畑のつぶやき

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地震

2011-03-11 20:00:41 | 暮らし

3月11日(金)  ときどき  いちじ 

午後、最大規模の地震がありましたが、皆さんのお住いの所は、大丈夫だったでしょうか。

東北地方では、いまだ実態が分からないような大きな被害があったようで、心配です。三陸沖では、この数日、多くの地震が続いていたようですが、予知はできなかったのでしょうか。ニュージーランドの地震もそうですが、地球の大きさと、その上に生きる、人間が、如何に地球の活動を知りえていないのか、よくわかります。宇宙へ出かける夢の実現から、なんでもできるのだという人間至上の考え方が、弱弱しいものだと思い知り、それなりの生き方をした方がよいように思えます。地球の活動から、それに耐えうるものを作る、と、人間の科学と、技術力えを、誇示しても、地球は、さらに大きな力を見せるように感じてしまいます。地球の力の前には、被害が極力少なくて済むような、そんな生き方の方が、安心できるような気もします。

私たちの所は、被害は全くありませんでした。連れ合いは、畑作業中で、揺れの大きさから、まだ一週齢のヒヨコが心配で、一度家に帰り、出直したそうです。その時も、停車中など、余震の揺れを、感じたそうです。そして、ニュースでも、非常に大きな地震と、知ったそうです。

しかし、私は、6時半過ぎに、家に入り、テレビのニュースで、始めて全容を知りました。私は、地震の揺れを感じなかったのです。防災無線が、放送してはいました。しかし、たいしたことはないのだろう、ぐらいにしか思いませんでした。田んぼで、トラクターを動かしていました。でこぼこした所なども走ります。結構、ゆれながら動いているのです。エンジン音が大きく、防災無線もよくは聞こえないのです。ですが、あまりに何度も、放送されるので、エンジンを止め、静かに聞いてみました。「大津波注意報」の発令でした。房総半島沖も地震の巣です。そこを震源とする地震が起きたのかと、判断してしまいました。そして、たいしたことなくてよかったぐらいに考え、作業を続けていました。予定以上に時間がかかり、6時過ぎくらいまで、ライトをつけて、作業して、トラクターをトラックに積み込み、悪いことに、暗い空は、雨雲の広がりでもあり、雨も落ちてきました。もう一か所、予定していたのですが、暗い上に雨でもあり、明日にしようと、帰路に就いたのです。

明石に住む娘から、携帯に、留守メモ。「大丈夫かー」というもの。かなり大きな地震だったのかなー、などと思いながら、トラックを運転していました。地震のことより、もう一か所の田んぼに置いた、米糠が、この雨でぬれてしまうのではないかと、心配しながら。ちなみに、私たちの住む市は、周囲が、震度5弱なのに、震度は4でした。

 今日の作業  水田元肥運搬、散布。

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