思想家ハラミッタの面白ブログ

主客合一の音楽体験をもとに世界を語ってます。

不幸のブログ より 再掲

2021-01-12 13:16:05 | 思想、哲学、宇宙論
https://ameblo.jp/uruseiblog/entry-10383630502.html



例によって太田さんの著書より引用します。




日本列島で育てられた日本人の民族性は、

清明と正直、素直、素朴さを好むようです。




勿論かつての日本人の中には策謀を弄するタイプもいたでしょう。

しかしそうした謀略と陰謀は尊重されず、むしろ、低く評価されるのが常でした。



人間は誰しも自分の癖、自分の理解する範囲でしか

他人や他民族の事を見れないところがありますから

日本人はユダヤの(ユダヤだけでなく一般に世界中の他の民族の)

陰謀、策略について触れることを嫌がる。



これは確かに一応はもっともであり、やむを得ないのです。

けれどもいくら日本人が正直一点張りで通しても

ユダヤの謀略と言う事実が消えてなくなるわけではあり得ません。



民族と民族、国家と国家が戦争状態にあるときは

謀略は作戦の一部となります。



ユダヤの謀略性も実はこの2500年以来ユダヤがゴイム(非ユダヤ人)

全体に対して永久戦争を仕掛けている事の必然的な現象だったのです。



ユダヤの戦争目的はタルムードと旧約聖書に記されています。

エホバの神の命による世界制服であり

非ユダヤ人(ゴイム)の家畜化です。



しかしこの戦争目的をゴイムの前で公言することは

はばかれる。




このために真の目的は仲間内だけのことにして

外部の人間には秘密にしておかなければなりません。



ここに陰謀の必要と必然性が出てくるのではありませんか。

ウソをつくことが彼らの生活の不可欠の一部となるのです。



つまり彼らの倫理道徳は見事にユダヤの内側と外部に対するものの

二重生活で機能しているのです。



この道徳の二重性は多かれ少なかれ

日本人を含む全ての民族に見られるとはいうものの

ユダヤはこれを究極のところまで完成させたのです。



真の目的を、外部に対して厳重に秘匿するためには

彼らはユダヤ民族その物の内部に

複雑怪奇なまるで一大軍団にも似た

階層構造を作らねばなくなります。



全てを知り、全てを操り、演出し、指揮する

闇の中のユダヤ地下指導部と軍隊式の組織。

そしてフリーメーソンのような

非ユダヤ人(ゴイム)を利用する組織。



外部から見ると何が何やらわけが解らない具合に

カモフラージュされていますが、これを

ユダヤの中心部から見れば、まったく整然と彼らの

究極目的に向けて組み立てられているのです。



日本人には一番苦手な話であっても

これを理解しなければならないときが来たのです。

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太田さんは日本人の民族性を

清明と正直、素直、素朴と表現していますが



その民族性故に日本人は

他の民族からの悪意には極端に疎いと言う弱点を持っているようです。



いつも言っている事ですが



「自分はそんなずるいことはしない。

自分はウソをつかない。」



そういう人間は他人の悪意やウソに簡単に騙され、

それでも尚且つ他人を信じてしまうのだと思います。



そしてそんな民族である日本人の弱点をついて

見えない戦いを仕掛けてきているのがユダヤ・メーソンと

その傀儡となっている朝鮮半島関係の人間達です。



ユダヤにしてみればKCIAなどはこの上なく

おあつらえ向きな日本へのスパイです。



朝鮮関係者は外見も日本人に似ていますし、

後は言葉をしっかりと覚えれば

特別なスパイの知識なくても日本に紛れ込んでしまう事は出来ます。



日本人社会の甘さとしての外国人に優しい環境、

そして他人の行動に干渉しないと言う都会の環境を巧みに利用して



ユダヤカルトの傀儡である朝鮮半島からのスパイは

日本にドンドンと入り込んでいるという現実もあります。



そして更にユダヤ・メーソンにとっておあつらえ向きだったのは

日本国内にはそんなスパイ達を

援助する事の出来る人間達が存在していたことです。



(というか、計画的に日本へと誘導されたと言うのが正しいのでしょうが。。)



一つ目には日本人の中のユダヤの傀儡である人間達

(創価学会・統一教会を中心に)

そして二つ目には在日朝鮮関係者の存在です。



おなじ朝鮮半島を引くもの同士の血の絆を

ユダヤは巧みに利用して日本侵略への

布石としてきたのだと思います。



そして朝鮮半島共通である反日教育は

そんなユダヤの朝鮮民族への洗脳の一種だったのかもしれません。



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ユダヤが策略を計るようになったのは

やはりその生活環境とは無縁ではないと思います。



常に敵が国境の横には存在していて

何度もそんな人間達に虐げられ

時にはそんな人間達に支配され続けると言う歴史。



そんな中で彼らが民族として生き延びるためには

表立って戦うのではなく策略にかけて内部から崩壊する

そんな手段を自然と身に付けていったのかもしれません。



時にはアッシリアに時にはバビロニアに

そして一般大衆に、巨大な驚異に晒される度に

その謀略を内に秘めて生きていくようになったと言われるのがユダヤ教徒。



その意味ではユダヤの傀儡となって今日本を苦しめている

朝鮮半島関係者も彼らユダヤとは共通点が多いです。



隣には常に中国と言う大国が存在していて

(明・清・宋その他)

北らはロシアが睨みを利かせていて



時には日本と連携しその後独立した後は

アメリカとロシアの冷戦の代理戦争をさせられた。




似たような境遇の中で培った意識そして

同じような境遇だったユダヤが彼らに与えた知識や策略

それを引っさげて彼らは今日本に立ちはだかっているのだと思います。



彼らの策略を援助するように彼らにユダヤが与えた武器は

未だに日本では公式に認識されていない

超低周波、マイクロ波、超音波、

時には医療用のX線やガンマ線、のようなユダヤ独自の電磁波兵器の技術



そしてこれも恐らくはユダヤが敵対する人間を

葬るために使っていると思われる

人間心理を心理学を利用して誘導するギャングストーキング

(日本では集団ストーカー)と言われるものです。



表立って日本人に戦いを挑めば

それは戦争に繋がります。



日本の世論も黙ってはいませんし

世界からの圧力も掛かることでしょう。



でも彼らは策略をそのまま実行すれば良いわけです。



与えられた武器も策略を実行するためには

うってつけのものです。



即効性はなくてもネットワークを使えば

多くの人間を死へと追いやることも出来ますし



科学力や医学知識で多くの日本人を

合法的に抹殺することも出来ます。



年間3万人以上の自殺者の中に

一体どれだけ奴らの犠牲者がいるのか



そして年間数万人と言われる行方不明者の中には

一体どれだけ事件に巻き込まれた人間がいるのか。。



遺体が見つからなければ殺人事件でもそれは事件と

認識されることはありません。



おまけに人身売買で消えていく女性も結構の数のようです。



彼らはどうせ滅ぼす予定の日本ですから

ばれる事がなければ何をしてもかまわないと思っている節もありますし



ユダヤや朝鮮関係者にとっては

日本人はユダヤの言うところのゴイム(家畜・奴隷)で、

奴隷や家畜と一緒だと教わっているのかもしれません。



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太田さんがユダヤの二重性に触れていますが

これこそがスパイといわれる人間の原点だと思います。



特殊な任務、組織の秘密を守るためには

一般人の目を欺く事が不可欠です。



その正体がばれてしまえば

その時点でスパイは任務終了です。



任務を全うするためには

完全な二重生活を強いられることになります。



表では一般人を装いながら

しっかりと裏ではその役割を果たしていく。。



そしてよく映画やドラマに出てくるようなスパイは

例え相手が妻であってもその正体を隠して生活を続けているわけですが

あれこそがスパイの典型的な姿だと思います。



日本はスパイ天国だと言う話をよく聞くかと思いますが

それは日本の現実の姿でもあるようです。



現に北朝鮮拉致被害者は

北朝鮮のスパイと言われる人間達の手によって

次々とさらわれたわけです。



そしてそれだけ簡単に誘拐されると言うことは

日本のスパイ包囲網は無力だということになります。



スパイが敵国に送られるときに

一番最初に学ぶことは敵国の言葉と習慣です。



旨くもぐりこんでも、そこで外国人である事がばれれば

ある種の警戒を受ける事になるからです。



まずは環境に溶け込むこと

そのために敵国の言葉を不自由なく使うことは彼らには必須です。



その状態で入り込んできたスパイ達は

教育も行き届いていますし

恐らくは外見的に見込まれて

敵国の国民に成りすましているのですから



判別は簡単ではないと思います。



ただ、困ったことに今の日本は外人天国になっています。

中国人や朝鮮人、更にはフィリッピンにブラジル。



こうなると外人である事が警戒の対象から外れてきます。



正式な訓練を受けたレベルの高いスパイでなくても

今の日本のような状態になれば

いつでも潜りこみ放題だと言うことです。



そしてそのことが災いして日本は今のような状況に追い込まれた。



日本国内で血の繋がりや拘り含めて

多くの協力者を味方に付けた朝鮮スパイはやりたい放題。



そして日本には協力者は入り放題

そして日本は実質的に侵略される。。



それが近い未来の日本の現実ではないかと想像しています。



そしてその人間達に便宜を図り、

不法入国の人間ですら日本で権利を行使できるような

そんな社会にしようとしている人間達が今政権をとっている。。



それがどれだけ危険な事か

想像がつきませんか?



