畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

ぐずつき

2011-06-20 19:02:13 | 農作業

6月20日(月)  いちじ 

梅雨空が続く。一日、雨がパラパラしたり、止んだりの繰り返し。雨が上がったので、畔の草刈にでも行こうかと、腰を上げると、またパラパラ。そんなことを二三度繰り返す。なんとも、落ち着かない、まとまらない一日だった。役仕事の会計の件もあり、農協へ行く以外は、何をしたともなく、午前中は過ぎてしまう。

午後も、薄日が差したりはしたが、梅雨空と我慢比べ。草刈は止めて、家での作業にする。田植えが終わったままに、苗箱を洗わずに軒先に積んだままにしてあった。一年間このままで、しまわないこともあるが、今年は、洗うことにする。軒下に、乾かすための置き場を作り、苗箱洗浄器を用意する。回転するブラシが付いている道具だ。容器に水を満たして、苗箱を差しこみ、手で、上下に動かすと、ブラシが回転して、箱を洗う。ひっくり返して、反対側を差しこみ、同じく上下する。これで、一丁上がり。タワシやブラシで、こすり洗いをするよりよほど早く終わる。200箱ほどを洗い、少し早いが、仕事仕舞いとする。

途中、雨が強まり、合羽を着るほどになる。やはり、田んぼに出かけなくてよかった。

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侵入者

2011-06-19 18:59:15 | 農作業

6月19日(日)  いちじ 

雨は朝には小降りになっていた。そして、日中は少しぱらつく程度だった。ハウス内の作業を選択。葉ショウガ用のショウガを、ハウス内に植え付けることにする。雨続きの天気で、外の畑の準備ができないし、ハウス内は、キュウリとパプリカを植えたが、空いている部分が、ちょうどショウガを植えるとうまる位だから。

まずは草の処理から始める。中の方はきれいだが、周囲は草だらけ。しかも、ハウスの外から根を伸ばして、侵入してきた多年草が占拠している。ハウスの南側は、チガヤやドクダミ、セイタカアワダチソウだ。こちらは、今回のショウガを植えるに障害とはならない。北側は、名前は判らないが、棘のある草だ。数年前から、ポツポツと芽を出し生育していたが、都度、スコップで掘り取っていた。しかし、この春から、北側の三割位にびっしりと生えてきた。根だと思うが、伸びて、ハウス内に入り、側面のポリが地面に埋まっている所を這うように伸びて、あちこちで発芽している。発芽すると、とげをもつ茎や葉を茂らせ、50㎝以上になる。根をあちこちに伸ばし、根はどこからでも茎を出すようだ。繁殖力の旺盛な草だ。根は深く伸びるので、スコップで掘り、切れないように手繰りながら、掘り取らなければならない。

侵入者

葉や茎に棘を持っている

掘り取った草、長い根と発芽する地中の白い茎

午前中は草取りで終わる。午後、耕して、ショウガを植え付け、たっぷり水を掛けておく。

ショウガ植付

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週間予報

2011-06-18 17:46:24 | 農作業

6月18日(土)   のち 

 午前中、花畑。ロータリー耕。収穫が済んだ部分は、残渣や、草が成長している。作付けしてない所は、草が発芽して、放っておくと、一面の草になる。そんな個所を耕し、草処理もするため、トラクターを入れる。土はしっかりと水分を持ち、しかも、今日は再び雨の予報なので、トラクターをゆっくり走らせ、草を細断して鋤きこむ。晴天が続く様なときは、大雑把でも草は枯れるが、こんな天気では、根が付いている草は再生してしまう。それでは、耕す意味がない。低速で走ると、ロータリーの回転で、裁断されるから、細かく土の中に埋め込まれてしまい、再生する率は少なくなる。

午後は、雨がパラパラしてくるが、濡れるほどではないので、田んぼに行き、法面の草刈。刈払機を背負い、作業を始めると、雨足は強くなってくる。せっかく始めたのだから、決まりの好い所までと思い、作業を続ける。むき出しの髪の毛は、はっきりと雨を感じるが、衣類がびっしょりになる感じはない。が、3時近くになると、雨はさらに大粒になり、シャツを通して、雨を感じるようになる。芽が根にも雨粒が付き、見にくいほどに降ってくる。ちょうど一枚の田んぼを一周。広い法面はまだ終わらないが、引き上げることにした。

