畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

夏大根

2016-06-10 19:10:41 | 農作業

6月10日(金)   いちじ 

今朝も、サッと雨が降った。犬の散歩の連れ合い、ちょっと濡れちゃったと帰ってくる。

昨日は、ある程度の降りで、畑は十分湿っただろうと、夏大根の種蒔に行く。こないだ草取りをしておいたマルチフィルムの穴、150ほどに播種。鎮圧、覆土する。不織布述べたがけも延長する。収穫期は、約60ないし70日後。8月中旬ごろの暑さのピーク時。今まで作ったことのない時期だが、うまくゆくだろうか。

心配していた枝豆や、いんげんもしっかりと根付いていた。枝豆もこれからカメムシなどの蒸に食害されるから、不織布をべた掛けし、防虫対策。畝間の草取りをしてから、昼上がり。

午後は、田んぼの草刈り。家の近くの田んぼで、こちらは、刈払機だけで全部済ます。その後、花畑に回り、ジャガイモ掘り。

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ナメクジ

2016-06-09 19:03:58 | 農作業

6月9日(木)   いちじ 

真っ暗な中目を覚ます。いつものことで、夜中の2時から3時の間だ。作業場のトタン屋根をたたく雨音がしている。感じだと、霧雨のような雨ではなく、弱いながらもちゃんとした雨のようだ。ラッキーと思いながら、またウトウト。次に目覚めた、明るくなった時間も雨音は弱いながらも続いていた。庭には水たまりもできている。シトシト雨で、畑には十分な雨のようだ。

荷中も、カウントされないような雨が降り、時折少しは溜まるような降りになったりを、昼過ぎまで繰り返し、夕方前に、明るい曇り空に変わった。が、また今、ザッと濡れるほどの降りが、短い時間あった。

昨日のジャガイモの整理。空き上用の種イモの選別。枝豆の育苗種蒔。マクワウリの育苗追い播き。

ナメクジは、育苗の大敵だ。とりわけ、ウリ科、中でも、キュウリやマクワウリ、アオウリなどの被害は大きい。奴らは、夜に活動する。発芽したばかりの芽を食べる。最初の害は、双葉が開くか開かないうちに、双葉の付け根を食害する。と、殻をつけたままの双葉が茎から落とされてしまう。当然もう生育は止まり死んでしまう。害を受けず、双葉を開かせたものも次に狙われて、同じく茎から落とされたり、双葉自体をボロボロに食い荒らされる。これらもその後は生育できない。その後も食害は続き、本葉が出始めてもやられる。ナメクジの害は、葉っぱを食い荒らされ、生育が遅れるというのではなく、命自体を奪うことにある。

マクワウリとアオウリが害を受けたが、マクワウリの方がうまいのか七割、アオウリは二割がやられてしまった。

今日は、そのナメクジの徹底駆除。苗ポットの入ったトレイ全体を水没させる水攻め。苦しくなって、這い出てきたところをつまんで、踏み潰す。空中苗床に並んでいるすべての苗を処理して、10数匹を処分した。

 

 

 

 

 

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ちょっと雨

2016-06-08 18:46:16 | 農作業

6月8日(水)   いちじ 

夜中にごく少量の雨が降った。明け方、4時になろうという頃だろうか、まだ暗い外、雨だれの弱い音を聞く。畑のために良い雨になってくれればと思いながら、うつらうつら。目を覚ました、明るい外は、もう雨音は消えていた。

午前中は、ハウス内の苗を見たり、キュウリの整枝をしたりした後、何とはなしに、出荷作業に手を付け、そのまま続ける。今日は、件数も少なく、昼前もかなり早くに終わり、納品書も売ってしまう。あとは連れ合いに任せ、そのまま事務処理をしてしまう。

午後は、花畑。

昨日植え付けたインゲンや、枝豆。水を吸わせて植え付けたのだが、小さい根鉢で、カラカラの土の中に植えられたため、夜中の、土の表面をうっすらと湿らせるだけの雨では、生き生きと活着するのには足りそうもない。全体にしんなりとして、根鉢が崩れて植えられたものだろうか、マルチフィルムの上に倒れるようなものもある。日差しが出ると、その暑さが加わり、枯れてしまいそう。今夜、明日と雨はあるのだろうか。中途半端な天気予報に、イライラもする。