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秘密組織にありがちなのは

徹底した階級社会です。



それは言ってみれば軍隊と同じものです。



指揮系統があってそれに従って人間は動く。

ユダヤに関しては少なくともそんな制度が存在しています。



ただ、彼らは自分達の策略を世界の非ユダヤ人に知られては困ります。

自分達の手を汚すことなく事を進めるためにも

非ユダヤの人間を使用することで自分達の実態を隠しているわけです。



そのために利用されているのが

フリーメーソンであると言われています。



そして傀儡となっている人間達は

勿論報酬があるでしょう。



それはユダヤの手によってバックアップされた

社会的地位かも知れませんしお金かもしれません。




そしてそんな人間が日本の中にも山ほど存在している

そして更にはユダヤの傀儡である朝鮮半島の人間が存在している。



二重三重の張り巡らされた包囲網、

そして困ったことに陰謀や策略を意識しない日本人の民族性が災いして

日本は今窮地に追い込まれているのです。



太田さんを学びましょう。ユダヤを学びましょう。



更にフリーメーソンを理解する事が

今の日本の実態を理解する大きな手がかりとなるはずです。







「パンデミックをつくったのは誰か」

2021-01-11 12:44:37 | 思想、哲学、宇宙論


「パンデミックをつくったのは誰か」
https://wirelesswire.jp/2020/04/75135/


2020.04.14

Updated by Chikahiro Hanamura on April 14, 2020, 12:30 pm JST





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だれもが同じ方向を向いているとき

今やどこを見ても人々の口からは新型コロナウイルスの話題しか出てこない。各種の大手メディアやインターネット、SNSではこのウイルスの話題以外はすっかりと姿を消した。未曾有のパンデミックに対していかに立ち向かうことができるのかに世界は完全に頭を悩ませている。この緊迫した事態は予断を許さず、パンデミックに一丸となって立ち向かう流れに逆らうような態度は許されない。そんな空気が世界中に漂っている。

「まなざしのデザイン」などを研究している立場としては、こういう状況こそ注意深くなる。ある状況に対して社会全体が同じ方向からまなざしを向けてしまう時に盲点が生まれるからだ。この新型コロナウイルス現象が発生してから、特にその報道や情報の出方、人々の反応や拡散の仕方を冷静に観察していたが、一連の流れにはずっと違和感を覚えていた。世界中の人々のまなざしが、まるである補助線に沿って導かれているように一つの方向へと見事に収束していくようなのだ。その流れの中にいると、様々な人々が様々な角度から様々な意見を表明しているように見える。だが少し離れて眺めると、実は視線が全て同じ方向を向いているのに気づくだろう。それはこのウイルス拡散という危機的な事態によって、いま世界中が死の恐怖と絶望に陥っているという認識である。

情報というのは“誰かが何かにフォーカス”することで生まれる。その情報は意識されなければ存在しないに等しいが、一度意識し始めると風景の全てがその補助線に沿って並べられる。目に見えない「新型コロナウイルス」という存在の情報を意識した途端に、昨日までと同じ風景にもかかわらず、すべての受け止め方は急変しパニックになる。大勢がその反応を示し、それが何度も繰り返されているうちに、次第に揺るぎない“現実”として振る舞い出すのである。

多くの人に現在共有されている一般的な考えを整理してみると、第一にこの新型コロナウイルスの流行は現在全世界に襲いかかっている未曾有のパンデミックであり、極めて危機的な状況であること。第二にこの新型コロナウイルスは感染力が強く、その対策として開発中のワクチンが有効であろうこと。第三に今回の事態が収束したとしても経済崩壊は避けられず、世界が大きく変わってしまうこと。多くの人の中で共有されていることは、概ねこのようなものではないのだろうか。

もちろんこの新型コロナウイルスの感染で死者が出ているのは事実であり、それに対する対策はしっかりと立てねばならない。しかしその前に確かめねばならないのは、今回の新型コロナウイルスの流行がここまでのパニックを起こすような「絶望的な状況」なのかどうかである。もしそうでないのであれば、これほどの騒動が起こっているのはなぜだろうか。そしてこの騒動によってこれから何が起ころうとするのだろうか。それを考えるには、たとえ馬鹿げていると言われることであっても、あえて問題の渦中から抜けて別の角度から補助線を引いて考えてみる必要がある。

無論、いたずらに人心をかき乱すことは本意ではないが、今すでに私たちの心の中はかき乱されている。そこに別の補助線を引くことで私たちが考える選択肢が増えるのであれば、一笑に付されても試してみる価値はあるだろう。そこに社会からはみ出したトリックスターの役割があり、そのアウトキャスティング思考による想像力を担保する余裕はどんなに厳しい時代であっても必要だからだ。

インフルエンザはなぜパンデミックにならないのか

まず医学的側面から考えてみたい。周知の事実だが、ウイルスは細菌の50分の1程度と非常に小さく、自らの細胞を持っていない。そのため他の細胞に入り込んでしか自己増殖できず、動物細胞に侵入したウイルスは細胞の中で自分のコピーを作って増えていく。そして重要なことだが、ウイルスそのものは私たちの日常生活のなかのごくありふれた存在で、多くのウイルスは野生動物や家畜、そして人の体の中に様々な細菌とともに既に共生している。というより、私たちの身体はこうした微生物なしでは成り立たない。

コロナウイルスも自然の中にいるありふれたウイルスの1つである。歴史の長い間、コロナウイルスはずっと人とともにあったのだが、60年ほど前に“発見”されてから私たちの“意識に上る”ようになった。何種類もあるコロナウイルスの仲間による感染症もありふれたものであり、日常的にかかる風邪の10-15%程度は、コロナウイルスによって引き起こされている。

今回の“新型”コロナウイルスのように重症肺炎の原因となり、感染者を死に至らしめる可能性のあるものはコロナウイルスとして発見されて以来、SARSやMERSに続き今回の“COVID-19”で3度目とされる。ウイルスは世代交代しながら突然変異を繰り返して、重篤な症状を起こすように変異したというのが主な見方である。

厚生労働省の報告によると2020年4月11日の段階で把握されている日本における今回の新型コロナウイルスによる累積の感染者は6,005人、そのうちの国内の死者は累積で94人となっている。この感染による初の死亡者が出た2月13日から2ヶ月の累積だとすると、1日平均でに1.56人が亡くなっており、もしオーバーシュート(感染拡大)しなければ、日本では1年で560人程度が死亡することとなる。

ではそれは他のウイルスと比べて死亡者が多いのだろうか。例えば同じウイルスの代表であるインフルエンザ。日本では、2018年には3,325人がインフルエンザで命を落としたとされている。2017年の統計で見ると、インフルエンザで亡くなったのは2,569人(1日平均で約9.1人)、結核で亡くなった方々は2,306人(1日平均で約6.3人)、感染性胃腸炎で亡くなった方々は2,320人(1日平均で約6.4人)となっている。新型コロナウイルスの今後の死亡者数の行く末にもよるし、単純な比較にはならないかもしれないが、現段階ではインフルエンザの方がはるかに死亡者の数が多いことは分かる。

米国ではインフルエンザウイルスが原因で毎年少なくとも12,000人以上が死亡していると報じられている。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の報告によると特に2017年から2018年にかけてはインフルエンザウイルスの患者数は4,500万人に上り、61,000人が死亡したとされている。これほど多くの人が亡くなっているのに、インフルエンザウイルスにはなぜWHOはパンデミック宣言を出さなかったのだろうか。もちろん統計だけは全てではないし見方も様々なのだが、どの国でもコロナウイルスで死亡する人と比較して、通常のインフルエンザで多くの人が死亡している。だがなぜ今回の新型コロナに対してだけフォーカスしてWHOはパンデミック宣言を出したのだろうか。

新型コロナが原因なのか

考えられるのは今回の新型コロナウイルスの特徴として非常に感染力が強いことである。そのため無症状の感染者が17.9%だとはいえ、感染が拡大すれば死亡者数も加速していくという恐れはある。しかし厚生労働省のサイトには新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解として、このように示されている。

「これまでにわかってきたデータでは、感染が確認された症状のある人の約80%が軽症、14%が重症、6%が重篤となっています。しかし、重症化した人も、約半数は回復しています。」(下線部原文ママ)

つまり、医学的には感染者の80%が軽症であり、重症化した人の半数つまり7%は回復している。ということは新型コロナウイルスにかかっても約87%の人は回復すると統計は示しているといえる。

もちろんこれは統計上の話で、感染した方々は大変な思いをされているし、死亡者も出ているのは間違いない。だからこんな反論をしたくもなる。実際に中国やイタリアやイランでは大勢の死者が出ているではないか。それはどのように説明するのだ。やはり今回の新型コロナウイルスは、インフルエンザよりも非常に危険であり、感染力も致死率も高いのではないか。そうやって甘く見ていると感染が拡大し取り返しのつかないことになるのではないか。

確かに大勢が亡くなっているように見えるが、留意せねばならないのは、亡くなった方々が新型コロナウイルス“だけ”が原因で死亡したと本当に言えるのかどうかである。どんなウイルスや病原菌であっても、常に危険にさらされるのは、高齢者のような免疫が元々弱っている方々や、特に持病がある方々である。インフルエンザも近年の死亡者の8割以上は65歳以上の高齢者であるが、今回の新型コロナウイルスでもヨーロッパで死亡した人のうち95%以上が60歳以上だとWHOは4月4日に発表している。米国での死亡者数が多いのはワシントン州カークランドの老人ホームというクラスターで亡くなった高齢者たちも要因の一つである。