着替えなければならないほどに、びっしょりになっていた。この雨、予報が変わり、明日も一日降り続きそうだ。

それにしても、天気予報の見事さ。週間予報は、25日の土曜日まで、傘マークの外れている日はない。いくら梅雨だといっても、こんな予報は珍しいことだ。

日付20(月)21(火)22(水)23(木)24(金)25(土)
天気 くもり 一時 雨
くもり 一時 雨
くもり 一時 雨
くもり 一時 雨
くもり 一時 雨
くもり 一時 雨
くもり 一時 雨
くもり 一時 雨
くもり 一時 雨
くもり 一時 雨
くもり 一時 雨
くもり 一時 雨

 

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農政

2011-06-17 20:49:18 | 食、農への思い

6月17日(金)  のち 

夜間は、ある程度の雨量を記録したようだ。明るくなると、雨は小降りになり、霧雨か、断続的なパラパラ雨となる。午前中いっぱいはそんなだったが、午後は、曇りとなり、薄日が出ることもあり、蒸し暑くなった。

午前中は、収穫してあったジャガイモや、ニンニクなどの整理。午後は、田んぼの法面の草刈。刈払機で、2時間ほどの作業だったが、汗びっしょりになる。早めに切り上げて、夕方は、農協。戸別所得補償の申請と、環境保全型農業直接支援対策についての説明を聞きに行く。

戸別所得保障の申請受け付けの為、市の農産係と、農政局農政事務所から、係員が来ている。市の窓口では覚束ないからと、農政事務所の係員に連絡を取ってから出かける。基本的なことは話し合えるが、具体的には、市の窓口に書類を出してから、はじめて動き出すことになるという。この制度、販売を目的とした農業で、化学肥料や化学合成農薬を半減させることと、一定の農法(カバークロップ、リビングマルチ、草生栽培、冬期湛水)を組み合わせて実施するか、有機農業に取り組むかした場合、年に、10a当たり8000円を支援するという制度だ。その8000円のうち4000円を国、2000円を県、2000円を市町村が負担することとなる。国としては、すでに予算を取り、県に下ろしており、県もパンフレットは作り、市町村には下ろしている、しかし、私の住む市では、制度は知っている程度の話だ。

市の係との話で分かったことは、現在までの所、申請は出ていない。申請があるだろうとは、想定していなかったらしい(これは想像)。申請があれば、それから、補正予算を組むことになるということ。もし、申請者が私だけなら、私一人の為に、そのための業務や、金額にしては大した金額でなくとも、補正予算を組まなければならないなど、大変ですね、と云うような話になる。県の農林部の、地域農業事務所にも、電話をしてみる。

私たちの住む、「安房地域」では、申請は出ていないという。ただ、隣の市で、検討中の動きがあるという。それは、旧村の有機農業グループの人たちらしい。

これを見てわかることは、国が決めた政策を、一方的に地方に下ろすというやり方が、全く変わっていないということ。地方にとっては、2000円用意しろと突然言われて困ることぐらい。この制度を、積極的に広めようとするかしないかは、係の担当者が、関心を持つか否かに、かかっている。もっといえば、その地域の農業者に、関心を持つものがいて、役所への申請という、事務処理の労をいとわないかどうかにかかっている、といっても過言ではないだろう。

農政。日本の農業がどうなるかは、こんな偶然にも左右されるのだろう。

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ジャガイモ掘り

2011-06-16 19:14:20 | 農作業

6月16日(木)   のち 

今年の梅雨は、どちらかというと、陽性のようだ。雨が降る時は、ある程度まとまった雨量となり、弱い雨が降るか降らないかというような、ぐずぐずした感じはないようだ。昼過ぎに降り始めた雨は、今夜から、明日午前中に掛けて、まとまった量になるという。

午前中は、降らないうちにと、収穫の為、秀畑に向かう。最後に残った、草の中のタマネギの収穫。ジャガイモ掘りだ。今年は、気候の具合が、ジャガイモに剥いていたようだ。出来がよかったという声を聞く。我が家も収量はある。ダンシャクは掘り終わったが、ワセシロがまだかなり、畑にある。一畝掘り終わったが、50kgはあった。小玉と、ネズミ等にやられた傷イモが、20kg近くもある。そのうち、秋イモとして種に使えるものが約10kg。家に帰り、夕方には、整理も終わる。

午後は、雨がパラパラしてきた。合羽を着るほどではないので、近くの田んぼの草刈に行く。モアで、畔の草を一時間ほど刈り、髪の毛が少し濡れるほどの雨が、強くなりかけたのと、母の帰りの時間になるので、引き上げる。

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ソラ

2011-06-15 19:03:26 | 猫、犬

6月15日  

共同作業。午前も午後も草刈。といっても、今日は、集落の行事の一つだから、作業としての草刈よりは、のんびり。休み時間の方が多い位の、集まりだ。アルコールも少し入ったりで、なんとなく、PCの前には長く座る気にもならない。

