日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

晩秋の大地を行く - 旭山

2015-09-27 09:32:38 | 北海道
今や誰もが知る旭川の名所、旭山にやってきました。もちろん一人で動物園に入ろうなどとしたわけではありません。さらに登った場所から列車が撮れると聞いてのことです。
観光客がたむろする動物園の入口の前に、かつてゲレンデだったという草地の斜面が広がっており、その斜面を登ると作例で見た通りの眺めが現れました。見渡す限り黄金色の絨毯なのは、一昨日訪ねた当麻山と同様ながら、整然と区画された道と田畑が印象的だったあちらの眺めに対し、こちらでは何本かの川が集まり石狩川に合流する様子を一望することができ、左の奥には愛別方面へ走る39号線も見えています。
肝心の線路は、視界の下方を右中ほどから左下へ貫くように延びており、左へ突き抜けようとする部分がちょうど黄金色の絨毯となっていて、絵柄としても期待以上です。所々に日が差してまだらに見えるという、何とも煮え切らない空模様が惜しまれるものの、キハ40を2両連ねた登りの普通列車を、意図した通りの絵柄で仕留めました。
隣の芝とはよくいったもので、今度は当麻から愛別にかけてが晴れているようです。この状況が変わらなければ、10時に来る上りの「オホーツク」を撮った後、もう一度東へ向かって走ります。

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