日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

汽車旅in信越 2013

2013-11-09 10:23:04 | 甲信越
日本海に面した小駅、米山で列車を降りました。目当ては十数年来通い続けている高台の撮影ポイントです。ここで日がな一日カメラを構えるのが、本日昼の部の活動となります。
日がな一日撮影といえば、先月にも同じようなことがありました。そして、車により自由自在に移動できた前回に対し、今回は徒歩だけにそうもいかず、同じ場所でひたすら列車を待つだけです。しかし、眼下に広がる日本海と、米山のうらぶれた集落の取り合わせがよく、視界も広くて作画は自由自在です。青い海が広がる午前も、逆光の太陽が水面に映る午後もそれぞれによさがあり、一日滞在しても飽きないだろうという考えはかねてからありました。今回は宿願達成となります。
一時肌寒かった天候も、日が昇るにつれて暖かくなり、まさに小春日和と呼ぶにふさわしい陽気です。しかも、彼方には雪をかぶった北アルプスが連なり申し分ありません。駅前にコンビニ一つないことは承知しており、今日は駅弁と水筒を持参しました。目一杯滞在すれば七時間、浜辺で釣り糸を垂れる太公望のごとく、のんびりと列車を待つことになるでしょう。

コメント    この記事についてブログを書く
« 汽車旅in信越 2013 | トップ | 汽車旅in信越 2013 »

コメントを投稿