おはようございます。天候と走行距離には日によって多少の差が出てくるものの、0時に寝て6時に起きるという流れにはまず例外がありません。昨夜から今朝にかけても同様の経過をたどり、只今出発の支度を済ませたところです。
それにしても、昨晩の寒さはかなりのものでした。以前から愛用している薄手の雨合羽では足りず、本活動に備えて調達した少し厚手の雨合羽でも寒いには寒いという状況でした。夜半も寒さで一旦目が覚め、寝袋を二枚重ねてどうにか眠れました。現在の気温は12.5度あり、昨夜が11度だったことを考えると、おそらく10度を切ることはなかったのでしょう。しかし体感としては、あまりの寒さで寝付けなかった
10月上旬の興部と変わりませんでした。色づき始めた木々にしても、芝地に降りた霜にしても、オホーツクには晩秋の趣が漂っています。
長旅も折り返し地点を迎え、あとは出発地へ向かって少しずつ引き返す行程となります。本日は昨日下ってきた石北本線沿線を逆方向にたどります。これまでの実績からしても、旭川まで戻れれば上出来といったところではないでしょうか。そうなると頭をもたげてくるのが、「独酌三四郎」で呑みたいという悪魔のささやきですが、あいにく土曜に重なり宿泊事情が厳しいこともあり、郊外でキャンプをするのが順当なところかと思います。
今のところ上空には雲が出ているものの、ところどころ青空も見えており、いずれ晴れてくる可能性は高いと思われます。事前の予報では、晴というより曇時々晴といった程度の日が多かったにもかかわらず、実際には晴れの時間がかなり長くなっているのは幸いです。明日ついに天候が崩れるとの予報ではありますが、本降りの雨にさえならなければ、雲間から中秋の名月が現れるかもしれません。それを眺めつつ晩酌できれば最高なのですが。