畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

穀雨

2009-04-21 19:29:28 | 農作業
4月21日(火)  のち 

午前中は、昨日の続きの田植。家の周囲の田んぼで、昨日植えれなかった、小さい田んぼ3枚。10a強。深い所がある田んぼで、ユーターンしにくいので、周回植えにする。田んぼの外側から、ぐるぐる回り植えするので、植え終わりは、田んぼの真ん中。そこから、すでに植えてあるところを、再度、植えながら出口に向かう。邪道の植え方だが、見た目が悪いだけで、問題はない。
午後は、最後に残っている田圃の代かき。家からは、遠いが、60アールで、3まいの、条件の良い所。この間ほおっておいたので、水がほとんどなくなっていた。水を入れながらの代かきとなり、丁寧にやるので、時間はかかる。3時過ぎからは、雨が降って来て、しだいに、本降になる。雨合羽は用意していたが、風も強く、眼鏡に、ワイパーがほしくなる。6時位に、2枚、終わらすが、衣類も濡れて、肌寒く感じるほどだ。
しかし、この雨は、「穀雨」だ。暦の上では、昨20日が、穀雨だったが、一日遅れの雨が、水を落として植えた、田んぼを、潤してくれるだろう。
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田植

2009-04-20 20:06:16 | 農作業
4月20日(月)  いちじ 

除草剤を使わない田んぼの田植は、一月位遅らせてみることにした。雑草の発芽時期と田植えの関係からの、実験だ。当然、今育っている苗は、それまで持たない。新たに、苗作りもする。そろそろ、種まきをしようと、箱に土を入れる。
そんなことをしている、朝のうちに、機械屋さんが来てくれる。油圧オイルを点検してみようとなり、オイルを抜く。ひどく汚れている。古い機械だから、水も入り込んで、混ざっているような感じだ。オイルストレーナーが、べったり詰まっている。このために、油圧ポンプに、十分のオイルが供給されなかったのだ。ミッション内を洗浄し、新しいオイルを入れる。正常に回復。思ったより早く、修理できた。その後点検し、昼前には完了。
午後は田植えを始める。今年は、苗の生育が遅めだし、葉齢は進んでも、背が伸びず、短めの苗だ。田んぼの水が多いと、水没して、植わっているかいないか、分からなくなり、植えにくかったり、汚く植わったりする。それで、田んぼの水を、落として、かなり少なくして、他面の土が出る位にして、植える。水の自由にならないところは、雨の降る前に植えて、降る雨を、天水として溜めたい。だから、少し頑張って、暗くなるまで、機械を運転する。
おかげで、ポンプを動かしてもらわなければならない所、4枚、35a強、植え終わり、一安心。後は、天気模様を見ながら、植えることになる。
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点検

2009-04-19 19:56:22 | 農作業
4月19日(日)  ときどき 

今日も暖かい。所によっては、30℃を超える真夏日だったとか。
早めに田んぼに出て、代かき。強湿田で、深い所がある田んぼ、2か所を、無事完了。丁度、正午になる。機械の片づけは午後にして、昼上り。
天気予報によると、21,22日と、雨が降り、荒れ気味の天気になるとか。明日一日、代かきすれば終わるけれど、予定を変更して、急遽、田植えを始めようかと、田植機の点検をすることにする。それには、機械を収納しているハウスの周りの、草刈から始めなければならない。一時間ほどで、きれいになる。さて、点検だ。
まず、あちゃー、バッテリーあがり。購入してしまおうと、ホームセンターへ。取り替えて、始動。OK。機械ハウスから、外に出し、点検。植え付け作業機を上下する、油圧が利かない。これは、私の手に負えない。機械屋に電話。明日来てもらうことにする。
機械が古い物と云う事でもあるが、前もって、点検しておけばよいものに、明日の今日になって、始めるから、明日役に立つのかどうか。
反省!
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動力散布機

2009-04-18 20:05:28 | 農作業
4月18日(土)  いちじ 

昨夜は、結局、降らずじまいだった。今日の晴れ予報は、ほとんど、雲の取れることはなかった。が、昨日とは違い、暖かかった。
午前中は、一時間ほど、歯科医へ。治療は、終わり、入れ歯の作成に移る。今日は、型を取る。時間が中途半端になるから、午後から、代かきをすることにし、準備をする。湿田で、肥料を撒けなかった所に、施肥。粒状の有機肥料を使う。背負動力散布機に、肥料を入れて、田んぼに撒き散らす。小さい田んぼは、畔からだけで済むが、大きくなると、真ん中は田んぼの中を歩きながら撒く。30kgも背負って、水の張ってある田んぼを歩くのはしんどい。今は、トラクターで、水を入れる前に散布するから、苦労しないで済むが、以前は全て、代かき前に、肥料を背負っていた。
午後は、代かき。二か所で、30aほど。高い所の土を、低い方に移動しながらで、時間がかかり、予定より出来なかった。
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冷える

