資格は充分だなー、予約してくれないかー?」って。
知るかーい。そんなの自分でやれー」って言いましたよー。

この時期の新入職員歓迎会というのも、やはり大震災の影響で、この時期になったんでしょうねー。

震災では、就職が決まっていたり、社員だった人も会社が流されてしまったり、倒産してしまったりで、入社取り消しや、失業してしまった方々が沢山居る状況ですから、歓迎会をしていただける方々はラッキーですよねー。


パーティーの司会はプロアナウンサーの渡辺祥子さんでしたので、バンドは楽な気持ちで演奏させていただきました。

役目を果たしたと同時に、終の棲家を見つけた感じで、ヨタヨタと帰路に着くメンバー一同ではありました。

       関連  http://ameblo.jp/mossyjazz