1月25日(日) のち
家の南側は、ちょっとした樹を植えてある庭になっている。月桂樹や柚子、梅、枇杷、木蓮、椿などだ。移住した時から、南側は日陰を作り、夏涼しいようにと、低木を植えてきた。30年を超えると、植木にやってくる野鳥たちが、種を運んで落とすせいで、いろいろの山の雑木が芽を出し、伸びてくる。低木なら、適当に育ってもよいが、高木だと、家の屋根より高くなり、住居に悪影響が出てくる。そんな樹が一本ある。栴檀の木だ。
数年前だと思うが、屋根の上まで葉が茂ってきたので、枝打ちをした。その当時は、ましになったが、すぐに、再び屋根にまでかかるようになった。すごく生育の早い樹だ。落葉しているうちに詰めてしまおうと、二度目の枝打ちにかかる。前回は、高いところに広がる枝だけを、全部落としただけだったが、それでは高いところに再び枝が繁茂し、すぐに屋根にかかってしまう。樹の生育具合が分かったので、今回は、幹自体を切り詰めてしまうことにした。
まずは、高いところの枝を切り詰める。これは剪定鋸を使い、少しづつ落として、片づけ、また切り詰めてを繰り返し、幹を坊主にする。枝がほとんどなくなった幹を、上の方から、輪切りにして落としてゆく。あまりに長い状態では危険なので、1mほどの長さに切っては落とし、を繰り返す。問題がない幹は、ある程度の長さで、切り倒してから、短く切りながら整理する。この栴檀の樹は、根元から、3本の幹が伸びているので、3本とも根元から1メートルくらいの高さまで、切り詰めた。
ほぼ一日がかりの作業だったが、うっとうしいほどに茂っていた樹が短くなり、ものすごく、明るくなった、そんな状態になった。
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