畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

脱輪

2015-11-03 18:12:12 | 農作業

11月3日(火)   いちじ 

花畑に出かける。イモ類の収穫のためだ。昨日の雨で、進入路は濡れている。その上、トラクターで耕したばかりなので、畑の中を通る進入路は、トラクターのクローラーが方向転換のために掘れた土が、ぐちゃぐちゃになっている。手前に止めようかとも思ったが、イモ類は重いから、そばまで入れようと思ったのが、間違いだった。ちょっと傾斜がついているところで滑ってしまい、耕して柔らかな畑にはまってしまった。四輪駆動で、しかも低速に入れてバックしたのだが、水分過多の土を甘く見てしまった。脱出不能。

たまたま載せておいたコンパネ2枚を使い、スコップで土をよけてタイヤが載りやすくして、走らせてみたが、傾斜のためにコンパネに乗っても、より低い畑の中の方へと滑ってしまう。畑の脇の人が出てきて手伝ってくれるが、ダメ。自分の軽トラを持ってきて引っ張ろうかと、言ってくれるが、この状態で、2台とも動かなくなってはそれこそ困るからと断り、午後から、トラクターを持ってきて、引っ張ることにした。連れ合いも来るだろうから、帰りは載せていってもらってと。

あがいてもしようがないから、ヤーコン、ヤマイモ、サツマイモ掘り。ヤーコンとサツマイモは整理までしてしまう。昼近くには連れ合いも来る。帰りは載せていってと頼み、収穫したものを、ワゴンのそばまで運ぶ。脱輪した場所まで来ると、朝と違って、かなり乾いたようだ。タイヤ2本は、コンパネにも乗っかっているから、もしかしたらと、運転席に乗り込む。エンジンをかける。ギヤを入れてアクセルを踏む。少しは前に進んだ。クラッチを切り、自然に少しバックさせる。反動をつけるように再度、前進。コンパネの上に上った感じがすると、グンと前進して、進入路に乗り上げてくれた。脱出。

ほっ! 余計な手間をかけずに済んだ。

午後は、変換畑。菜花畑の草取りを2時間ほど。夕方は帰ってから、ヤマイモの整理をやってしまう。

 

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