日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

本日の晩酌 - 東鶴

2015-08-11 23:47:27 | 晩酌
同じ酒であっても、盃を重ねるうちに、一口含んだときの印象が変わってくるということはよくあり、以前紹介した「天明」の山廃などはその好例でした。この「東鶴」も、自身にとり最初とその後でかなり異なる印象を受けた酒です。
封切って一口含んだときには、切れ味と樽香のように鮮烈な含み香に刮目したところが、それから数日後に改めて味わうと、含み香により円熟味が漂っており、熱めの燗で最も持ち味を発揮しそうに感じられました。いずれにしても、ラベルに書かれた「きれいな旨味と切れのあるお酒」という寸評は伊達でなく、蔵元の実力を感じる一品です。

★東鶴 特別純米山田錦中汲み
東鶴酒造(佐賀県多久市)
精米歩合 60%
アルコール分 17度
杜氏 野中保斉
佐賀県佐賀市 しめなわにて購入
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