2009-04-17 19:35:21 | 農作業
4月17日(金) 

今までの暖かさに慣れた体には、ちょっと応える。そんな曇り空だった。雨は降らなかったので、ヤッケを着て、一日中、トラクターの運転。トラクターを走らせて行ける位の、近場の田んぼの代かき。近場と云っても、歩くとなると、5分以上はかかる場所なので、昼は迎えに来てもらう。
夕方遅くなると、雲も厚みを増し、山も白く煙り、いまにも降りそうになるが、幸いにして、雨中の作業はせずに済む。しかし、風も強まり、体はすっかり冷えてしまった。

インゲン植え付け(16日)


ゴボウの発芽(16日)

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土寄

2009-04-16 19:56:09 | 農作業
4月16日(木)  のち 

一日よく晴れるが、夕方には、どんよりとした曇り空に変わる。
連れ合いは朝食後、東京へ。昼、夕の動物たちの世話が、プラスになる。

昨日、あとを引いた、ジャガイモの芽かきをやってしまおうと、畑に行く。かなり遅れてしまっている。大きい茎を抜くと、大きい物は、小指大位の芋の子をつけている。当然、マルチの方が、生育は早い。全体にそろって、かなり大きく伸びている。
露地は、生育も不ぞろいだし、小さめだが、一気に芽かきをしてしまう。遅い位なので、ついでに、土寄せもすることに。昼食後は、管理機を積んで、再び出かける。芽かきをして、1,2本になったイモの茎の周りに、土を寄せる。ジャガイモは、地下茎に養分をたくわえたもの。茎の周りに土を寄せることは、イモが地表に出ないように、また、草を抑えるため。
畝間は、先日の、中耕除草で、ほとんど草はないが、株間はびっしりだ。管理機のロータリーで、中耕しながら、耕した土を株下に寄せていく。まだ、それほど大きくない草に、土が被さっていく。かなりの草は、土の下になり、枯れてしまうはずだ。
予定に反し、一日、畑仕事になってしまったが、とりあえず、ジャガイモの管理は、一段落。ついでに、インゲンを定植する。

土寄せしたジャガイモの畝


遅ればせながら、芽かきの終わった、マルチの畝
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雨後

2009-04-15 19:44:20 | 農作業
4月15日(水) 

昨夕より降り始めた雨は、早朝には止み、朝陽がまぶしい。夜中の雨は、本降りだったようだ。雨量はかなりだ。連れ合い曰く、風も強く、嵐だった。私は、全く気付かづ、ぐっすり、だった。
久しぶりの、恵みの雨。田んぼと畑をまわる。水の少なかった田んぼも、たっぷり。畑も水分を吸収し、潤っている。ダイコンは、ほとんど発芽。ゴボウも発芽始め。葉物類もパオパオの下に、目を凝らすと、ぽつぽつと、双葉が開いている。この雨で、さらに促されるだろう。
田んぼの草刈り。ハウスの進入路のダスト敷き。
夕方、時間が空いたので、畑に。スティックセニョール(ブロッコリーの品種、商品名)の苗を植える。虫対策に、パオパオのべた掛け。ついでに、発芽したばかりの大根にも、かけてやる。ジャガイモの芽かきをしていない。この暖かさで、ぐんぐん伸びている。少しだけでもと始めたら、あとを引き、一畝終わらせてしまう。暗くなり、手元もよく見えないほどになり、蚊の様な虫が、顔の周りにうるさい。もうそんな気候になるのだ。帰路に就く。
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九十九里へ

