日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

色づく秋の九州へ 2013

2013-11-01 21:13:04 | 居酒屋
天文館では再訪に絞るつもりでいたところ、いきなりの誤算が。一軒目に予定していた「ぶんご」が閉まっていたのです。よく見ると店先には当分休業との小さな張り紙が。親方に何かあったのでしょうか。再会を楽しみにしていただけに残念ですorz
もっとも、一軒二軒振られても、天文館なら呑み屋の選択肢には事欠きません。二軒目に予定していた「菜菜かまど」を繰り上げて投入します。

何度か訪ねた店だけに、勝手はおおよそ分かっています。明日屋久島へ渡ることを考えると、酒は当然三岳ではなく八幡でしょう。黒板の品書きと目の前の冷蔵ケースをざっと眺めれば、肴の組み立てもおおよそ決まってきます。冷蔵ケースに鯖があるためまずこれを選び、前回いただいて秀逸だった鶏刺しを続け、あとは腹具合に応じて一品二品といったところでしょうか。品数がある程度限られているのもさることながら、独酌にはおあつらえ向きの雰囲気からして、たらふく飲み食いするよりは、本当によいものを二、三選び、むしろ酒をしみじみ楽しみたいという気分になるわけです。
鯖は皮も切り口もぴかぴかに光って、見た目からしておいしそうです。一年間待ち焦がれた半解凍の鶏刺しも当然ながら秀逸。そうして二品を片付けると同時に、最初に頼んだ酒一合が空きました。もう一合追加するにもやぶさかではないものの、二軒目もあるため余力を残して切り上げます。これほどの名店が軽く一杯引っかける場で終わるのですから、やはり天文館の酒場の充実ぶりは突出しています。

菜菜かまど
鹿児島市山之口町10-18
099-225-7588
1800PM-2400PM(日祝日定休)

八幡
突き出し(レバー中華風炒め)
鯖刺
とり刺

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