畑のつぶやき

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食、農への思い

廃棄食料

2014-01-22 19:28:23 | 食、農への思い

1月22日(水) 

出荷作業。連れ合いは、午後から、患者会の当番。今日から復帰すると云う。

農機会社の職員が米を持ってくる。会社に置いてあるコイン精米機から生じる米だ。

最近の精米機は、石抜き機が付いている。振動を利用して、比重差に寄り、石を精米機内に入らないようにする機械だ。しかし、石だけを選別することはできない。ある程度の米を残すことになる。石があれば、この残米の中に含むが、石がなくとも米は残る。精米機に入らないこの米は、廃棄される。正確には判らないが、我が家の石抜き機から判断すると、一回に500gほどの米が残ると思う。我が家の機械は最後が自動でないから、皿のようなものに、残米を入れて、石だけを拾い、米は精米機に入れる。コイン精米機では、自動的に、残米は処分される。この玄米が一つ。

もう一つは、砕米。玄米を精米するのは、何らかの圧力や、摩擦力で、米の表面を削り糠を落とし、白米にする。この過程で、米粒が割れるものもある。我が家の精米機は。循環式だ。玄米をタンクに入れ、下部のパイプ部分でロールが回り、タンク内の玄米を循環させる。この時、一定の圧力を加え、ロール内を通過する玄米どうしがこすれ合い、少しずつ糠を削る。玄米は、一時間ほど、タンク内で、循環しながら白米になってゆく。ある程度の砕米はできる。小さなもの以外は、白米の中に残るが、それほどの量でない。

コイン精米機などは、一通式といい、タンクの米は、削りロールを通り、即、白米で出てくる。ロールを通る過程で、一気に糠を削り取るやり方だ。かなりの圧力をかけるので、砕米の発生は多い。砕米が多いと炊飯した時にグチャグチャになり易いので、廃棄するように作られている。米の品質にもよるが、その廃棄される砕米がかなりの量になる。その処分先が、我が家だ。

我が家で、鶏を飼っていることから、過って、鶏の餌にどうですかと、効かれた。くず米などを買っていたこともあり、飛びついた。しかし、その量の多さが半端ではない。ニワトリの口に入るのは、ごくわずか。犬、猫のご飯にも、砕米を使う。それでも知れている。八割ほどは、積んだままだ。その量たるや、およそ1トン。(一年弱で)

かなりの無駄。これも食品ロス。廃棄食料の一つだろう。

さて、その処分。

 

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