まあしようがない、できることをと、草取りを少ししてから、ジャガイモ掘り。5時近くなり、掘り上げた芋を整理しながら、袋に入れ始める。と、先ほどから、空が妙に真っ黒になっていたのだが、弱い雨が落ち始める。大したことはないだろうと高をくくったが、弱いながらも、しっかりと降ってくる。ジャガイモも濡れるし、シャツも濡れ、冷たく感じるほどに。大急ぎで袋に入れ、引き上げるが、帰る途中もワイパーの世話になるほどで、アスファルトの上は小さな水たまりも。

ジャガイモには、邪魔雨。畑にはよいお湿りだが、一時間もすると上がり、道路もすぐに乾き始める。

 

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土手燃し

2016-06-07 18:46:15 | 農作業

6月7日(火)  

今日も雨は降らない。午前中は、明るい曇り空。薄日も射すほど。午後は、灰色の雲もかかるが、雨は降りそうもなく、太陽の姿もぼんやりと透けて見えもする。

午前中は、花畑。植付に行く。ヤマイモ、ヤーコンは植え終る。露地の蔓ありインゲンの定植。2回目の枝豆。ついこないだ作った畝に枝豆を植えるが、土はカラカラ、サラサラで、このまま降らなければ、枯れ死してしまいそう。様子を見て、水やりが必要かも。

午後は、家の近くの田んぼの草刈り。20a強のちゃんとした田んぼで、草刈り面積は少ないから、刈払機だけでやってしまう。その後は、草刈りか、あるいは草燃か迷ったが、5枚の大土手の田んぼの草燃に決める。大きな草を刈ったので、かなりの量で横たわっている。これがこのまま湿って地べたにあると、障害物となり、次回の草を刈るときにやりにくい。燃してしまえば、灰となり流れて、無くなってしまう。その上、炎で覆われて、刈り株もある程度燃焼するので、草の生育もいくらか遅れる。乾いている今、雨前に、燃せれば、今後の作業がかなり楽になる。

よそに延焼しないように、堺の草は、安全な方へと引き寄せて、危ないところは、少しづつ火をつける。延焼の危険がなくなれば、風上から火をつける。今日は風がほとんどないから、火はゆっくりと燃えてゆく。大土手の一部を除き、ほとんどの草を焼却処分できた。広い土手一面が、真っ黒に墨を塗ったようになった。

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梅雨入り翌日

2016-06-06 18:46:33 | 農作業

6月6日(月)   ときどき 

梅雨入りしたというのに、翌日は、もうほとんど晴天。予報でも、しばらくは、傘マークはない。しかも、関東地方では、梅雨前半の6月は、空梅雨気味で、雨は極端に少ないという予報まで出ているという。6月になったばかりなのに、この先どうなるだろう。畑も心配だ。

一日家の周りの作業。鶏舎脇の畑周りの草刈りをして、植え付けてあるサトイモの畝間の中耕、除草。その後の、家の周り、ハウス周り、家の前の畑など、草刈りをする。最初、モアで出来るところを刈ってから、刈払機を背負う。6月は、宮薙の季節。草刈りのポイントとなる月だ。梅雨明け前に、草を刈っておくのと置かないのとで、夏の作業が、大変になるか、どうかが決まる。若ければ、少々大変でも、任せてやってしまえるが、これからは、まめにやることで、大変さを分担する必要がある。

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水汲

2016-06-05 18:52:07 | 農作業

6月5日(日)  いちじ 

雨らしい雨にはほとんどならなかったが、ぱらぱら、しわしわ、という一日だった。

午前中は、何をするというわけでもないのに過ぎてしまったようなもの。午後は、水がほとんどなく、田面が割れ始めている田んぼへ。堰からポンプで水を汲みながら、ボラがよく開くところの周りを畔波シートで囲い、メインの田んぼの部分と縁を切り、ボラが開いて、水が漏っても、田んぼ全体の水が漏らないようにする。全体で、ボラが開きやすい畔の近くを三か所ほど囲う。

これで何とか水を湛えてくれればと、夕方までかけて、水を汲む。

合間に、連れ合いの代わりの卵の配達を入れる。せわしなく、夕方になり、犬たちのトイレタイムに、近場を回り、これから、餌やりだ。

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墓参り

2016-06-04 18:16:28 | 暮らし

6月4日(土)   のち 

午前中、花畑。畝立マルチ張。3畝作る。二度目のズッキーニ、サツマイモ、枝豆など用だ。防獣域を広げることになる。それで、まず、防獣ネットの一部を外し、畝ができたら、その外側に、延ばして、ネットを張る。早めに出かけたのだが、たっぷり昼までかかった。午後は、モアでの畔草刈りを少し。

