畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

投票=賭け

2013-07-21 19:21:41 | 暮らし

7月21日(日)  ときどき 

今日の作業は、大豆の植付。一トレイ半ほどだけ。水掛けの用意もしておくが、今日は掛けないで、様子見。

我が家のお客さんの、築地のてんぷら屋さんが、家族で来訪。小学生の夏休み宿題の自由研究。畑で野菜収穫をさせたい、ということで、訪ねてくる。妹は、幼稚園で、久しぶりの小さな姉妹の子供たち。いつもは、マンション生活なので、広い板の間の居間、ドアを開けると土の庭や、広いテラス。解放されたように走り回る。犬や猫も、格好のお相手。少しは、農村=田舎を感じてくれたか。昼食を共にした後、帰京してゆく。

合間を見て、投票場に行く。数日前の、選挙戦の後半状況の報道紙を引っ張り出し、最後の判断資料とする。選挙区では、定員3人。一人はしようがないが、二人当選をさせないためには、だれに投票すればよいかだけを考えて、賭けの決定。比例区では脱原発派で当落の境にいそうな候補が想像できるだろう党名を、これも賭けで記入する。私は、賭けごとは、強い方ではない。だから、外れる確率は高いだろうが、唯つ、期日前投票の人数が多かった、ことに期待して、投票してきた。

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選択

2013-07-20 19:45:35 | 食、農への思い

7月20日(土)   ときどき 

曇りがちの天気で、気温もそれほど高くない。朝など、夏姿では、肌寒いほどだった。

畔の草刈。刈払機で、二か所終わり。午後は、家の周りの草刈をモアでやり、大豆をトレイに蒔きながら、母の帰宅を迎える。

大豆、6トレイ。白ー2、茶ー2、黒ー2トレイ。これでおしまい。

もうすぐ静寂を迎える。しかし、どうすればよいのか、いまだに結論は出ない。選択肢が多い訳ではない。選択肢がないに等しいと云うことだ。自分の思想とか、考えを表明せよと云うのなら、答えは一つ。迷うことはない。しかし、そういうことではない。選択してほしいという候補は、たくさんある。人気投票ならどうでもできる。自分の好きなものを選べばよい。しかし、結果が着いてくることを選択しなければ、今回の選択は、最悪の状況を生み出す。だから、どう選択すれば、最悪の状況にならずに済むか、という選択だ。

最善を選ぶのではない。よりよい状況を選ぶのでもない。より益しでもない。より悪くない状況の選択でもない。最悪の状況を少しでも手前で、とどめるには、どう選択するかという問題だ。だから、結論はなかなか決まらない。

静かになる、これから一晩、熟慮するしかないのか。

とにかく、孫、ひ孫の世代に、恨まれないような選択をし、その結果が生まれるよう、祈るしかないのか。

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大豆活着

2013-07-19 19:13:55 | 農作業

7月19日(金)  ときどき 

午前中は、田んぼの畔草刈。二か所、モアのみ走らせる。真夏に戻った天気だが、思いのほか、風が北寄りで気持ちよく吹いている。おかげで、びしょびしょになるほどではなく、昼上がりが出来た。午後は、作業場等の片付け。一月もすると、稲刈が始まる。作業場を、米収穫のパターンにしなければならない。今から、少しづつ手を付けておく。古いくず米や作物残渣などの残りものを鶏ふん置き場に運び、積み込む。その後、ミニショベルで、かき混ぜ、鶏ふんと混ぜ込み、切り返しをしておく。鶏舎からの鶏ふんの運び出しをしなくてはならないが、そのおけるスペースも作る。

昼上がり前と、夕方仕事終いに、田畑を回る。昨日の大豆がどんなかを見るためだ。昼見た時は、大豆は元気に葉を開いていた。これなら、夕方も水をかけなくてよさそうだ、と判断する。午後の天気も、それほどのカンカン照りではなかったので、大丈夫とは思うが、念のため、大豆畑にも回る。傾き始めた日の光を受け、しっかりと影を作っている。まる一日持ったから、これなら大丈夫だろう。5トレイ分の大豆に水かけをしないで済んで、ホッとして帰る。

3か所の田んぼに水を入れる。

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大豆植付

2013-07-18 21:31:43 | 農作業

7月18日(木)   のち  のち 

明け方から、数時間、雨が降る。昨夕から、ぱらぱらしていて、予報も雨が降ると云ってはいたが、夜の間は、弱い雨雲が、千切れ雲として、通過しただけだったようだ。その分、明け方の雨は、音を立てて降り、雨量も、20㎜近く降ったようだ。田んぼには、それほどの恵ではなかった。しかし、畑は、久しぶりに、少し、潤った。

