9月8日(土) いちじ
日の出ころは、少しはホッとする気温になるが、陽が昇るにつれ、照りつけは強く、朝から、真夏並みの熱さだ。稲刈も終わり、とりあえずの畑の準備もできているので、気持ちが落ち着いてよいのだが、この天候が、妨げる。関東地方の水不足が、報じられるようになった。この夏、関東地方は全般に、少雨だったようだ。だとしたら、最も高気圧の中心に近い、関東地方の端っこに位置する当地。砂漠のようなのは仕方がない。まだしばらくは、太平洋高気圧は居座り続けるらしい。
家庭菜園ほどならば、水かけをしながら、野菜作りもできるのだが、毎日数100Lもの水を使用するとなると、そう簡単には、種まきや、定植に手を付けれない。何日か先には、確実に、雨があり、潤してくれることが分かれば、それまでのつなぎと、無理をしてでも、水を運ぶこともできる。しかし、何時の事ともわからなければ、水掛けの気力はわかない。2日に蒔いたニンジンの畝も、発芽の前兆も見えず、乾ききったままだ。テレビやパソコンの天気予報。お天気マークを、恨めしく見つめるだけだ。
急に気力が抜けたように、朝から、だら~とする。1日分のおにぎりを作り、10時近くにようやく外に出る。さらに気力を萎えさせるような陽射しが、迎えてくれる。贈答用の新米を精米し、荷造りしながら、作業場の片付け。籾すり後に、そのまま積まれた、米袋を、保冷庫に移動。そんなことで、1日を仕舞いにする。
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