12月13日(月) のち
雨の予報なので、作業場内の作業を予定しておいた。先日収穫したままのショウガの整理、種生姜の選別だ。気温が低くなるのが心配で、ござやシートを掛けて、保温しておいたので、葉っぱなども、ほとんど収穫時のままで、こびりついている畑土も、しっかり濡れたままだ。リアス海岸のように入り組んだショウガに着いた土は、なかなか落ちない。種生姜として貯蔵するには、極力収穫時のままで、切り分けない方が良いので、土がついて重いままコンテナに入れておく。細かく折れ分かれてしまったものは、貯蔵せず、使ってしまうことに。
連れ合いは、ジンジャーシロップに凝っている。この秋になりかなりの量を作った。ショウガを薄くスライスして、水と砂糖と、好みのスパイスも入れて、弱火で、一、二時間煮る。ショウガのエキスを煮汁に充分、煮出した後、ざるで漉して、シロップを取る。お湯で割って飲んだり、焼酎のお湯割りに落としたりして、楽しんでいる。(私は、焼酎は、お湯か水だけ、氷もありだが、他のものは、お茶も入れない)
さて、ざるに残った、エキスを絞り出された、カス生姜。しかし、これがバカにできない、すぐれものである。細い千切りにすれば、程よい薬味調味料。甘みが強いが、からみも残っていて、色々使える。今が旬の冬ダイコンやカブ、塩もみしてしんなりさせて、このショウガと和える。茹でた菜っ葉類にトッピングすれば、一味違ったお浸しだ。
もう一つが、ショウガの佃煮。これも細かい千切り。酒と醤油でことこと煮る。塩漬けのシソの実や、ゴマ、鰹節なども入れる。温かいご飯に載せると、香りと、からみが食欲をそそる。冷蔵庫の中のタッパーに、常備食として入っている。
久々の、連れ合いのヒット作。連れ合いは、小さな器に入れて、友人たちに、配りまくっている。
自分で作った佃煮(私はジャコと生姜を醤油と砂糖と酒でコトコト煮ました)を食べきってしまったので…
シロップもおいしそう。生姜茶なるものを買ったのですが、一緒にすり下ろしリンゴも煮てあってお湯で割ると甘酸っぱい。
それはそれでおいしいのだけれど、生姜の風味と辛みだけのがいいなぁ と思っていたので。
野菜便に上手く入れば ということで よろしくお願いいたします!