畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

貯蔵庫

2011-06-23 20:17:19 | 農作業

6月23日(木)    ときどき  

昼前は、曇りがちだったが、午後は、梅雨の晴れ間で、陽射しが強かった。ただ、今日も一日強風が吹き続け、午後は、畑土の表面が砂嵐になるほど。連れ合いは上京。ニワトリの卵を見てから畑に。この晴れ間のうちに、ジャガイモの収穫を終わらせたい思いで。

午前中は、ワセシロの残りを一畝。しかし、あまりのひどさに、掘るのが嫌になるほどだった。この一畝のジャガイモは、ネズミの餌にするために作ってやったかのようだった。マルチを張った高畝だから、適度に雨梅雨はしのぎ、また湿気も保つ。草の根も少ないし、土は柔らか。穴を掘るのも楽だ。ネズミの食糧貯蔵庫に最適だ。畝の中を動き回り、あちこちでイモをかじっては、一休みの巣穴を作っている。その上、許せないのは、どこかの飽食の人種のように、ちょっと齧っては、次のイモへと移るかのように、食い散らかしていることだ。ちょっとでもかじられたイモは、送るわけにはいかない。我が家で、消費するか、捨てるしかない。この一畝で、まともに収穫できたものは、3~4割ぐらいしかない。半分以上が、傷イモだ。

ネズミが喰い散らかしたイモ

午後は、風が強くなるなか、最後のアンデスの収穫。こちらは、ネズミの被害は、少なかった。

夕方6時。掘り取ったアンデスを入れたコンテナを荷台に積み込む。ジャガイモの収穫は終わり。遅れていた作業が、ようやく、また一つ終わった。

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