スイスのザンクトガレン州立病院の感染症専門医のピエトロ・ヴェルナッツァ博士はそのインタビューの中で、「Science」誌に掲載された研究から、中国で死亡した患者の90%は70歳以上であり、50%は80歳以上であることは確かであるという部分を引用している。またイスラエルの元保険省の局長でテルアビブ大学医学部の副学部長も務めたヨラムラス博士も、イタリアは元々呼吸器系の問題で非常に罹患率が高く、他のヨーロッパ諸国の3倍以上であり、コロナウイルスによる死亡者の年齢の中央値は81歳で、非常に高齢で衰弱している上、喫煙者も多いと3月22日のGlobesでのインタビューで答えている。

WHOも新型コロナウイルスで死亡した人の約80%は、少なくとも一つの基礎疾患があるという発表しているが、加齢や持病が以前から免疫システムに負荷をかけていて、感染した時点ですでに弱っている可能性の方が高い。そうであれば、社会全体の活動を制限するよりも、重症になる可能性の高い特定の人々に最大限集中して冷静に対策を立てることの方が重要なのではないか。しかし今や社会はヒステリックな反応をしながら、あらゆることが新型コロナウイルスの感染の恐怖という一つの補助線に沿って情報拡散されているように見える。その状況に疑問を感じる専門家が世界にはわずかながら増え始めている。

社会の崩壊によって何が起こるか

ウイルスそのもの以上に深刻なのは人々のパニック反応と、人々の孤立と分断によるストレスと不安、そしてその結果として生じる経済と社会の崩壊だ。冒頭の第三に挙げた、「今回の事態が収束したとしても経済崩壊は避けられず、世界が大きく変わってしまう」ことは、ウイルスを恐れてパニックに陥った私たちが自らの活動を制限するほど進行していくだろう。今、大手メディアから聞こえてくる声は、口を揃えたかのように自粛や制限の大合唱だ。まるで唯一の具体的な対策として、活動を制限し人と会うことを避けるしかないという風潮である。だが封鎖し隔離することは、本当に感染者や死者を減らすのに有効なのだろうか。例えばフランスでは国家封鎖を開始した3月17日には感染者が9,134人で死者は11人だった。しかし厳密に封鎖しているにもかかわらず、その3週間後の4月10日には感染者は124,869人になり死者も13,197人にまで増えている。実態はよく分からないが、数字の上だけでも妙な違和感は感じないだろうか。

個人的な立ち位置としては、これまでの資本主義経済に基づく人類の経済活動に対しては、人の生き方としても地球環境に及ぼす悪影響という意味でも限界に来たと考えている。だから今の経済を自制的に縮小方向へ転換することには賛成だ。このネガティブの経済学もそうした意図の下で綴っている。実際に生産活動や観光行動を少し控えたことによる地球環境の改善の報告も耳にする。だからこうした機会は、私たちの経済の偏りや文明の歪さに対してまなざしを向け直すよいタイミングになると強く思っている。

しかし一方で、今回の騒動はあまりにも過剰な反応であると感じている。これまでも度々見られたようなウイルスの流行というある特定の情報がフォーカスされることで、世界中がまなざしを向け、異常なまでに恐怖と混乱の反応が起こる。そして半ば強制的に経済活動を縮小させられる事態が広がることに、別のスケールの意図が見え隠れするように思える。

特に欧州各国では、パニックが広がり、足並みを揃えて都市封鎖や経済活動を低下させることで、世界市場でもこれまでにないぐらいに落ち込んでいるようだ。観光産業やエンターテインメント産業などの集客産業だけではない。中小企業や小規模なスタートアップ企業、小売商店などはすでに苦境に立たされているか、今後消費が落ち込むことでさらに苦しくなるだろう。そのうち大企業も危なくなり、株価もどうなるかは分からない。

特に深刻なのは、非正規雇用やアルバイトなど安定した職につけない社会的弱者である。休業になればアルバイトの人はどうやって家賃を払うのか。ネットカフェに寝泊まりするしかない人は急に閉鎖されるとどこで眠るのか。むしろ感染して死に至るよりも、急激な社会変化による経済苦で死に至る数の方が、これから深刻になるかもしれない。

こうやって人々がバラバラにされ、不安と不信の中で消費が落ち込んでいくとスモールビジネスやファミリービジネスはどんどん潰れていく。そして企業も経営的に破綻し、経済と社会が崩壊してしまった後に、一体誰が利益を得るだろうか。それはおそらく資金力を持ったグローバル企業であろう。中小企業が培ってきた技術や設備、不動産や人的資産を安価で根こそぎ手に入れるであろうことは想像に難くない。ましてや今回のような世界規模のスケールで人々がパニック反応を起こした結果、誰が追い詰められ、誰に対して利益をもたらすのかは明白だ。実際にこれまでも金融や経済の操作によって、特定の人に利益が集まっていく状況は何度も経験してきたはずである。私たちが過剰に騒ぎ立てて混乱を起こし、不信と不安が広がることで社会が壊れるほど、ますます得する者がいることは確かである。

もしパンデミックを演出するなら

とはいえ、もし医学的に大きな問題にならないウイルスであったとしても、確かに中国やイタリア、イランなどの状況は深刻なように見える。他国と比べて死者も急増しているのも事実だからだ。しかしそれらの国々で流行しているのは、そもそも他国で流行しているものと本当に同じウイルスなのだろうか。より強力なタイプのように思える上、政府高官から感染したイランのように、感染の経路や拡散時の状況には奇妙なものがある。苦境に面している国々の顔ぶれを見ると、世界の政治的なパワーバランスが関係していると勘ぐりたくもなるラインナップに見えてこないだろうか。

新型コロナウイルスが人工的につくられたという報道も一時見られたが、もし仮に、ウイルスそのものよりも今回の一連の騒動が“偶然”発生したのではなく、“演出された出来事”であるというように考えてみれば何が見えて来るだろうか。つまり「人々のまなざしをデザインする立場」から、今回の一連のパンデミック騒動について思考してみるのである。起こっている出来事を「起点」から考えるのではなく、「終点」から考えてみると、これから起こる出来事もある程度予測ができるようになる。だからこんな事態に不謹慎だと怒られる空気を無視して、もし自分が何らかの意図をもってこのパンデミックという現象を演出する立場だったら一体どういう手順を踏むのかを思考実験してみる。

当然だがまずはじめにウイルスの情報が必要だ。ウイルスはインフルエンザのようなありふれたものよりも、コロナのように過去にパンデミックを起こした実績のあるものの方が情報としてフォーカスしやすい。エボラ出血熱のような強力なウイルスにフォーカスするのも良いかもしれないが、地域性も強いため拡散する可能性としてリアリティは低い。そして実際には大勢死なれると都合も悪いので、感染力は強いが致死率は低いものが良い。その方がもし感染すると死ぬかもしれないという恐怖だけを伝播できる。

特に今回の「新型」のようにこれまでに無かった強力な感染力を持ったものは好都合だ。実際にターゲットとなるウイルスに加えて、その他のウイルスや実験室でつくられた強毒性の強いものがいくつか混ざっても、同じウイルスの仲間として見分けがつかないかもしれない。

次に発生源の情報はどこが良いだろうか。自然に起こってもおかしくないような場所を選びたい。中国の武漢のような都市は好都合だ。そこそこ規模も大きく、またハクビシンやセンザンコウのような動物を食べる独特な食文化もあるので、ウイルスが自然に人に感染してもおかしくはない。中国はFacebookのようなSNSは規制されているし、当局が情報統制するため諸外国に真実が伝わりにくいので、それも好都合だ。

ではその情報を流行させる時期はいつが良いだろうか。リーマンショックが起こった2008年と比べると、今はスマホとSNSが深く人々の生活に浸透し、世界中に情報拡散できる条件は整っている。そしてこの10年ほどの間に世界中を覆い尽くした観光産業による大規模な人の移動は、感染する危険性に対する不安をいとも簡単に広げる。しかも今や経済はすっかりと観光に依存しているため、感染のパニックは移動を制限し経済崩壊へとつながるだろう。さらにいうと、ここ最近は映画やドラマや物語の形を借りて、こうしたパンデミックが起こった場合に人々がどう反応するのかは、大勢の頭の中にあらかじめイメージとして埋め込まれている。だから一度情報が広まると、恐怖と不安は勝手に伝染していく。

特に昨年は米中貿易戦争やEUの弱体化に見られるようにポピュリズムと自国ファーストの風潮が最大限高まり、人々の連帯は薄れている。不安が広がる準備が万端に整った時に、“偶然”に発生したウイルスの情報にフォーカスする。大手メディアはショッキングなニュースには飛びつきがちなので、連日取り上げれば人々は確実に注目し始める。そのタイミングで、強力なウイルスがピンポイントで要人や有名人などに感染するとさらに混乱が広がるだろう。そうなると都市封鎖などを招いて経済活動も低下させられるかもしれない。危険性について警告を唱える学者や専門家のメディア露出を増やせば、ただごとではないというトーンで情報が流れる。それが何度も繰り返されるほど人々はさらに不安に陥る。こうやって情報を適切なタイミングでタイムラインに乗せていけば劇的なパンデミックが次第に現実感を増していく。