連れ合いは、夕方出かけるので、バス停まで送る。小学校の同窓会への出席をかねて、墓参り。どちらかといえば、後者が主か。両親亡き後は、兄夫婦が墓を継いでいたが、兄もなくなり、義姉が一人になった。子供は一人娘で、結婚して東京に住んでいる。義姉も最近がんの手術をした。今後は、家も処分して、東京の娘の近くで暮らすようにしたいということで、両親のお墓は、弟が継ぐことになった。彼らは、鎌倉に家があるので、お墓はその近くにということで、墓地を購入した。

連れ合いの育ったところは、家も墓も近々なくなるというので、最後の帰省、墓参を考えていたところに、同窓会の通知が来て、これを機会にと出かけたわけだ。

これで、私も、連れ合いも生まれ育ったところとは、完全に縁が切れることになる。そして、今暮らすところが、故郷になる。

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雨不足

2016-06-03 18:52:05 | 農作業

6月3日(金)   いちじ 

午前中は、田んぼの草刈り。今日はモアで反日回る。

午後は、花畑。トラクターで耕した後、まだ畝を作っていないところを小型管理機で耕す。二度目のズッキーニや、サツマイモの畝を作るつもりだが、草が発芽しているので、草退治に耕す。その後、小一時間ほど時間が余ったので、ジャガイモを掘って帰る。

予報が、大きく変わったようだ。今年は、梅雨入りが早く、」雨が多いとの予報だったが、全く変わってしまった。梅雨入りは遅れるようだし、雨もあまり降らないようだ。梅雨入りをしても、はじめのうちは雨は少ないという予報に変わった。ボラ田には水が少なく、一部土が割れ始めているところがある。もう一か所も水が少なく、土が出ているところもある。そういうところは、田の草が発芽している。今年は西地区の田んぼは、散々な目にあいそうだ。

畑も、水不足だ。夏野菜も元気がないし、アブラムシに疲れた苗は、生育も不順だ。これから先が思いやられる。

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全面刈

2016-06-02 18:34:51 | 農作業

6月2日(木)   いちじ 

朝は曇りで、空気も冷たく、肌寒く感じたが、すぐにほぼ快晴の空に変わる。太陽の下の作業は汗びっしょり。

今日は、思い切って、一日、刈払機を背負おうと決める。今日のうちに、大土手の5枚の田んぼの法面の草刈りを終わらすと、固く決意して、車で向かう。葦やセイタカアワダチソウ、カラスムギなどの背の高い草がびっしりと生えそろっている。伸びているものは、1.5mほどの丈で、作業は疲れるが、思い切ってやらないとだらだら長引いてしまう。今年はまだ6月になったばかりだから、低い方。下旬ごろになると、背丈を超えてしまう。今年は、早い方だ。

昼休みはゆっくりとるが、午後も、続ける。北側の、水路側の土手も刈ってしまう。こちら側は、年に一度くらいしか刈らないできたが、今年は、久しぶりに、この時期に、全面刈をやったことになる。ときどき休んで、水を補給しながらの作業で、6時前に終えて帰る。

体はぐったりだが、気持ちよく後にできた。

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困りもの

2016-06-01 19:29:01 | 無題

6月1日(水)   ときどき 

花畑。畝マルチの畝間の中耕除草。アーチを組んだ中も耕す。まだ草は発芽して程ないので、かなりの抑草にはなるだろう。アーチの中と、カボチャ用の中の畝間には防草シートを敷く。

昼休み中に電話がある。警察からだという。なんだろうと変わると、寺の件だ。わけのわからない檀家員がいる。寺の役員が不正をしていると訴えたのだそうだ。事情をうかがいたいとのこと。しばらく電話で話したが、会計事務をやっている私のところにある、資料を見せてもらいたいとのこと。どうぞということで、4時近くまではお付き合い。

だいぶ前には、役員の言動で名誉を傷つけられたと、名誉棄損で訴え、その件でも、警察とかかわったことがあった。総会とか、皆で話し合うときには黙っていて、その後に文書を手紙で送りつけてきて、文書で答えろと言ってくる。以前には集落の行政区の役員、財産区の役員土地改良区の役員と、20年近くも手紙被害にあっている。そして、この7~8年は、寺護持会の役員相手だ。住職のところへの手紙攻勢。

相手にせずに無視をしていると、警察へというパターンだ。どうにもならない病気のようなものだ。ばかげたことに時間を取られるのが、困りもの。今日も予定していた作業が、一部先送りとなってしまった。

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