午前中は、作業場内。冷凍機の糀の為、移動しておいた、精米機などを、据え付けなおす。

午後は、真夏の太陽が戻り、早朝の雨の湿気が加わり、うだるような気温の中、大豆の植付。タンクと、ポンプを覚悟はしていたが、今朝の恵で、その必要はないかもしれない。とりあえず、植付初日は、必要ないだろう。小型管理機を走らせ、草の発芽を抑制し、植え溝を、管理機の車輪後にするように、機械を走らせる。少し遅れて、連れ合いも加わり、一回目の植付は完了。

5トレイ。

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保冷庫

2013-07-17 21:05:16 | 農作業

7月17日(水)    いちじ 

保冷庫の冷凍機の交換。最近の、猛暑のせいとだけは言えない。いい加減古く、期限切れの機械だからともいえる。保冷庫の冷凍機が、ときどき、高圧カットという現象を起こし、冷気を発生しなくなる、ということがときどきある。この数年続くことだが、夏になると、保冷庫の内温から目を離せなくなる。保冷庫の前を通るたびに、温度計を確認する。アッと思って、室外機のリセットボタンを押す。そんなことを2~3カ月続ける。きづかれするだけでなく、 庫内の米や野菜の、品質低下にもつながりかねない。今年は、異常に早い梅雨明けと、猛暑の到来。この先が不安で、冷凍機の交換を決意する。そして、今日、その交換工事。為に、昨日は、作業場の片付け。ということで、なにやかや、そんな手伝いもする。

午後は、市政協力員の懇談会ということで、3時間ほどで掛ける。あまりまとまった、作業はせずじまい。

大豆播種。7トレイ。

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駄目押し

2013-07-16 19:33:56 | 猫、犬

7月16日(火)  ときどき 

いくらかホッとするような、一日だった。作業場の片付け、田んぼの草刈。

ソラが、家に寄り付かなくなった理由として、まだいくつか、の要因がある。三人の夕食の期間、一晩、館山からも友人が来て、食事、宿泊、という一日が、一回あった。人見知りの強いソラには、ダブルパンチのように効いたのかもしれない。翌朝も、第三者が食卓を囲んでいる。居場所を奪われた気持ちをより強くしたのかもしれない。

不幸なことに、もう一つの出来事もあった。我が家はもう、築30年を経過している。軒下の換気口が壊れ落ちてしまい、開口状態になっている所が、何か所かある。そこから、ムクドリが入り、営巣し始めた。ときどき、棒でつついたり妨害してやったが、意に介さず、人の気配を盗んで、天井裏に入っていた。そこで、我が家の外猫たちに、出動命令。ときどき、天井裏に入り、見回るように、換気口の下に、上がり道を作っておいた。古い鶏小屋の、掘っ立て柱を登ったり遊んでいた猫たちの何匹かが、天井裏の見回り隊になった。時折、天井裏に入り歩きまわるようになった。おかげで、ムクドリは、二度と入りこまなくなったが、天井の気配が、ソラを不安にさせていた。

普段は、ほとんど、テラスとは反対側の、勝手口近辺と、作業場(=外猫の食堂)にたむろしている外猫たちが、時折テラスに上がってくるようになったのも、(しかも、より頻繁に) ちょうどこのころだったような気がする。

ソラは、外になれるにつれ、テラスからも、離れて行った。我が家の敷地から、離れた所に、自分の居場所を作った。

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急降下

2013-07-15 19:51:06 | 農作業

7月15日(月)   ときどき 

昼食を取り、休んでいる時間、ものすごい暑さになる。ごろんとしているだけで、汗がにじむ。2時半頃、ああ、この暑さどうにかならないかと、田んぼに向う。草刈である。モアで始め、刈払機に移る。ふと気付く。あれ、それほど汗をかいていない?。6時近くまで、作業して帰るが、水もそれほど飲まなかったし、作業着もびしょびしょではない。吹く風も、なんとはなく、ホッとする位に感ずる。

アメダスの気温を見て、実感する。気温は、12時、13時と、34℃をこえていたが、14時には、29℃台に、15時には、27℃台まで、急降下が記録されている。どうなっているのか分からないが、自然界の変化の妙を実感した。

午前中は、大豆の種の選別など、大豆の育苗作業。めどを付ける。

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2013-07-14 21:28:49 | 暮らし

7月14日(日)  ときどき  

集落のお婆さんたちが、お盆の念仏をするために、寺を開ける。

過って、お寺には住職が住んでいた。私より、4~5歳年上だった。しかし、50代半ば位で、癌でなくなった。以後、住職の母親が、庫裏に住み続けていた。だから、お盆の念仏の時などは、お茶を出したり、世話をしてくれていた。しかし、その母親も、5年ほど前に、認知症がひどくなり、特養に入所。以後、寺は無住となり、昨年、母親も、帰らぬ人となった。念仏は、毎年あるが、無住となった寺の本堂は、半分、ネズミの運動場。念仏のお婆さん達、最初の年、本堂に上がり、ネズミのふんのひどさに、いご、寺での念仏は、休止としていたと云う。