単純な思考実験だが、もし自分がこのパンデミックを演出する立場であれば、こうしたプロセスを踏むだろう。こうしたことを述べると、おそらくフェイクニュースや陰謀論と言われて一蹴されることは分かっている。確かに、このような騒ぎを企む“悪い奴”が向こう側にいるという短絡的な対立構造は人を不信にし、かえって混乱を招く危険性があることも承知している。実際として、こういう意図をもってパンデミックを演出する「誰か」が存在するのかどうかは分からないし、それは特定の誰かと指せるようなものではないのかもしれない。もし仮に誰かいたとしても表には見えるようなものではないだろう。映画に没頭していると、その映画を作った人に意識が向きにくいように、騒動の渦中にいるとその騒動を仕組んだ誰かにまなざしは向きにくい。

一方で我々が考えているほど、世界を動かす力学は単純ではない。この情報化社会の中では、何を“ファクト”として、何を“フェイク”とするのかの境界は曖昧である。私たちが真実や嘘としていることの多くは目にしたものではなく、何かの媒体で得た“情報”であることがほとんどだからだ。特に今回は目に見えないウイルスが相手である上、遠く離れた世界の実態は何らかのメディアから発信された「情報」に頼るしかない。

だが、どのような情報をどのように報道するのかは“誰か”が決めているのである。だから流れて来る情報をそのまま事実として受け止めても良いのかどうかは考えねばならない。私たちの受け止め方や見方が、このパンデミックという現象をつくるのに加担していないとは言い切れない。騒動とは一人の人間が作るものではないからだ。

事実とは見方によって大きく変わる。トンキン湾事件のように真実とフェイクは時として正反対になることがあるのは歴史の中ではよくあることだ。不安が広がっている時には、人はネガティブになるだけでなく簡単に騙されるものだ。しかし人は自ら一度信じ込んでしまったものを、改めて“嘘”や“誤解”であったと見なすのには勇気と証拠を必要とする。急速に伝染した恐怖と不安に疲れた今だからこそ、そもそもの前提を冷静に見つめ直し、自らの認識に修正をかける必要はないのだろうか。

パンデミック後の世界

もしこの思考実験をさらに進めるのならば、次に何が起こるかが見えて来る。このような世界レベルのパンデミック現象を演出しようとするのであれば、それ相応の見返りが裏側にないと動機にはなり得ない。だから、もしそれを企んだ者がいるとすれば、問題を起こして人々をパニックへと導いて、それで終わりということはないはずだ。その後で、必ずやって来てこう言うだろう。「この危機的な事態を乗り越えて元の世界に戻るにはこの方法しかない」と。そしてきっと素晴らしく見えるソリューションを提示するはずだ。

恐怖に怯え、不安に駆られた人々には、もう判断力が弱っている。藁をもすがる気持ちで差し伸べられた手を取るだろう。だがその安心感の見返りとして一体何を要求されるのだろうか。それは便利さや救済を表面上は装ってはいるが、相当高価な代償にちがいない。もしその救済者が積極的に騒ぎを企てたものであったのならば、私たちの生活や状況が今よりも良くなる方向であるはずはない。これまで以上に私たちから利益を得るために、不安に陥れした上で助けるフリをするのだから。

問題を起こして人々の心を揺らがせ、そこに颯爽と救いの手を差し伸べる手法。それは詐欺師の手口から果ては悪魔の取引まで、人のまなざしをデザインしようとする者が使う常套手段の一つである。ただ、今回の世界的なパンデミックのような規模で展開されると、それがたとえ仕組まれたものであっても信じがたい。「大きすぎる嘘はバレない」のである。だが、もし仮にそうであったとしても、私たちがこの問題に対してパニックを起こさず冷静に対処するならば、その先の手口は意味をなさなくなる。

少々悪ノリして荒唐無稽な物語にまで想像力を膨らませたが、本意としては陰謀論を語ることにあるわけではない。悪事を企てる者がいてもいなくても、問題をさらに悪化させるのは私たちの恐れや感情的な反応、そしてパニックである。目に見えないウイルスは人々がパニックに陥るには最大の感染力を持っているが、ウイルスは単にそのパニックの対象物の一つに過ぎない。その対象は気候かもしれないし、大量破壊兵器かもしれない。今度は隕石かもしれないし、宇宙人かもしれない。絶えず問題は起こるのだが、起こる対象物は何であれ、それに対する私たちの反応次第でその次の結果が決まるのだ。だからこそ私たちはこの状況に対して、空気に飲まれず、感情的に反応せず、冷静に真実を見つめながら、適切な対処をしていく勇気を持つ必要がある。

新型コロナウイルスが医学的にどういう危険度を持っていようと、社会的にはパンデミックという現象は既に起きてしまった。この後に私たち自身がどういう選択をするのかが重要である。この混乱を利用しようとする狡猾な者の甘い言葉に乗ると、矛盾に満ちた私たちのこれまでの社会システムを、さらに加速させるソリューションを選択することになるだろう。それは、これまで以上の便利さや快適さを常に求め、私たちの欲を回転させ、同時に不安と不満足を膨らませながら、富の格差の拡大に加担し、加速する消費と生産のサイクルに、時間もエネルギーも搾取され消耗し、身心の健康にも他の生命にも地球にも負荷をかけるような世界である。

しかし一方で、今回の騒動をきっかけに私たちは新しい道へ踏み出すこともできる。それは自分の愚かさを常に戒め、既にあるモノや少ないモノでも満足して最大限の喜びを感じ、五感の刺激を追い求めず、できるだけ心穏やかに暮らし、他の生命を平等に慈しみ、ウイルスも含めた全ての生命と共存する覚悟を持ち、困難な状況があっても感情的に反応するのではなく、智恵を分け合い、人々と協力する世界である。その一歩として、これまでの自分のあり方を見つめ直すという、自らへの“まなざしのデザイン”が今こそ必要ではないだろうか。

新型コロナのウイルスは存在する?

2021-01-10 14:10:24 | 思想、哲学、宇宙論
http://tanakanews.com/200708corona.htm


新型コロナのウイルスは存在する?
2020年7月8日   田中 宇


徳島大学の大橋眞・名誉教授は、新型コロナウイルスをめぐるおかしな点を日本で最も大胆に指摘・公言している免疫生物学の専門家である。彼は今年3月末以降、ユーチューブで「学びラウンジ」のチャンネル名で、新型コロナの問題について分析・指摘する動画を頻繁に配信している。3月末からの約百日間に68本を配信しており、日刊に近い。私の理解では、彼の指摘の最重要なものは「世界が新型コロナウイルスを特定しているやり方がおかしい」ということだ。 (大橋眞 学びラウンジ) (名誉教授 : 大橋 眞)

新型コロナの感染者を判定するために世界的に行われているPCR検査は、感染が疑われる人の気道の体液の中に「基準となる新型コロナウイルスの遺伝子配列」と同じ配列の遺伝子があるかどうかを測定する。この「基準となる遺伝子配列」として世界的に、中国の研究者たちが今年1月末に医学雑誌ネイチャーで発表した論文(A new coronavirus associated with human respiratory disease in China。以下「中国論文」)に載せた遺伝子配列が使われている。この論文に載った遺伝子配列が、新型コロナを判定する世界的な基準として使われている。 (A new coronavirus associated with human respiratory disease in China) (コロナ騒動と集団感染)

この論文は、昨年末に武漢で肺炎を発症した患者の肺から採取した体液に含まれる各種のウイルスや菌などが持つ膨大な数の遺伝子の中から、SARSやコウモリのコロナウイルスなど、既存の類似のコロナウイルスの遺伝子配列に似たものを取り出し、それを新型コロナウイルスの遺伝子配列だろうと結論づけている。(論文はこの結論を、断定でなく推定している) (中国に出現した新興コロナウイルスのゲノム配列)

大橋氏は、この論文に載っている遺伝子配列の決定手法が適切でないと主張・指摘し続けている。患者から採取した体液の中には無数の遺伝子がごたまぜで入っている。それをそのまま調べるのでなく、まず新型コロナであろうと思われるウイルスをごたまぜの中から分離(単離、クローン化)してから調べないと、何の遺伝子を調べているのかわからなくなる。分離したウイルスが本当に新型コロナであることを確認する同定作業(すでに発症して治癒した人の抗体が含まれている血清によって、分離したウイルスが中和・無力化されることを確認する作業)も必要だ。それらをせず、採取したままのごたまぜの体液からそれらしい遺伝子を取り出しても、それは新型コロナでなく、似たような、元から体内にある多くの種類の常在性のコロナウイルスの一つを取り出して「これが新型コロナの遺伝子だ」と決めつけてしまう間違いをおかしかねないと大橋氏は指摘している。 (新型コロナは、病原体確認の鉄則コッホの4原則を満たしていない) (コロナ騒動の原点は、PCR検査 ゴジラvsモスラの世界)

常在性ウイルスは多くの人の体内に生まれつき存在し、他人に感染する性質のものでない。何らかの理由で免疫が低下すると、体内の常在ウイルスが増殖して肺炎などを起こす「日和見感染」があり得るので、それが新型コロナの症状とされるものの本質でないかとも大橋氏は言っている。無数にある常在ウイルスや一般のコロナウイルスは、病原性がとても弱いのでほとんど研究されていない。 (コロナ騒動は、常在性ウイルスをPCRで検出するというトリック)

