さて、昨日から開幕した創設百年目の全国大会で、悲劇の主人公霞ヶ浦がまたしてもやってくれました。一時勝手に懸念していた、不祥事による出場辞退こそ幸いにして起こらなかったものの、主将が試合当日に発熱で入院し、試合も欠場というまさかの事態が起きたのです。しかもチームは惜敗し、次の試合はありません。悲願の選手権初出場の立役者である主将は、一度も試合に臨むことなく甲子園を去ることになりました。
過去7年中5度にわたって県大会の決勝に進出しながら、その都度敗れてきた悲運のチームが、ついに全国大会への切符を勝ち取ったにもかかわらず、勝利の女神はまたしても土壇場でこのチームを見放したといったところでしょうか。しかし、何とも切ない結末は、過去にも引き合いにした野球漫画史上不朽の名作「キャプテン」の丸井編を彷彿させるものがあります。
残念ながら、悪運を完全に振り払うことまではできませんでした。こうなると関心が湧いてくるのは来期以降の戦いぶりです。初出場を足がかりにして一時代を築き、常総学院にも取って代わる存在となるのでしょうか。またしても土壇場での敗退を繰り返し、悲劇の主人公としての伝説を更に重ねて行くのでしょうか。あるいはこれを最後に低迷し、永遠の一発屋として人々の記憶に残るのでしょうか。選手権無敗記録保持中の前橋育英と同様、関東地区においては目が離せない存在となりそうです。
過去7年中5度にわたって県大会の決勝に進出しながら、その都度敗れてきた悲運のチームが、ついに全国大会への切符を勝ち取ったにもかかわらず、勝利の女神はまたしても土壇場でこのチームを見放したといったところでしょうか。しかし、何とも切ない結末は、過去にも引き合いにした野球漫画史上不朽の名作「キャプテン」の丸井編を彷彿させるものがあります。
残念ながら、悪運を完全に振り払うことまではできませんでした。こうなると関心が湧いてくるのは来期以降の戦いぶりです。初出場を足がかりにして一時代を築き、常総学院にも取って代わる存在となるのでしょうか。またしても土壇場での敗退を繰り返し、悲劇の主人公としての伝説を更に重ねて行くのでしょうか。あるいはこれを最後に低迷し、永遠の一発屋として人々の記憶に残るのでしょうか。選手権無敗記録保持中の前橋育英と同様、関東地区においては目が離せない存在となりそうです。