畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

田回

2013-03-21 19:22:07 | 農作業

3月21日(木)   いちじ 

よく晴れるが、空気は冷たい。

暖かい日が続いたのと、晴天で、太陽の陽射しをたっぷり浴びたため、種籾の発芽は早い。すでに、太陽シートを外せるほどになっている。しかし、太陽シートを取ると、ハウス内の温度管理をこまめにしなくてはならない。今日の空気の冷たさでは、夜には、保温シートをかけてやらなければならないだろう。急激な気温の差は、発芽したばかりの苗には、大きなストレスだ。こうしたストレスは、病気になり易くするから、もう一日、被覆した状態にしておこうと、判断する。明日には、シートを取る。田んぼの準備を急がなければ。

田んぼを回り、水手をチェックし、排水桝の水位調整用の板を点検。使えないものは、新たに作っておく。すべての田んぼを回り、状態を見てくる。トラクターの作業機の取り換え。ロータリーを外し、畔付け機を取り付ける。点検し、明日からの畔付けの準備。

連れ合いは出かけたので、動物の世話。母の薬をもらいに、病院へ。そして、夕方には、母帰るで、また、数日は、世話がかかる。

 

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花盛

2013-03-20 18:43:54 | 農作業

3月20日(水)   ときどき 

暖かい春分の日。出荷の日だが、個数も少ない日だし、野菜の種類も少なくなったので、手伝いはせず、花畑へ行く。

ダイコン、ニンジンの播種用の畝マルチ。苗としてセルトレイに蒔いたチンゲンサイの植付用の畝マルチ。短い10mほどの畝だが、6畝作る。春蒔きの、チョウホウナ、カブ、ホウレンソウの種蒔。これは、シーダーテープに加工したもので蒔き、それぞれに、不織布で、べた掛けとする。一日がかりで、とりあえずの作業を終わらした。これからは、田んぼ作業も加わり、忙しくなる。

今の花畑は、花盛り。

菜花は満開だし、チョウホウナなどのアブラナ科の菜っ葉類も、黄色の花を満開にさせている。つい一週間ほど前まで収穫していたダイコンも、この暖かさで、茎をぐんと伸ばし、蕾を開き始めた。

  真ん中が、ダイコンのトウ立ち。その右の土のこんもりが、ダイコン貯蔵の状態。そして、満開の菜花。

  

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春眠

2013-03-19 19:06:24 | 農作業

3月19日(月)  

暖かい日が続いている。種蒔後の暖かさは、大歓迎。ハウス内の暖かさで、発芽は早まる。天候次第で、4,5日から一週間の差が出てしまう。発芽まで時間がかかるほど、黴の発生や、苗の細菌による病気も増えがちになる。今年は順調に行ってほしい。

籾摺りの準備をして、籾摺り。30俵ほどを玄米にする。米袋を保冷庫に入れるまではできたが、機械類の片付けまでは、手が回らなかった。

ソラは寝てばかりだ。居間の外に作ったテラスも、最も利用し、喜んでいるのはソラだ。昨日は、電話機の上で気持ちよさそうに寝ていて、滑り落ちるのではないかと、思うほどの、寝像だった。が、もう少しと見ていたら、やはり猫なのか、気づき、寝姿を直した。

    

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誤算

2013-03-18 18:33:44 | 農作業

3月18日   ときどき 

種蒔は、10時過ぎには終わる。被覆して、機械や、培土の袋等々、片づけを全て終わっても、昼までには、少し間がある位の、余裕で、作業完了。ただ、ちょっと失敗は、予定していた箱数まで、播種できなかったこと。昨年、播種量をかなり少なくして蒔いたら、種籾が、かなり余ってしまった。それで、今年は、それより一ランク多い量と、昨年並みの量と、量を違えて蒔いてみて、苗の感じを調べることにした。それで、昨日、ワンランク多い量で蒔いたのだが、思った以上に食いがよく、半分以上の籾を消費してしまった。これでは、種籾が大幅に足りなくなるので、昨年よりもう一ランク少ない、機械の最低量での播種に変えた。しかし、それでも、予定した枚数に、30数枚届かなかった。