大橋氏はまた、ネイチャー掲載論文に書かれた、中国の専門家たちが患者の肺の体液から新型コロナウイルスを抽出した「ショットガン・シーケンシング」と呼ばれる、遺伝子配列の新しい決定手法について疑問を持っている。 (新型コロナ対策に必要な免疫とは)

従来の配列決定方法は、まずごたまぜの体液の中からウイルスや細菌などを分離し、それが探していた病原性のウイルスなどであると同定してから配列を決定するが、この分離と同定の作業はウイルスなどの培養・クローン化が必要で、何週間もかかる。しかも、多くのウイルスなどは分離同定が困難・不可能で、分離同定できるのは全体の一部だけだ(ウィキペディアによると細菌などの場合は1%)。これらの問題を乗り越えるために2000年ごろから出てきたのがショットガン・シーケンシングで、対象の液体の中にあるすべての遺伝子を抽出し、その全体像の中から対象のウイルスがどれであるかを推定し、その遺伝子配列を特定するやり方だ。 (メタゲノミクス - ウィキペディア)

ショットガン・シーケンシング法は、対象のごたまぜ液体中のすべての遺伝子を抽出するために、まず遺伝子配列を一定の短さに細切れにして、両端に細工を施し、その細工を頼りに細切れのものをコンピューター上でつなげて元々の何本もの配列を再現する手法をとる。これは、ショットガン法の分析機械(米イルミナ社のMiniSeqなど)が採用している、分析作業の効率を上げるための仕様だ。大橋氏は、この仕様を指して、無数の種類のウイルスがごたまぜになっている体液のRNAを寸断した後に適当につなげ、実際には存在しない架空の遺伝子配列をコンピューター上で作り上げる(捏造する)作業だと指摘している。中国の専門家たちがネイチャーに掲載した新型コロナの遺伝子とされるものは、実のところ、何種類ものウイルスの断片を無理矢理につなげた「キメラ遺伝子」だとする指摘だ。 (新型コロナウイルスは、存在しない。その正体は常在性ウイルスのキメラ遺伝子。) (ショットガンメタゲノミクス)

新型コロナというウイルスは実のところ存在しておらず、他人に感染せず、病原性もほとんどない常在ウイルスを新型コロナと見間違えたか、もしくは架空のキメラ遺伝子を新型コロナだと言っているかのどちらかであると、大橋氏は言っている。ネイチャーの中国論文が、新型コロナのものとして載せた遺伝子は、新型コロナのものでなく、常在ウイルスの一つであるか、もしくは架空のもの(キメラ)であるという話だ。中国論文が掲載した遺伝子配列は、世界のコロナ対策において最も重要な「基準配列」として使われている。日本など多くの国のPCR検査は、基準配列の遺伝子が存在しているかどうかで陽性陰性を判断している。基準配列が新型コロナのものでないとしたら、世界中のPCR検査はとんでもない間違い・茶番劇だということになる。これが、大橋氏の指摘の最重要な部分になっている。 (PCR検査は信頼できる?) (マスクをする自粛社会は変です。その原因は、ひとつの(捏造?)論文のコピペ、それを伝える専門家たち。)

大橋氏の指摘は、難解な専門分野をわかりやすく説明しているため、新型コロナをめぐる現状や政策に疑問を持つ多くの日本の人に受け入れられている。「新型コロナというウイルスは存在しない。それなのに、危険な新型コロナが猛威を振るっているというウソが流布され、都市閉鎖や経済停止や社会距離やマスク義務化が必要だとする巨大な愚策が行われている」と考える人の中には、大橋氏の指摘を考察の根拠にしている人が多そうだ。私自身、大橋氏の動画を何本も見ていくうちに、いったんは、それまでの新型コロナウイルスの存在を前提にしてきた自分の考え方を根本的に改め、「新型コロナは存在しない」という前提に転換した方が良いかもしれないと考えた。だがその後、さらに自分なりに考えていくと、やはり新型コロナのウイルスは実際に存在し、感染や発症を引き起こしてきた可能性の方が大きいという結論に達した。以下、その理由について書く。 (ショットガン・シークエンシング法 - ウィキペディア)

一つは、中国論文で採られているショットガン・シーケンシングの手法によって特定された遺伝子配列が、大橋氏が言うような、ごたまぜの断片をつなぎあわせたキメラ遺伝子であるかどうか、という点だ。対象の体液中の無数の遺伝子のすべてを、相互に少しずつ重なる形でいったん断片に切り刻み、重複部を頼りに再度、元通りの遺伝子配列にしてコンピューター上に表出していくやり方は、ショットガン・シーケンシングの機械の仕様であり、捏造用に作られた仕掛けでない。断片を再度つなぎ合わせる際、別々の遺伝子の断片が接合しないよう、重複部分を作っている。中国の専門家たちが使った分析機械(Illumina MiniSeq)が正常に動いていたならば、中国論文の遺伝子配列は、患者の肺の体液の中に実際に存在していた一つのウイルスの遺伝子の配列であろう。意図的もしくは偶然の誤作動がない限り、架空のキメラにはならない。そういう理由で、私は大橋氏のキメラ遺伝子説を自分の考えとして採用しない。 (Metagenomics - Wikipedia) (Illumina MiniSeq 仕様)

中国論文で示され「世界基準」になったウイルスの遺伝子配列が、架空のキメラでないとしても、新型コロナでなく、病原性の少ない別の既存のコロナウイルスだった可能性はある。中国論文の執筆者たちはウイルスの分離・同定をしておらず、大橋氏が言うとおり、常在ウイルスを新型コロナと(意図的に?)誤認した可能性を排除できない。中国論文は拙速だ。医学界の世界的な権威(ネイチャーの編集権)を運用する米英側と、新型コロナの最初の現場である中国側の両方が、何らかの遺伝子配列を急いで発表する必要性(パンデミック騒動を起こしたい意志など)に迫られ、一か月以上かかるウイルスの分離同定の作業を省き、すぐに結果を出せるショットガン・シーケンシング法を使って「とりあえずの結論」を出したのだろう。中国論文は、掲載した遺伝子が新型コロナのものであると断定しておらず、多分これだろうという形で結論を出している。掲載した遺伝子が新型コロナのものでない可能性が残っており、中国論文だけを考察の対象にすると、常在ウイルス説を排除できない。 (新型コロナに対する免疫は粘膜バリア) (UNMASKING THE LIES AROUND COVID-19: FACTS VS FICTION OF THE CORONAVIRUS PANDEMIC)

とはいえ、人間の体内には何種類ぐらいの常在性ウイルス、とくに、常在のコロナウイルスがいるのだろうか。大橋氏の説明からは、人間の体内に数千種類の常在性ウイルスがいる感じだ。種類が多いほど、常在ウイルスを取ってきて新型コロナだと決めつけてしまう間違いが起こりやすい。だが実のところ、東京大学の医科学研究所・感染症国際研究センターの佐藤佳准教授らが6月4日に発表した研究「ヒト組織ヴァイローム(ウイルス叢)の網羅的描出(A tissue level atlas of the healthy human virome)」から見る限り、ヒトの体内に常在しているウイルスの種類は意外に少ない。数千でなく、39種類しか検出されなかった。この研究は、大橋氏が言及しているものでなく、私が常在ウイルスについてネットで検索しているうちに発表文や論文を見つけたものだ。 (A tissue level atlas of the healthy human virome) (ヒト組織ヴァイローム(ウイルス叢)の網羅的描出 ― 健常人の体内における“隠れた”ウイルス感染の様相)

佐藤氏らの研究は、米国で集められた健康な547人の51種類の人体組織から採取された合計8991の遺伝子配列のデータベースを借用し、人間や動物に感染するウイルス5561種類の遺伝子配列データベースと照合し、健康な人体組織がどんなウイルスに感染しているかを調べた。その結果、少なくとも1人の1つの組織に感染しているウイルスが39種類あった。そのうち比較的頻繁に見られたのは13種類だが、コロナウイルスはそのうちの一つだけで、それは普通の風邪のコロナウイルスとして知られる4種類のうちの一つであるHCOV-229Eだった。健康な人が感染しているウイルスなので、これらのウイルスは感染者を発症させないまま常在している状態だ。肺に常在するコロナウイルスはHCOV-229Eだけだった。それも全員でなく、一部の人にだけ常在していた。 (健康な人の体に「常在」 驚異のウイルスたち)

人に感染しても発症しないウイルスは無数にあり、その多くは5561種類のデータベースに載っていないだろう。それらが佐藤氏らの研究に入らない形で一部の人の肺に常在している可能性はある。だが、発症しないウイルスなら、武漢で肺炎を発症した患者の肺から大量に抽出されたりしない。中国論文は、新型コロナウイルスだろうと結論づけたウイルスが、患者の肺の体液の中に大量に発生していたと書いている。そのウイルスがHCOV-229Eでないことは遺伝子配列から明らかだ。このように佐藤氏らの研究を加味して推測すると、長期的に人の体内にいる常在性ウイルスは意外と種類が少なく、中国論文が結論づけたウイルスが、常在性ウイルスである可能性は低い。 (気鋭のウイルス学者が語る ウイルスの不顕性感染と新型コロナ)

