思想家ハラミッタの面白ブログ

主客合一の音楽体験をもとに世界を語ってます。

水と音》が分かれば《宇宙すべて》が分かる

2018-06-17 11:32:17 | 思想、哲学、宇宙論


水と音》が分かれば《宇宙すべて》が分かる ウォーター・サウンド・イメージ 生命、物質、意識までも――宇宙万物を象る《クリエイティブ・ミュージック》のすべて 単行本(ソフトカバー) – 2014/6/19

アレクサンダー・ラウターヴァッサー (著), 増川 いづみ (翻訳)



内容紹介

◎ 本書によって、われわれはついに《創造の秘密》を手に入れたのだ! かつてないサイエンス・インフォメーション

◎ 振動する音ははっきりとした発音の言葉になり、リズミカルな旋律とアクセントによって発せられる。言葉は「光る音」

◎ ある種の音の物質化によりすべてが進化したのであるなら、自然界のすべてのシンボルには、それぞれ音があるということになる。世界は固形化した音楽であり、振動の集合体であり、その振動が極限に達して物質化したものなのだ

◎ もし形あるすべてのものが固形化した音楽、すなわち液体の音の現れであるなら、世界は原初の音のこだまのようなものではないだろうか?すべての形あるものや生物は、深い意味で共鳴体であり、それぞれ独自の周波数の音やリズム、メロディに合わせているのではないだろうか?

◎ 古い伝説や神話には、すべてのもののなかに隠された名前、秘密の言葉が眠っていて、その言葉は目覚め、見つけだされ、よみがえることを望んでいるというようなことが書かれている。ひとりひとりのなかに使命が、運命が眠っていて、全体と共鳴できて初めて、不調和から解放され、正しい音を奏でて、宇宙と生命の交響曲に加わることができるのだと。◎ 「世界は創造されている。そしてこの創造物はそれ自身で創造を行う。あらかじめ与えられた設計図にしたがって。音を聞き、したがうことが、創造物としての、創造の言葉への反応なのだ。人間はなにに耳を傾けるかを選び、その選択によって性質や運命が決定される」

◎ もし自然界のすべての形が音に対応しているのなら、宇宙のなかでもっとも繊細な現象である「意識」も、例外ではないのでは? 意識は共鳴器官であり、反応する媒体としてこの上なく優れているのでは? すべての創造物は、創造的な音楽の共鳴場を持っている。体は共鳴体、知性ある心は、創造的音楽をこだまさせる媒体として――

◎ 自己の意識に目覚めた創造主は振動し、聞こえる音を発した。音が完全に生き生きと響くには、世界という共鳴体が必要だ。

出版社からのコメント

この本は20年以上も本作りに関わってきた中で、最高のシークレットを明かしてくれるベスト1の内容です!
70%以上が水で出来てる私たちの身体。
その体が取り込む周波数の違いによって、私たちの体の中でどのような作用が行われているのか?
それを映像によって具体的にイメージすることが出来るのです。
こんな楽しい本は滅多にあるものではないでしょう!
もし人類をコントロールしたい存在がいるなら、最も隠しておきたいもの、その秘密が明らかにされているとも言えるのです!

以下、増川いづみ博士の序文より抜粋します

◎ この本には、天体の星々の奏でる響きが、地球上の小さな菌類から人間までの万物の命の振動(音)と互いに共振、共鳴し合い、美しい聖なる幾何学を含んだ形を織りなす生命の神秘が映し出されています。

◎ 本書を手に取る前に、まずアメリカの友人のところで、周波数を使っての実験中の映像を見せられたのがこの本を知るきっかけになりました。さまざまな水に音を当てたときや、水の質感を変えたとき、それから砂に音を当てたときに、どんなふうに変化していくかという動画でした。本書に掲載されている美しく魅力的な写真の数々は、その瞬間、瞬間を捉えたものです。

◎ それ等は皆、生命の根本原理、宇宙の根本原理として振動(音)により、全てが形づくられているという、日本で昔から使われている「形霊(カタダマ)」という言葉をイメージさせます。

◎ 水だけが全ての波長を受けいれて、自由自在に変化していくのです。対象物に様々な周波数をあてた時に、土や砂などは、目視では、ある特定の周波数以外では全然動かないのですが、ある特定の周波数になると、生き物のように動き出すのです。

◎ 《水と音》のことを学ぶと、《宇宙の法則》の一端が垣間見えてくる。というのは決して大げさなことではなく、環境、世の中が大きく変化している今、様々な分野において私たちに必要な真理や法則がその必然性において明らかにされてくる時代なのではないでしょうか。

