畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

風を見て

2014-03-22 19:15:05 | 農作業

3月22日(土)   いちじ 

日差しは暖かい春だが、空気は冷たい。風を寒く感じる。

6時過ぎ、外は穏やかそうなので、天井のフィルムを張ってしまおうかと、作業姿で、家を出る。しかし、時々、枝を揺らすほどの北西風が吹いている。風もだんだんと弱まる予報なので、焦らず、様子を見ようと決める。出荷を少し手伝い、その後は、天井張の前にやったほうがよい、両サイドの換気用まきあげフィルムを取り付け、まきあげようのパイプも取り付ける。そんな作業もしながら、風を見ているが、本当に無風に近い弱い状態にはならなかった。昼近くになったので、作業は午後からにと、昼上がり。

食後少し休んで、外に出る。やはり風は収まっていない。というか、朝より少し強めに吹いている感じ。どうも、慎重になりすぎたようだ。風を見すぎて、判断を誤ったかもしれない。とにかく、やれることをやっていて、風が収まった瞬間を選び、天井にかかることにし、こまごましたことをやっている。

4時過ぎ、いくらか弱まった風に、思い切ってやってしまおうと、決める。フィルムの端を持って、天井にのぼり、フィルムを引っ張り上げる。重いものだから、少しづつ引き上げ、刈り止めすることを繰り返し、天井に載せる。左右、前後に弾きながら、取り付け位置を決めていると、突如、少し強い風が吹く。せっかく載せたフィルムがあおられ、三割ほど滑り落ちてしまう。

連れ合いを呼び押さえてもらいながら、取り付け位置を決め、刈り止め。すぐに、スプリングで止めてゆく。連れ合いにも反対側をやってもらう。幸い、その後は、フィルムを持ち上げるほどの風はなく。両側を止め終わる。もう吹き飛ばされることはない。6時半ころまでかかり、妻側も止めて、完了。これで、ハウスの機能を持てる状態になった。まだ、天井の換気を作らなければならないし、両サイドの換気用まきあげ装置も残ってはいる。しかし、ハウス内は、雨の影響も受けないし、温度確保もできるので、育苗準備を平衡できる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 農業体験 | トップ | 農家組合 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

農作業」カテゴリの最新記事