中国論文に出てくる患者は、何らかの新種のコロナウイルス、もしくは前からあったが知られていなかったコロナウイルスに感染した可能性が高い。前者なら「コウモリから中型哺乳類を経て人間に感染し、今回初めて人間のウイルスとして登場した」という主流の公式論になるし、後者なら「コロナはただの風邪」という、最近流布している裏読みの考え方になる。ふつうの風邪のウイルスは多数あり、ほとんど検証されていない。ふつうの風邪でも免疫が落ちている人がかかると、こじらせて肺炎を起こして死ぬ場合がある。それらの一つが大騒ぎされたのが今回の「新型コロナウイルス」かもしれない。 (新型コロナは、風邪の一種?) (武漢コロナウイルスの周辺)

このほか、大橋氏が指摘してきたことに「日本の国立感染研究所が今年1月31日に、中国論文のものと遺伝子配列が99.9%同一の新型コロナのウイルスの分離に成功したと発表し、分離したウイルスの遺伝子配列の情報をウェブ上で公開したが、その後こっそりこの遺伝子配列情報をウェブから削除した。感染研は、ウイルス分離が内部の捏造行為であるとわかったので、成果物である遺伝子配列情報を削除したのでないか。日本の感染研以外にウイルスを分離したと発表した例がなく、新型コロナは世界でまだ誰もウイルス分離に成功していない。これは、新型コロナが存在していない、中国論文で捏造された架空のキメラ遺伝子だからでないか」といった趣旨(私の理解)の話がある。 (新型コロナ対策に必要な免疫とは) (新型コロナウイルス:国立感染症研究所が開発した細胞で分離に成功) (Record removed. This record was removed at the submitter's request.)

たしかに感染研は、ウイルスの分離に成功したと大々的にマスコミ発表し、遺伝子配列をウェブで公開した後、この配列情報をマスコミにも言わずに削除している(削除前のもともとの情報にもアクセスできるようになっているが)。こっそり削除した行為から、感染研にやましいところがある感じはする。感染研は日本人の患者の気道から採取した体液からウイルスを分離したと発表しているが、この患者が新型コロナだけでなくマイコプラズマにも感染(もしくは新型コロナでなくマイコプラズマに感染?)していたことがわかったので、いったん公開した遺伝子情報を削除したのだという説がある。6月1日の動画「コロナ騒動の原因 ソーシャルディスタンスを科学的に検証する」で大橋氏がさらりと言及している。患者のマイコプラズマ感染を後で知った感染研が、恥ずかしいと感じて発表もせずこっそり削除したという話か?。 (Severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 2019-nCoV/Japan/AI/I-004/2020 RNA, complete genome) (国立感染研究所が新型コロナウイルスの分離に成功 記者会見) (6月1日の動画「コロナ騒動の原因 ソーシャルディスタンスを科学的に検証する」)

感染研は今年3月、新型コロナウイルスの分離を効率良く行う方法についての論文を発表しており、その論文は、すでに完璧な形で分離が達成されている前提で書かれている。感染研は官僚体質からか、遺伝子情報をこっそり削除した理由をきちんと説明しないので、感染研自身にとって不利になる要らぬ深読みを招いている。 (TMPRSS2発現細胞を使うと新型コロナウイルス SARS-CoV-2が効率良く分離できる) (Enhanced isolation of SARS-CoV-2 by TMPRSS2-expressing cells)

日本の感染研の発表の2日前の今年1月29日、オーストラリアのピーター・ドハーティ感染免疫研究所が、新型コロナのウイルスの分離に成功したと発表し、こちらも中国論文のものと配列が99.99%以上同じだったとされている。大橋氏は6月1日の動画で、この豪州の研究の論文を紹介し「ウイルスが分離され、クローン化、感染実験と進んでいけば、ウイルスの存在も解明できる。ノーベル賞ものだ」という趣旨を述べている。大橋氏は動画の中で、論文内容の真贋性を疑いながらも、豪州の論文をある程度受け入れている。「まだ世界で誰も新型コロナのウイルスを分離できていないのだから、新型コロナは存在しないのでないか」という従来の見方から、ウイルス分離の実績を認めて新型コロナの存在を確認する方向へと転換しつつある感じを受ける。 (Isolation and rapid sharing of the 2019 novel coronavirus (SARS‐CoV‐2) from the first patient diagnosed with COVID‐19 in Australia) (6月1日の動画)

大橋氏や私がやっていることは分析・考察なのだから、思考の転換は悪いことでない。私自身、大橋氏の動画を見て、いったんは「新型コロナウイルスは存在しない」という考え方に傾いたが、今回の記事で長々と展開した思考を経て、「やはり、新型コロナウイルスは存在していると考えた方が自然だ」という考え方に戻った。コロナ危機の本質は、存在しないウイルスを存在すると言っていることでなく、重篤性が低いウイルスを大変なウイルスだと誇張し、都市閉鎖や社会距離などの効果がなく有害なだけの策を人類全体に延々と強要していることにある。後者は、大橋氏も繰り返し指摘している。 (マスクと自粛のコロナ騒動は、こうして作られる) (新型コロナは、本当に無症状者から感染するのか)

またPCR検査が、気道の細胞の表面に付着しているだけで細胞内に入り込んでいないウイルス、くっついているだけで感染していないウイルスにも陽性反応を出してしまう点も、大橋氏は指摘している。これは「ウイルスを体内(気道内)に吸い込んでも感染しない人が人類の6-8割いる」という、私が以前の記事に書いたこととも重なる。大半の人は、新型コロナに感染しない。すでに持っている自然免疫の力で撃退(細胞への侵入を拒否)する。だが、撃退される前の、気道に付着しただけの新型コロナのウイルスをPCR検査が感知して陽性反応を出し、当局から感染者として扱われてしまう。 (粘膜免疫の場としての気道の役割) (新型コロナはふつうの風邪の一種?)

この検査対象者の気道にいる新型コロナウイルスは、細胞内に入れないまま数日内に死滅するので、しばらくして再検査すると陰性になっている。だがその後、またウイルスが気道に入ってくると、また陽性になる。これを繰り返しても対象者は一度も感染(ウイルスによる細胞内侵入)していない。それなのに「感染者が陰性になった後、再び陽性になっている。再感染する不可解な病気だ。とても危険だ。全人類が永久にマスク着用だ」という人類自滅の大騒ぎになっている。これは新型コロナの問題でなく、PCR検査の問題である。大橋氏もその手のことを繰り返し動画で述べている。新型コロナでなく、他のふつうの風邪のウイルスの遺伝子をPCRで検出することを多数の人々に対してやっても、同様の、実は(笑)な「不可解さ」を発現できるのでないか。 (新型コロナに対する免疫は粘膜バリア) (コロナ騒動の原点は、PCR検査にあり)




医師、保健所から「コロナをインフルと同じ5類指定に」という悲鳴 声を大にして言えない理由

2021-01-10 13:55:27 | 思想、哲学、宇宙論
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb423325ae8d7add754571faed8fa1c5d74f211f



医師、保健所から「コロナをインフルと同じ5類指定に」という悲鳴 声を大にして言えない理由




1/8(金) 5:59配信



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デイリー新潮







それを聞きたくない人たち
 医療の逼迫(ひっぱく)を理由に「緊急事態宣言を」と安易に叫ぶ輩(やから)もいるが、社会に決定的ダメージを与える前に打つべき手は山とある。その決定打たる指定感染症2類相当の解除をテレビで訴えた医師に、どうやら圧力がかかった。その正体こそが、国民の命の敵であろう。

「歯周病」でコロナのリスクが増大 「すい臓がん」「認知症」「心筋梗塞」にも影響

 ***


 フジテレビ系の朝のワイドショー「とくダネ!」で12月21日、小倉智昭キャスターは「経済優先を考える人は、報道が緊急事態を煽りすぎるとか、医療崩壊はあり得ないって言うんですが、その根拠っていうのは、まったく僕にはわからない」と発言。そして「実際に京都では病院が逼迫している」とつけ足した。

 残念ながら、不勉強と言わざるを得ない。いま新型コロナウイルス患者を受け入れている病院の多くが逼迫しているのは、事実である。だからといって、立憲民主党の枝野幸男代表が叫ぶように、緊急事態宣言を出すしか道がない、というわけではあるまい。

 本誌(「週刊新潮」)は繰り返し主張してきたが、問題は、医療機関や医療従事者の間に生じている負担の偏りである。

 日本の医療法では、都道府県知事は病院の医療内容に口を出せない。それでも公的医療機関にはそれなりに指示できるが、民間に対してはお手上げだ。しかも、日本は欧州諸国とは真逆で、8割超が民間病院。その多くがコロナ患者を受け入れないから、一部の医療機関に負担が集中している。

 それでも民間病院が悪いとは言えない。指定感染症第1、2類相当とされている新型コロナには、致死率5割超のエボラ出血熱並みの対応を求められる。近年の医療費削減もあり、余裕がない民間病院には負担が重く、受け入れれば風評被害も避けられないからだ。

 逆に言えば、この不均衡が是正されれば、医療の逼迫が深刻に語られることもなくなるのではないか。感染者数、死者数ともに桁違いに多い欧米でも、医療は逼迫しこそすれ崩壊しない。一方、日本の医療は世界トップレベルで、人口当たりのベッド数も世界一といわれているのである。

