畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

大きなお皿

2008-01-05 19:55:19 | ニワトリ
今日は  後 

尚くんへ
おじさんたち(おじいさんかな?)のタマゴや野菜を食べてくれてありがとう。
ニワトリのことちょっと書きます。
オレンジ色のはニワトリがご飯を食べる大きなお皿です。直径50センチくらいです。でも、下に置くとニワトリたちはその中に入ったり、ひっくり返したりします。だから天井からつるします。真ん中にバケツをひっくり返したようなものが付いています。これも中に入れないように、付けています。ニワトリはあまりお行儀がよくないのです。

ニワトリたちの大きなお皿


ニワトリはこのお皿の周りに輪になって、餌を食べます。大体ひとつのお皿に12,3羽です。食べてるところの写真を撮ろうと思いましたが、お行儀の悪いトリたちで、動き回って、うまく撮れませんでした。うまく撮れたら載せますね。
雄鶏はとても雌鳥思いです。雌鳥を大事にします。餌をやっても雌鳥の食べるのを周りで待っています。餌を食べてる雌鳥を守っているのです。トリ小屋の中だから敵は入ってこれないのに、本能なんですね。
ニワトリは菜っ葉も大好きです。菜っ葉を放り込んでやると、我先に争って食べます。このときも雄鶏はすぐに食べないばかりか、葉っぱを咥えて、それを下に置いて、「ココッコ、ココッコ」と雌鳥に菜っ葉があるよと、呼びかけます。やさしい雄鶏です。
雄鶏は、勇敢でもあります。雌鳥たちを守るため、戦うこともあります。我が家では、おばさんがニワトリの世話係です。おばさんが居ない時、たまに、おじさんが餌をやったり、タマゴをとったりします。そんな時、雄鶏に蹴飛ばされることがあります。不審者進入。やっつけろとばかりに。
だいぶ前の話ですが、友達のところの話です。彼は、山の近くでニワトリを飼っていました。ある夜、雄鶏が「コオッコ、コオッコ」とけたたましく鳴いたそうです。心配だったけど、ほおって置いたそうです。そして、翌朝、トリ小屋に行ってみると。
小屋の中で、一羽の雄鶏が冷たくなっていました。きっとタヌキか何か外敵が小屋の周りに来ていたのでしょう。雄鶏は、一晩中、警戒の叫びを上げ続け、力尽きてしまったのでしょう。
勇敢な雄鶏の、本当のお話です。

雌鳥を守る雄鶏


作業 出荷 畑の片付け 山芋の蔓燃しなど
コメント (4)
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