で、今日は、ソラの写真でお茶を濁しておく。

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発芽

2011-06-14 19:16:03 | 農作業

6月14日(火) 

昨日の雨の名残のように、どんよりとした、曇り空が続く。地面は、びしょびしょで、庭の水溜りも、大きく残ったままだ。この分では、畑作業は、苦労するだけと、午前中は、雑用。公の会計で、農協や郵便局の用を片付けたり、明日の出荷の準備をしたり。明日は、「宮薙」という、地区の行事で、二人とも、朝から出ることになる。私は、神社や、お祭りの青年会の集会所などの、草刈。午後は、お寺の草刈だ。連れ合いは、集落の公会堂の、大掃除。ほぼ、午前中で終わるが、我が家の出荷も外せない。それで、今日は、前倒しで、出来るものは準備しておく。

午後は、畑に行く。花畑では、片づけ。収穫の終わった所、空いている所を耕しておきたいので、支障のあるものを移動したり、撤去したりしておく。その後は、秀畑。大雨で、畑土は濡れているが、マルチの下だから、少しはましだろうと、ジャガイモの収穫。砂地がかった畑なので、水はけも悪くなく、土がべったりと付くほどではない。ダンシャクを掘り終える。

ゴボウの発芽、一週間たつが、まだ一割位しか芽が出ていない。

野菜により、双葉はそれぞれに違う

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雨の、、、、

2011-06-13 17:32:45 | 暮らし

6月13日(月)   のち 

朝目覚めると、雨風の強い嵐のような、夜明だった。さあ、きょうは、隣の葬儀だ。一番心配なのは天気。ピンポイント天気を開ける。雨風は、午前も早めに上がる予報。雨雲の予報も、昼前には、海上に抜けてしまう予報画像だ。今の外の状況からは、とても信じられないが、予報の方が、科学的に確かなら、大丈夫だろう。出かけるころには、霧雨程度。傘もささずに、隣に向かう。

その後は、時折、サーと降り、軒先に入りたいほどにはなるが、長くは続かない。準備は順調に続く。告別式は、斎場。喪主宅に詰める私たちは、斎場の式次第を聞きつつ、納骨の準備だ。こう云う時に、携帯電話の、ありがたさを味わえる。別々の場に入るが、お互い状況を共有できる。昼食後、火葬が終わる報が、入ると、納骨に行く準備を確認し、念仏の女性たちも集合する。火葬場からのバス便で、遺族たちが集合。野辺の送りの行列は、私達、近所の者たちの持つ、幟旗や、鐘撞きを先頭に墓地へと進む。雨も上がり、少し蒸し暑くなった、梅雨空の下、納骨は無事終わる。

こうして、長い一日は終わり、お互い、労をねぎらいつつ、穴場と、念仏衆は、公会堂へ。私たち勝手仲間は、斎場の精進落としの会場へと向かう。

新宅のおじいさん、お世話になりました。ゆっくりと、安らかに、お休みください。

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通夜

2011-06-12 17:00:07 | 農作業

6月12日(日)  いちじ 

午前中は、陽射しもあった。

二回目のサツマイモの苗取り。一回目に切った蔓の脇芽として伸びたものや、小さかったものが伸びたものなど、300本位切ることができた。そのまま、畑に持って行き、植付も済ませる。切り取ってすぐに植え付けると、活着もよい。さらに、今夜から明日に掛けては、再び雨が降る予報。最高の植付日だろう。午後は、家の周りの草刈や、ハウス内のパプリカの支柱立てと、結束などをこまごま。6時からは通夜だ。出かける前には、シャワーも使いたいので、そんな雑用で過ごす。

出かける時には降っていなかった雨が、帰りには降り始める。まだ弱い雨だったが、これから本降とか。明日は、雨の葬式になりそうだ。

 

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ジャガイモの実

2011-06-11 19:06:42 | 農作業

6月11日(土) 

一日雨が続く。大雨の上、風も強く吹き、台風のような嵐となる。夕方には、小ぶりとなり、風も治まり、一安心。

こんな天気なので、午前中は、出荷作業を手伝い、ほぼ終わらせる。昼は、ゆっくり休んで、午後は事務仕事。

ジャガイモの実について、Googleで検索してみた。なんと、317万件もあり、驚いた。二つ三つアクセスしてみる。北海道では、珍しくないこと。品種によること。デンプンようの品種は、ほぼ花は実になるともあった。ホッカイコガネも実をつける品種だともあった。井の中の蛙、ではないが、知らないことが多くあるものだ。

もっと、びっくりしたのが、ジャガイモの実について、3170000件もが、、、、ということ。とてもすべてを見ることなどできない。

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