畑のつぶやき

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食、農への思い

青嵐

2011-04-26 20:01:17 | 農作業

4月26日(火)  

早朝は、6℃。昼は良く晴れて暖かい。昼近くなると、風が強くなる。南西の風なので、冷たくはないが、まともに風に当たっていると、やはり寒く感じる。と、こんな天気が最近は多い。うっとうしい風で、農作業の邪魔だ。田植に着手する気持ちにもならない。そんな気分のせいではないが、今日は、トラクターの洗浄。グリスアップをした後、トラックの荷台を修理する。

主に、大型機械の運搬専用といってよいトラックだ。年間の走行距離はわずかなもので、車検、税金、自動車保険と、経費ばかりかかるが、ないと不自由。極力他の出費は掛けないようにしていたが、ついに荷台がボコボコになってきた。合板の床のトラックで、何年か前、同じような合板を張り、補強して、使っていた。しかし、運搬するのは農作業に使う車両だ。土で汚れた機械をのせる。特に、田んぼ作業では、ドロドロの土が、一杯の機械を運ぶ訳だから、非情に過酷な状況にしてしまう。こまめに掃除をすればよいのに、それもしない。その上、青空駐車。合板は、水分をたっぷり吸うことになる。最悪の状況だ。トラクターなどは、なんとか運搬できたが、田植機は無理のようだ。

田植機の車輪は、空気のはいらない固いゴム製だ。床にかかる力はかなりになる。荷台をぶち破る可能性がある。ホームセンターから、輸入品の外材の板を購入。合板よりは丈夫だろう。接着剤を使っていないから、水にも強いはずだ。出来上がりはきれいだ。無垢の白木の床の用で、部屋の床の様。泥だらけの機械をのせるのはもったいないほど。と、思っているのは今のうちだけ。一日二日走らせると、様子は一変するはず。それが仕事なのだから。

歳時記カレンダーより

五月の項目に、「青嵐」というのがあった。  (草原や森の木々を渡る風は心地よい。ことに若葉のころは、風も青く染まったようにさわやかだ。嵐といってもやや強い風である。同じころの「薫風」はこれより穏やかな響きで、文字通り、薫るようなな風) とある。

この季節、やや強い風が、多いということだろう。気圧配置の関係で吹く、このころの風は、冬の風と違う。そんな、初夏の強い風を、「青嵐」といって楽しんだのだろう。しかし、最近は、その風が、もう少し強まったのか、農作業には邪魔な、「青嵐」である。

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