まあ、ある程度多めに見積もっていたのと、植付密度の調整で、苗が足りないと云うことはないだろうが。とにかく、誤算、失敗だった。

今日は、低気圧の通過で、荒れると云う予報なので、Kさんは、昼食後帰ってゆく。

午後は、播種機の清掃、点検、注油などをして、格納。米が底をついてきたので、籾摺りをしなくてはならない。作業場の片付け、ならびに掃除。籾すりの準備。

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種蒔

2013-03-17 18:22:21 | 農作業

3月17日(日)    ときどき  

Kさん、8時少し前到着。一休みし、9時ころより作業開始。苗箱や、培土を運びこんでもらっている間に、播種機の点検調整。機械を動かし始めたのは、11時ころ。Kさんに苗箱をセットしてもらい、土の入った箱を積んでゆく。腰の痛くなる作業だ。380箱ほどのうち、午前中に半分ほど終わらせる。。午後、残りの半分の土入れを済ませ、機械を土入れから、播種用に調整。3時ころより播種作業開始。連れ合いにも加わってもらい、三人での作業。連れ合いが箱をセットし、機械が、水かけ、播種、覆土をする。私とKさんが、機械から出てきた苗箱を運び、苗代に並べる。苗箱は水を含むから、倍ほどの重さ。それをもって、20m近く運ぶから、結構の仕事量。途中で、播種量の変更などもしたが、一か所の苗代を終わらす。180枚。

保温用の不織布と、太陽シートで被覆。一苗代の作業は完了。5時過ぎには、ハウスを閉めて、今日の作業終了。

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苗代

2013-03-16 18:36:21 | 農作業

3月16日(土)  

まずは、ハウス内のエンドウの収穫。出荷できそうもない、小さなものも、我が家で食べようと、取れるだけ摘む。小さなものは一杯付いているし、花もたくさん咲いている。惜しいなーと。出荷場で、選別し、出荷できるものを量り、包む。あとの出荷作業は、任せて、再びハウス内に戻る。エンドウを片付け、もう一つ苗代を作らなければならない。種蒔は、月曜日に予定したが、午後には降りだす予報だ。準備万端で臨み、午前中、早めに作業を終わらすようにしたい。Kさんも明日朝から、応援に来てくれる予定。苗代だけは、今日中に作っておきたい。

     

心を決めて、これだけ育ったエンドウの株を引き抜く所から始める。ネットの撤去、マルチフィルムの片付け。そして、苗代用のプール作り。作り終えて、片づけも終わらせ、明日の準備にも手を付けることが出来た。明日は、苗箱の準備から、合成培土の運び込み。土入れを予定する。土入れからは、機械作業。一人だと、いちいち機械を止めなくてはならず、能率が悪い。二人以上で、仕事の速さは倍以上となる。土の入った箱を積んでおく場所も、平らに均し、パレットを置き、準備完了。

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発芽

2013-03-15 18:31:17 | 農作業

3月15日(金)  

日の出は、5時台になっている。まだ、布団から出るのには、気を入れなければならない。今日も、空気はひんやりしている。しかし、春の太陽は、ハウスの中をすぐ暑くする。外に出ての一番仕事は、芽出し中の種籾を確認すること。8時半には、中の温度は、30℃近くまで上昇している。昨日寒かったから、このままでもよいが、と思いながら、シートを外してみる。と、ごく小さい白い点々が目に飛び込んでくる。もう!、と目を近づけると、籾の胚芽の所から、小さく芽や根の先端が飛び出している。籾全部ではないが、二、三割ほど。これでは、明日まで置いたら、伸びすぎてしまう。昼には、芽出し作業を終えなければならない。

脱水機にかけて、余分な水分を飛ばして、保冷庫の中に広げておく。

午前も、午後も、秀畑。施肥、耕起、マルチ張り。レタス定植用3畝と、ゴボウ播種用に2畝。それぞれに、畝もマルチの幅も違うので、畝立機では、幅の調整に時間がかかる。小型管理機で、耕し、肥料を鋤きこみ、マルチは人力で張る。フィルムを伸ばしながら、ところどころ、手で土を載せ、ある程度の長さになったら、鍬で土を被せる。腰の痛くなる作業だ。