 ところが、なぜかこの弱点を是正しないのが現政権であり、コロナ禍で経営が逼迫した多くの企業や店に引導を渡し、倒産や失業を生む、という選択肢を選ぼうとしているのが、枝野代表たちである。

 そんななか、日ごろ感染拡大の恐怖を煽るばかりの民放のニュース番組が、コロナ治療の最前線に立つ医師の、悲鳴にも似た提言を紹介した。12月17日、テレビ朝日系「報道ステーション」に、日本赤十字社医療センター呼吸器内科部長の出雲雄大(たけひろ)医師が出演し、新型コロナは「指定感染症から外すべき」であり、インフルエンザと同じ「5類まで下げるべき」だと主張したのである。それは概ねこんな内容であった。

「濃厚接触者に認定されますと、基本的には2週間自宅待機しなければならないんです。当院では、1度53人が濃厚接触者になったことがあり、全員にPCR検査をしたら陽性者は1人だけでした。つまり52人は特に症状がなく、感染もしていないのに、2週間働けない状況でした。当然人員が足りなくなり、病棟を閉鎖したり、外来や救急、手術を止めたりしなければいけなくなりまして」

「入院は重症の患者さんを中心とするべきだと思います。濃厚接触者の洗い出しなどの作業を、保健所等でしていただいていますけど、そのようなマンパワーをほかに割いていくべきだと私は思います。たとえば5類の季節性インフルエンザは、例年日本では1千万人くらいの方がかかるわけです。約1万人が亡くなって、明らかにコロナより多いわけですけれども、現在言われている医療逼迫が、たとえば去年、起こっていたかというと、そういうことはなかったと思います」

 富川悠太キャスターが、新型コロナにはワクチンも特効薬もなく、感染者の容体が自宅で急変したらどうするか、と問うと、

「インフルエンザや心筋梗塞の人が自宅で急変しないのかというと、そんなことはないと思います」

 と言い、血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターを配り、93%を下回ったら入院、という方法もとれると提案。現場は「コロナに対するゼロリスクをとるのかどうか」という問題になっており、このままでは、救急患者の治療ができない事態すら招くとして、

「多くの国民の健康と命を守るという意味でも、すぐ具体的な方策をとりたいというのが思いです」

 と締め括ったのである。


◆連載50:コロナ騒動を作り出したPCR検査の本質的実態。

2021-01-10 13:14:24 | 思想、哲学、宇宙論
PCR検査の検体の元になっているものは、中国の7人の肺炎患者の肺胞から取り出した遺伝子情報である。しかし、これは、ウイルスを分離できていない。肺胞には、エンドソームやいろいろな物質が混ざっており、RNAの破片のゴミ溜めのつぎはぎ情報なのだ。この遺伝情報には、エクソソーム、マイクロRNAが混在しているようで、タンザニア大統領が、ヒトの検体であるとして検査に出した、パパイヤ、ウズラの卵でも陽性判定が下った。パパイヤやウズラの卵はエクソソームを持っているから遺伝子情報が一致したのだとしたら、新型のウイルスの遺伝情報ではなく、RNA情報を持つ混在情報を取り出していた可能性が濃厚になった。誰も、元の検体の遺伝情報の真理を確認しようとしていないのだ。PCR検査の遺伝情報そのものが、何を検査しているのか不明なまま、陽性判定者を指定感染症患者に認定し、隔離措置までするというのは、国家としていかにずさんな政治判断をしているかを物語る。また、PCR検査結果が病原体を持つ患者であることを特定するにはふさわしくない検査であることを示唆している。中国では、2月には、PCR検査で患者を特定して隔離するという措置を取りやめた。あまりにも多い患者で収拾がつかなくなるからである。AI診断によって、間質性肺炎患者を特定して、指定感染症患者を絞り込んでいる。だから、患者数が減っているのだ。はやく、中国同様に、AI診断に切り替えて、間質性肺炎の患者のみを指定感染症患者に特定するという方針に転換するべきだ。

 ところで、このずさんなPCR検査で大きな間違いが発生している。それは、無症状の人からでも感染する可能性があるとか、潜伏期間が長いから、誰彼から、感染が広がる可能性があるからと、感染拡大を防止するためには、ソーシャルディスタンスという健康な人や無症状の人でも、人と人との間をも離す必要がある事態だと判断したことだ。発熱して、細胞を突破して、ウイルスが増殖している人であるならば、マスクも必要かもしれないが、発熱していない人は、細胞を突破していないので、ウイルスは増殖していない。その開きは、100億倍のウイルス量なのだ。つまり、発熱していない人からは、他人に感染を及ぼす事態は考えられない。マスクや消毒が、健康な人や無症状の人にも必要としたり、国費でマスクを国民全員に配布するという大げさなミスリードの政策が過ちが、日本社会と日本経済を狂わせた。さらに、コンタクトトレーシングという感染者とされた陽性判定者の濃厚接触者や接触者を追跡調査をしていく必要があるといった行き過ぎた個人の医療ビックデーターの収集調査という事態である。また、抗体検査や抗原検査などではやく患者を絞り込む必要があるとかという行き過ぎた医療の暴走である。医療データーの収集はやろうと思えば、無限に広げることができる類のものである。果てしなく、医療に利権をもたらすものともなりえるので、医療関係者はこれに飛びついている。つまり、日本政府と市民は、情報操作、マインドコントロールに踊らされているだけではないのか。なぜ、それほど個人の遺伝情報が必要なのか。立ち止まって、これらの背景にある画策に思いを至らせてみる必要があるのではないか。

 そもそも、PCR検査には、根拠が存在しない。その陽性判定者が、感染ルートが特定できないというのも当たり前で、感染者ではない人まで、感染者に仕立て上げられていたからである。つまり、原点に返って、コロナ騒ぎの感染症対策を見直す必要があるという事態である。

 果たして、これらソーシャルディスタントや都市封鎖が、感染拡大防止に役立ったかどうかは、大阪府の緊急事態宣言調査委員会が結論を出した。この大きな経済的打撃をもたらした政策には、効果はなかったという結論である。

 徳島大学の大橋眞元教授によると、「感染研は、ウイルスの病原体を患者からとり、クローン化し、それを米国の遺伝子バンクに載せたが、自分で削除している。エラーにより訂正されることはあるが、この場合はまるごと取り消した。普通ではない。これは論文自体がなかったことにしたという意味。武漢の場合と異なり、感染研はウイルスを完全にきれいな形で、遺伝子を決めたという。それならば、ウイルスの感染性、病害性もわかるし、遺伝子も確実にわかるはず。感染研が99.9%の同じ遺伝子を見つけたとすれば、とり下げることはありえない。したがって、99.9%ということ自体、嘘をついていたことになる。ただ、取り下げたとは言ってもデータベースには残っており、取り下げた事実自体も残る。海外からは「やらかしたな」と見られているはず。これらの事実は、日本では報道されていない」と述べている。これは、極めて重要な指摘だ。大橋眞教授が、追跡したところによると、以前は、30ほどの遺伝子データーバンクしかなかったのに、今は、4000ほどになっているという。つまり、新型コロナ感染者とされた人たちからも採取してデーター化しているとしたら、果てしなく、患者と誤診される人達が増えていくという事態だ。国家の経済活動は、これらの過ちによって停止されられているのである。この政治責任は重すぎる。

 コロナウイルス遺伝子配列はツギハギのでっちあげ。新型コロナウイルスなるものは、ネーミング詐欺のでっち上げであって実在しないというのが深層なのだ。あいこちゃんという、日本を憂える医師という女性がツイートして言う。「ネイチャーという医学界で最も権威ある論文に書いてある「新型コロナが見つかった」という内容は以下の通りです。普通科学ではこうして得られたRNAのことを生命体として認めることはありません。掃除機の中にたまったゴミやホコリの塊を新型コロナと呼んでいます。新型コロナは存在していないのです。」

 さらに、アンドリュー・カウフマン医師は、指摘します。「やってることは、不純なサンプルをとり、このデータベースにおいて、その本質があらかじめウイルス性であると識別していた特定の配列を探すわけです。そして、これらの短く小さな配列を増幅するんです。おそらくは150から250のベースペアですね。そしてこれを接合するわけです。この3万もの長い鎖にですね。彼らが言うにはそれがウイルスのゲノムだと。しかし実際には、単なるフランケンシュタインの類なんです。これら小さなピースを集めたものですね。これらが関連しているという証拠さえないんです。異なる種類の細胞かもしれないし、生物かもしれないんです。そして、ギャップがあるんです、基本的に彼らが使ってる配列は、データベースにある他のウイルスのものも使うわけです、基本的にフランケンシュタインのような方法でです。これらを総合して、言うわけですよ、これがこのウイルスのゲノム配列だと。そういった手順です。これをもとにして検査をしてるんです。本当にはそれが何であるかわかりません。ただし、我々自身の配列であることが最もありそうですね。だから、これほど多くの陽性結果になるんです。基本的には我々自身の遺伝子配列を検査してるからです。言い換えれば、またも医療詐欺です、儲けと支配のための。人々を恐れと無知の中に隔離することでです、真実からの。」