◎ 宇宙の根本原理にある周波数と星と命との関係を感じ取り、大いなる自然を敬うことは、まさに『ウォーター・サウンド・イメージ』が提起するモチーフであり、人類の存在のそのものにとっても大切で重要な課題であると思います。

◎ とにかく本書を開いて、観て、読んで、味わって、「あなた自身の中のハートの声に耳を傾けて」大いなる宇宙と自身の中にある創造の力と純粋性を認識し、定義される未来性に思いをはせてみてください。




目次


宇宙の創造と音 神話と哲学
波動と音 現象と物理学
クラドニの音の図形
共鳴体
振動する生命
水と音のイメージ
定常波
自己組織と形成
(音楽によって創造される)水と音のイメージ
黄色い大地の君主の音楽
天国のオルガンの調べ





私は小学校3年生の頃から、古文献を研究していた祖母に「カタカムナ文字」のことを少しずつ教わっていました。それは「形というものは振動と音で成り立っており、誰の発する言葉であれ、それは見えなくとも、時間差で必ず形になって現れる」というものでした。

   ある周波数が対象物の波長と相互に一致したとき、そこで起きる共振がさまざまな形になっていくのです。しかし周波数を発する側と受ける側が共振せず、受け取る意志が働かなければ何も起こりません。ただ「水だけはどんなものも受け入れ、その色や形に染まることで共振する」、というのが祖母からの貴重な話でした。そして実際に、水だけがすべての波長を受け入れることで自由自在に変化していくのです。

   何かの対象物にさまざまな周波数を当てた時、たとえば土や砂などに、ある特定の周波数を当てると生き物のように動き出すのです。そこには共振体として、受け入れる意志のようなものがあるかどうかで大きく左右されます。それは私たち人間も同じであり、人間の心も共振するための準備ができていなければ、つまり共振体としての受け入れやすい素材でなければ、ある特定の波動には振動しないということなのです。

   たとえば筋肉が凝り固まっていると、振動の音を入れても共振しません。
   健康という点から考えると、凝り固まった筋肉はそうした一定の振動と共振できない状態にあります。そしてここが、肩こりなどの老廃物が多く蓄積された箇所でもあるのです。一方で筋肉が柔らかく調子のよい部分に振動を当てると、すぐに共振し始めます。

   同じようにさまざまな植物の命は水によって支えられており、それぞれがある特定の周波数を吸収するように長い歴史の中でプログラムされてきています。そしてその周波数を水に放つと、水が作り出す形が植物とほぼ同じになることからもわかります。それは1つの種子は限られた花の形を持っており、ある特定の周波数しか吸収できないように種に組み込まれているようです。

   人間の種と一緒で、植物の原種もまた地球で生まれたものだけではありません。
   ミトコンドリア・イヴの話のようにもともとはどこかの星で生まれ、隕石の中に入って他の惑星から飛来した種や、菌類から発生した可能性が高いこともわかっています。その過程でたとえば3つの惑星と関わりを持ち、その後に地球に来たという場合には、それぞれの3つの惑星の周波数に対して振動し、またそれを吸収します。ですから複雑な形であればあるほど、たくさんの星での経験を積んでいるとも考えられるのです。

   それは私たち人間が、何度も転生してその記憶を自らの内に含んでいるのと同じように、「植物もまた何世代もの間には、何度となくさまざまな星に運ばれて渡り歩いた記憶を種の内に持ち、それが独特な幾何学的な形を持つに至っているのではないか」、というのが天文学者や植物学者、分子生物学者、そして音の研究者たちの間で総合的な意見とされているものです。

   地球ではいかに科学が進み、分析に関する技術が進み、植物の葉1枚が持つすべての成分が解明されたとしても、私たち人類の誰1人として、未だに人工的な葉っぱ1枚すら作り出すことはできません。ある分野において多くのことを知ったつもりでいても、全体を知り尽くしている母なる地球から見れば、人間はほんの0.3%さえも知らないのです。

   この本には、宇宙の星々が奏でる響きだけでなく、地球上に生きる小さな菌類から人間までの万物の命の振動の共振が生み出す、美しい聖なる幾何学が織りなす生命の神秘が映し出されています。

   「『水と音』のことを学ぶと、『宇宙の法則』の一端が垣間見えてくる」というのは決して大げさなことではありません。今という時代は、さまざまな分野において私たちに必要な真理や法則が、その必然性において明らかにされ始めている時代だと思われます。

   地球には人間よりも先んじて高等生物体である植物が住み続けており、そして私たちを含めて万物の命を支え続けてきた水があります。私たちは宇宙の根本原理にある周波数と星と水との関わりを感じるとき、大いなる自然に対する感謝と尊敬を覚えずにはいません。この本がその契機となることを願っています。
                                
                                   監訳者序文 増川いづみ






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