畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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食、農への思い

房総半島

2010-05-07 20:02:30 | 暮らし
5月7日(金)  のち 

連れ合いが、有機JAS認定調査員として、調査のため、香取市の農場に調査に行くことになった。田植も終わったし、初夏のドライブもよいだろうと、運転手をかってでた。(私が、行けない場合は、調査を断ると言っていた。)
7時少し前、出発。過っても一度調査に行っているが、その時は、東間道を利用した。今回は、房総半島を北上する道を選んだ。旭市に行ったドライブの再現だ。房総半島は、南北に長い。また地形もかなり違う。南の方は、平地が少ない。低山だが、険しい地形をしている。山と谷の切れ込みが深く、鋭い。だから、道路は、切通しや、トンネルが多い。
この季節、その険しい低山のあちこちに、紫色の花が、ひときわ目立ち、高所から、垂れている。藤の花だ。この花が、あちこち、これほど目に入るのは、山に、人が入らず、荒れているからだろう。藤蔓が、我が物顔で、木々に巻き付き、太陽を求め、上っているのだろう。
そんな地形も、御宿を過ぎると変わってくる。大原を過ぎると、殆ど平地。南総から、北総へと、変わってゆくのがわかる。ところどころ、こんもりとした、丘山は現れるが、平地が続く。岬を過ぎ、一宮からは、九十九里海岸へ。平らな砂浜の延長のようなところを、ひたすら走り続ける。海の香りを鼻にして、ドライブは快適だ。
いよいよ、九十九里浜に別れを告げ、左に曲がり、八日市場辺りから、北総へと向かう。海を背にしてから、かなり走る。関東ローム層からなる広い大地に、畑が広がる。我々の住む、南総(安房)とは、全く違う風景だ。低地は、水をたたえる田んぼ。坂を登ると、高地は、赤土の畑。谷津田と畑が、交互に続く。
香取市と云っても、平成の合併で、そうなったところで、過っては、栗源町。北総の畑作地帯の一角。延々、3時間弱のドライブは、終わった。
(途中道を間違えたこともあり、予定を、30分近く超えてしまった)

3時近くに帰宅。小雨が降り始める中、ソラマメの初収穫。
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