住職がいなく、かつ、管理も、檀家でやらざるを得なくなった。母親の存命中は、旧住職の兄弟たちが、時折、生まれ育った家に、帰り、特養の母親に面会したりしていた。その折に、掃除などもしてくれてはいた。寺役員としては、寺は、寺であると同時に、旧住職のプライベートな住まいでもあった訳で、そうそうは、実務的に、なにやかやとはやれるわけがない。半分遠慮していた。しかし、今年からは、寺の草刈の時、人でさえあれば、内部の大掃除もすることにした。

そんなことで、念仏も、再開となったのだろう。

午前の、一番の仕事は、寺に行き、本堂の入口を開ける。換気もよくして、掃除をして、座布団、お茶を用意しておく。夕方の、しまいの仕事は、寺の戸締り。

大豆育苗作業。大豆、5トレイ播種。田んぼの草刈、モア、刈払機。秀地区は終わり。

 

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外猫

2013-07-13 19:20:18 | 猫、犬

7月13日(土)   たり  

今朝、ソラは来ていなかった。ソラの居場所の草むらに向う。道路を歩きながら、ソラを呼ぶ。と、草むらからではなく、道路の遠くの方から小走りで、やってくる。メイン道路の方まで、云っていたようだ。しばらくなでてやり、おいでと言って、家の方に向うと、足元をとことこと、並んでついてくる。敷地の入口近くに来ると、座り込んで、毛づくろいだ。テラスはすぐそこなのに、動こうとしない。少しだけ、相手をしてやり、家に入る。で、家事に手を付けていると、いつの間にか、テラスに座っている。網戸を開けて、促しても入ってはこない。仕方なく、餌皿を出してやると、いつものように、おもむろと、少し食べては、毛づくろい。何回か繰り返し、帰って行った。その後、2時間ほどして、鳴き声に振り向くと、テラスに上がっている。もう一度、餌を、同じように食べ、終えると、下りて行った。

その日、三人での食事が終わり、私は、いつものように、すぐに眠ってしまう。翌日、連れ合いから聞いたのだが、ソラは、何度呼んでも、なかなか帰らず、寝る前に、ようやく、戻ってきたという。そんな日が、一週間ほど続いた。それでもソラは、餌だけは食べに戻ってきてはいた。そして、食べ終わるとすぐに、外に出すよう、要求し、日がな、テラスの上か、空家の入口のコンクリート道路下で、まるくなっているのが日課となった。

午前中は、出荷の手伝いを依頼され、半日、作業場での、腰かけ作業。曇りがちのせいか、それほど暑くはなく、座り作業では、着替えるほどには、汗はかかない。午後は、半日、田んぼの畔、法面の草刈。午前中以上に、日の射す時間は短く、曇り空。刈払機での作業も、それほどしんどくはなかった。

 

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予兆

2013-07-12 19:32:21 | 猫、犬

7月12日(金)  

朝、夕は曇ることもあるが、日中は真夏の太陽、カンカン照り。

起床してすぐ、カーテンを引くと、テラスの上で、ソラが声を出した。珍しいことだ。この所、テラスの上にも、なかなか上がろうとせず、時間をかけて、ようやく飛び乗る、という具合だった。しばらく、なでてやって、餌に誘うが、どうしても、家の中には、入ろうとしない。餌皿を目の前に持って行ってやる。それでも、臭いをかいだりはするが、すぐには口を付けない。しばらく喉をなでてやったりしていると、おもむろに、皿の前に行き、ちょこちょこと食べ始める。もともと、小食。少し食べて、皿の前を離れ、毛づくろい。再びさらに口を入れて食べる。そんなことを数回繰り返す。そうそうは、付き合っていられない。朝の家事にとテラスを離れる。動き回る目に、テラスで、毛づくろいするソラが映る。しかし、30分も経つ頃には、ソラの姿は消えてしまっている。

予兆はあった。近くに別荘を持つ友人が、一、二カ月に一度、一週間ほど、滞在する。その時、夕食だけは、我が家で、一緒に食べる。

一月前ぐらいだったと思う。我が家の食卓には、三脚の椅子がある。普段使っていない椅子が、ソラの一つの居場所だった。ソラの居場所は、居間の何か所かにあり、その1つが、椅子の上だった。友人が来るので、ソラを下ろし、ネコの毛を掃除する。ソラは、他の居場所の一つに連れて行った。しかし、せっかく拭き掃除した、椅子の上に、すぐ飛び乗ってくる。しばらくいたちごっこ。そのうち、友人が来て、椅子取りゲームは終了する。数分もすると、もうソラのことなど忘れたように、三人の食事は進む。しばらくは、テーブルや、座卓の下で、毛づくろいしていたソラが、サッシの前に行き、声を出した。いつものことと、外に出してやる。

田回。畔の草刈。宮畑、二回目のロータリー耕。大豆種の選別。

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