 コッホの原則というものがある。その原義は、

1.ある一定の病気には一定の微生物が見出されること

2.その微生物を分離できること

3.分離した微生物を感受性のある動物に感染させて同じ病気を起こせること

4. そしてその病巣部から同じ微生物が分離されること

なぜ、これらの原則の確認もしないまま、ウイルス感染症と特定するのかが理解できない。

つまり、ヒト人感染は、確認されていないのだ。指定感染症に指定するという政治判断そのものに誤りがある。特定の指定感染症だとしたら、せめて、間質性肺炎患者から、間質性肺炎患者へのサル猿感染ができるのかどうかぐらいは、確認していただきたいものである。


















コロナパンデミックは、本当か?: コロナ騒動の真相を探る (日本語) 単行本 – 2020/11/20

2021-01-09 17:04:26 | 思想、哲学、宇宙論
本書『コロナパンデミックは、本当か?―コロナ騒動の真相を探る』は、ウイルスと感染症に関する専門的立場から、科学的事実に基づいて、この現象の真相を解き明かしてくれる。その意味で、多くの人々が待ち望んでいた、まさに絶好の書物だ。ドイツ、シュピーゲル誌でベストセラー第一位。反ロックダウン運動のバイブルになっている啓発の書。
本書は、「新型コロナ」にまつわる多くの科学的な疑問について、明解な答えを出している。そして、このコロナ騒ぎについて、「何か変だな……」と思いつつも、未だに釈然とした理解を得ることのできない人々に、一貫した論理の流れを示してくれている。主要な論旨は:1新型コロナウイルスは、強毒のキラーウイルスではない。2ヨーロッパでロックダウン措置が取られたとき、感染の波は終息していた。3信頼できないPCR検査が感染者を増やしている。4コロナよりも、ロックダウンなどによる市民生活の制限によって引き起こされる経済的・心理的被害の方がはるかに大きい。5ワクチンより自然の免疫システムの働きが重要。6政治もメディアも完全に機能不全に陥った。7子供たちの未来のために、生活を正常に戻すべきだ。
本書の著者スチャリット・バクディは、疫学、感染症学の研究者として多くの重要な業績を残し、ドイツのみでなく世界の研究者から広く尊敬されている第一級の科学者である。ドイツでロックダウンという厳しい措置が決定されて以来、政府による一連の措置に強く反対する声を挙げ、他の多くの科学者とともに、科学的知見に基づいた冷静な主張と議論を展開し続けた。氏の主張を無視し続ける権力によるどのような誹謗中傷、どのような排斥行為にも怯むことなく、カリーナ夫人とともに科学者としての良心に忠実に発言し行動している。
また、監修者の大橋眞による「補足:コロナ・プランデミックとオンデマンド感染症」は、PCR検査の問題点を詳述している。主要な論点は:1PCR検査は多くの偽陽性・偽陰性を作り出す、精度の低い装置だ。2RNAウイルスであるコロナウイルスは変異が激しいので、PCR検査キットは無数のタイプのコロナウイルスを正しく検出することはできない。氏はその上で、今回の騒動が、如何にして人々に恐怖心を与えるかということを目的として始まった、コロナ・プランデミックである、と結論づけている。

コロナパンデミックは、本当か?

2021-01-09 15:17:27 | 思想、哲学、宇宙論
https://www.o-kinaki.org/1073/

コロナパンデミックは、本当か?

2020年12月13日


「コロナパンデミックは、本当か?」/日曜社
これはドイツの微生物・感染症専門家が書かれた本です。

今回のコロナ騒動がドイツではどのような感じだったかを詳細に記載されています。
読んでわかることは、「日本と全く同じ」ということです。

すでに感染者はピークアウトしているのにそこからロックダウンを始めたり(日本では緊急事態宣言)、子どもが感染リスクであるという確かな証拠もないのに、休校措置をしたり。
そして政府とメディアが異常に恐怖をあおっている点も、日本とまったく同じです。
恐怖をあおる専門家と自称する人たちがメディアでは重宝され、政府のやり方・言うことに批判的な人に対しては、その人物の信用を失墜させることによって黙らせるようにしたり…。

日本人はおとなしい民族ですし、情報開示も「のり弁」と揶揄されるように、ぜんぜん開示なんてしてくれません。
一方、諸外国では情報開示はしっかりとされています。

そこでドイツにおいて衝撃的なことが判明しました(以下、上記の本の内容を参照して一部抜粋します)。
2020年5月に以前は機密扱いされていた文章が公開されました。
その内容は、いわゆる陰謀論とバカにされていたことが真実だったことを証明しました。

3月中旬に作成された記録文書には、コロナウイルス対策会議の一部が記されていたのですが、そこでは…
「恐怖で国民をコントロールすることが、流行を管理するための公式のアジェンダ(計画)」とされていたのです。
つまりメディアを使って、PCR陽性者=感染者と勘違いさせて大変だ大変だを大騒ぎしたりなど、すべて計画されていたものだったのです。
最も重要な目的は、大衆に圧倒的なショック効果を与えることだったとされています。

そして、一般大衆に命に関わる根源的な恐怖を抱かせるための3つの項目が挙げられています。

①新型コロナで死ぬということを、「ゆっくりと溺れ死ぬ」イメージで、詳細に記述することで、人々を恐れさせる。死を、緩慢な失速死によってイメージすることは、極端な恐怖心を喚起する。

②子どもたちが、死のウイルスを気づかずにまき散らし、親を殺す危険な感染源であると人々に告げる。

③新型コロナ感染の後遺症に関する注意喚起を拡散する。それが正式に証明されていなくても、人々を怖がらせることになる。

これらの作戦をすべて実行すれば、すべての意図した対策措置を、人々は容易に受け入れるだろうとのことです。

どうです?
日本では専門家会議の議事録すらとっていないお粗末さですから、情報開示以前の問題ですが…。
情報開示なんて表向きだけで、隠蔽体質は変わっていません。

コロナ対策に違和感を感じていた方は、上記の本を読むと少しスッキリするかもしれません。
やっぱりそういうことだったのね、と。

この本ではワクチンやPCR検査のおかしさについても書かれています。
詳細は省きますが、ファイザーなどが開発し緊急使用許可を承認されたmRNAワクチンは打たない方が良いです。
DNAワクチンも開発されていますが、これなんかもっと気持ちが悪いです。
だって、ウイルスの遺伝子を自分の細胞の遺伝子に組み込むんですよ?
自分体の細胞が、ウイルスの成分を作ることになるのです。
それで抗体を作るというものですが、ワクチンができたと手放しで喜んでいる人たちはこういうことを理解しているのでしょうか?

そしてこの組み込まれたDNAに対して抗体が作られてしまったら、自己免疫反応を引き起こします。

緊急使用許可を承認されたmRNAワクチンはさらなる危険性が懸念されています。
自己免疫反応が避けられないと言われています。

これまでに遺伝しワクチンの人体への適応は許可されていませんでした。
本来なら十分な臨床試験が必要なのですが、コロナ騒動のどさくさに紛れて実用化されてしまいました。
壮大な人体実験です。
人の体のDNAに影響を与えるワクチン。
これが長期的にどのように作用するかなんてわかりません。
そこまで致死率が高い危険なウイルスなのでしょうか?
ワクチンの副作用というリスクをしょってまで打つメリットがあるのでしょうか?

遺伝子ワクチンで根絶できるというんだったら、なぜもっと早くにインフルエンザワクチンに適応しなかったのでしょうか?
毎年毎年効きもしないワクチンを打ち続けているというのに。
インフルエンザによる死者数だって相当なものです。
まさに、新型コロナをきっかけに遺伝子ワクチンによる人体実験を行おうとしているようにしかみえません。

世界的に著明な疫学者であるスタンフォード大学のイオアニディス教授による最近の研究では、
「世界の広範なデータの分析に基づいて、今回のコロナによる死亡率が当初の予測よりも相当低いことが判明し、従って今回のコロナウイルスは、通常のインフルエンザと何ら変わらないものであって、キラーウイルス(致死率の高いウイルス)などではない」
と結論づけています。

北海道では連日のように死亡者が多く出ていると発表されていますが、以前にも書きましたが純粋に新型コロナで亡くなった人がそのうち何名なのかは不明です。
他の要因で亡くなっても、たまたまPCR陽性だったら「コロナ死」にカウントされてしまっていますから。
なぜだか世界的に一律に同じように水増しがされています。
実際は純粋なコロナ死は少ないのに、恐怖をあおるために水増し指示が出たとしか考えられません。

ABEMA TV では、愛知医科大学病院・循環器内科助教の後藤礼司医師がこんな発言をされていました。
「死因については、最終的に亡くなった原因がコロナとは別の要因だったとしても、コロナが陽性であればカウントされてしまうということが起きている。そもそも、PCR検査の結果が陽性というのは、単にウイルスが体内にいただけ、という人もいるわけで、心筋梗塞で亡くなったのに、コロナが陽性であればコロナで亡くなった、ということになってしまっているような現状にはものすごく不満を抱いている。実際の医療現場では、考えられる病名のうち、“これが最後に亡くなってしまう原因になってしまった”という風に考える。医師が付けた病名、死因を覆すことはあってはいけないと思う」

これが現実です。

「コロナパンデミックは、本当か?」
この本は11月下旬に発売されましたが、amazonではすぐに手に入らなくなりました。
電子書籍では購入できるようですが。なんらかの妨害でしょうか…。
小さな出版社のようなので、当初の発行部数が少なすぎただけだったら良いのですが。