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遠出

2013-03-14 18:20:02 | 農作業

3月14日(木)  のち 

冷たい雨の朝。出かける前に、種籾を浸種から、次の工程、芽出に移行させる。何時もより早めの7時過ぎから、外に出る。しとしと雨だが、寒い。手間取るが、傘を差しながらの、だらだら作業。種籾を水から上げ、水槽をハウス内に運ぶ。温床用電熱マットの上に置き、少しだけの水を入れ、上に金網をセットする。種籾が水に触れないように網の上に置く。水をたっぷり急襲した種籾に、ある程度の温度と酸素を吸わせると、芽が動き、根も延ばす。鳩胸状態といって、芽が膨らみ、籾を破るか破らないかぐらいの状態を理想とする。晴天ならば、ハウス内は、暖かくなるが、今日は無理そう。電熱マットも、水を20℃ほどには上げないだろうから、今日は、助走だけで終わるだろう。明日の太陽を期待する。

8時過ぎに出かける。房総半島を北上。目指すは、旭市。農業資材店だ。育苗用の合成培土の購入のためだ。一般の培土なら、地元の資材店や農協でも扱っているが、有機米用となると、遠出をせざるを得ない。自分で作ったものは、どうしても、吸水性が悪く、機械での播種作業には向かない。それで、年に一回の遠出買い出しを、早春の房総半島ドライブ。九十九里海岸を走る有料道路を、トラックでのドライブだが、景色は良いが、クッションが悪く、空荷だと、特に撥ねてよいものではない。しかも、あいにくの雨天。約3時間で到着。その頃には、雨は上がってくれて、積み込みは濡れずに済んでよかった(店の人が、やってくれるのだが)。

帰りは、ワイパーは必要ないだけよかったが、晴天にはならない。同じ道をひたすら走るだけ。帰着は、2時。

一休みして、ハウス内片づけや、雑用。

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豌豆

2013-03-13 19:04:40 | 農作業

3月13日(水)  のち  いちじ 

朝のうち、出荷を手伝い、その後は、ハウス内作業。今日も強風なので、ちょうどよいが、暑い。シャツ一枚。

苗代作り。相変わらずのプール育苗なので、水を溜めれる場所作り。板で枠を作り、床をなるべく水平になるよう、平らに均す。昨年は、この作業を端折った。為にでこぼこで、苗箱の並びが悪かった。苗の出来には、それほど影響しなかったようだが、やはり、きれいに並んだ方がよいので、今年は、復活。しかし、個の作業が、最も大変。枠を組んでから、均し板を、水平に動かしながら、高い所を削り、低い所に盛って、床を均平にする。土を移動させるから、疲れるし、しゃがみ仕事で、腰が痛い。最後に、POシートを二枚重ねて敷いて完成。一か所作り終える。

さて、もう一か所だが、悩んでいる。エンドウを植えてみたのだが、やはり、冬の間は、加温してやらないと実を付けないようで、今になって、ようやく、ポツポツと実を付け始めた。これからが、最盛期になると云うのに、18日には、種蒔予定なので、処分しなくてはならない。この端境期に、もったいないと、ぎりぎりまで、引っ張るつもりだ。今日も少し収穫したし、土曜日には、最後の収穫をして、引っこ抜き片付けることとする。

 

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ロマネスコ

2013-03-12 18:53:42 | 我が家の畑

3月12日(火)   いちじ 

朝のうちは、少し太陽が陰ることもあったが、その後は、快晴。暖かくなる。田んぼの草刈、草燃し。その後、ハウスの草取りなど。相変わらず、テントウムシの幼虫、蛹が目に入るので、草をちぎって、蛹の付いた葉は、箱に入れて、野菜育苗ハウスに、移動させる。

ロマネスコ

  

イタリア原産(?)の野菜らしい。カリフラワーの変種らしいが、見た目は緑で、ブロッコリーのようだ。味もどちらかというと、ブロッコリーに近いそうだ。まだ食べてみないので、なんとも言えないが、これから、試食してみる。野菜の育苗は、連れ合いの担当なので、どんな野菜を作るかは、私も細かくは知らない。去年も、少しだけ作ったらしいが、記憶にない。今年は、ある程度作ったらしく、今日、初収穫してきた。10個ほどの収穫だったし、全部でも20株位しか作らなかったので、お試し位にしか、送れないので、全員には行き渡らない。もし入っていたら、ラッキーと思って、感想を下さい。

我が家でも、これから食べて、来年以降どうするか、検討だ。

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