2009-04-14 19:41:19 | 暮らし
4月14日(火)  のち 

今日は、連れ合いのお抱え運転手。九十九里浜の方へ出かける。
有機農産物の認証団体の認定員に、なっている連れ合いの、調査行に同行。午後、あまり遅くならずに帰るため、8時前に出発。もう、雨がパラパラし始める中、車を走らせる。運転が億劫な連れ合いだが、私は、好きと云う訳ではないが、全く平気。バスや電車だと、乗り換え等の待ち時間が嫌いで、どちらかと云うと、車にしたい方。我が家は、軽のワゴンなので、長距離だと少々疲れるが。九十九里浜位だと、2時間少し位。適度な距離だ。
北上するにつれ、薄日が射すか射さないか位の、空模様に。道路もすいていて、快適に、九十九里浜を右手にさらに北上。有料道路を過ぎると、もう近くだ。先方からの案内図と、調べた地図を頼りに、少し海を背にする。予定どうり、10時頃に到着。
畑は、砂地、貝殻混じりの土だ。自宅の敷地内のハウス。道路を挟んだすぐ前の、40a強の畑。車通勤の我が家の畑に比べ、うらやましくなる。エンドウ、ソラマメが花盛りで、しばらくで収穫になるだろう。他は、トウモロコシが、トンネル内で、40日位に育っている。他の半分以上は、冬野菜が、花盛り。やはり、なかなか手が回らないようだ。
彼らは、ハウスイチゴを、無加温で、やりたいと、力を入れ始めたところだそうだ。慣行でない栽培に取り組むことの大変さ、納得し、調査も終わり帰路に就く。正午少し前頃。
昼食は外食。大原の地酒蔵元に寄り、購入。近づくにつれ、ワイパーも動かすほどにはなるが、本降りにはならないうちに帰宅。これは儲けものと、一仕事。石材屋に、道路の表面に敷く、ダストを、トラック一台買ってくる。雨にぬれると、ずっしり重くなる。雨前に間に合ってよかった。
稲の育苗ハウスは、道路より一段低い所だ。何かと不自由だったが、浄化槽を据え付けた時の残土で、スロープを作り、車が降りれるようにした。が、粘土質の土なので、雨が降ると滑って困っていた。苗を運搬する前に、直そうと思っていた。
小雨の中、ショベルカーで、スロープの手直しを一時間ばかりやる。ダストは、後日敷く。5時前頃から、本降りとなる。
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代かき

2009-04-13 20:50:22 | 農作業
4月13日(月) 

ようやく、天気も変わり目に来たらしい。明日は、待ちに待った雨になるとか。でも、今日は、そんなことを感じさせないほどの、快晴だった。
午前中は、田んぼの畔の草刈り。代かき前に、畔や、法面を刈っておく。田んぼの上からは刈れないような、高い法面は、今刈っておくと、後で助かる。
午後は、代かき。委託を受けている田圃、20a強。田植え前に、除草剤を入れるということなので、少し早めの代かき。自分の所は、田植えまでの期間が長くならないように、2,3日遅れて、始める予定だ。雑草の発芽と、田植えの時期の関係で、代かきと田植えの間は、短いほど良い。けれど、苗を植えるには、代かきの後の、土の固まり具合も、重要な条件。歩行型の田植機の場合、最低でも、一週間は必要だった。乗用型では、期間は短くなり、2,3日あれば十分だ。
週半ばからは、代かきを始めるだろう。
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畦マルチ

2009-04-12 19:17:07 | 農作業
4月12日(日)  ときどき 

朝は、久しぶりで、曇って明けた。朝陽は射さなかった。が、あいかわらず、乾燥した暖かさ。水は、どんどん蒸発してゆく。
昨日、一昨日に、水止めした田圃。水が自由にならないところだから、畦にポリマルチを張り、水漏れを防ぐことにする。60cm位の黒いポリマルチ(黒でないと、草が出てマルチを持ち上げる)で、畔を覆う。下の方を田んぼの中の耕した土の中に、押し込み、上は風で飛ばないように、泥を載せて押さえる。田んぼの中に入り、手でやる作業。中腰だし、腰に来る作業だ。マルチを差し込む機械は、あるが、あまり使わないだろうからと、購入してはいない。
昨日の、強湿田の小さい二枚の田んぼの、畔を付ける。水を入れないうちは、トラクターが入れないから、機械ではできず、昔ながらの、手作業だ。マンノウで、田んぼの泥を、畔際に引き寄せて、畔にする。小さい田んぼだからできるが、労力と時間のかかる作業だ。
夕方、時間を作り、畑に。先日種まきした畑の水かけ。三日も立つから、もう乾いている。ついでに、レタスの定植、140本位。大根が、ぽつぽつ発芽してきていた。
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