日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

この季節の楽しみ 2015番外編

2015-08-07 23:33:44 | 野球
さて、昨日から開幕した創設百年目の全国大会で、悲劇の主人公霞ヶ浦がまたしてもやってくれました。一時勝手に懸念していた、不祥事による出場辞退こそ幸いにして起こらなかったものの、主将が試合当日に発熱で入院し、試合も欠場というまさかの事態が起きたのです。しかもチームは惜敗し、次の試合はありません。悲願の選手権初出場の立役者である主将は、一度も試合に臨むことなく甲子園を去ることになりました。
過去7年中5度にわたって県大会の決勝に進出しながら、その都度敗れてきた悲運のチームが、ついに全国大会への切符を勝ち取ったにもかかわらず、勝利の女神はまたしても土壇場でこのチームを見放したといったところでしょうか。しかし、何とも切ない結末は、過去にも引き合いにした野球漫画史上不朽の名作「キャプテン」の丸井編を彷彿させるものがあります。
残念ながら、悪運を完全に振り払うことまではできませんでした。こうなると関心が湧いてくるのは来期以降の戦いぶりです。初出場を足がかりにして一時代を築き、常総学院にも取って代わる存在となるのでしょうか。またしても土壇場での敗退を繰り返し、悲劇の主人公としての伝説を更に重ねて行くのでしょうか。あるいはこれを最後に低迷し、永遠の一発屋として人々の記憶に残るのでしょうか。選手権無敗記録保持中の前橋育英と同様、関東地区においては目が離せない存在となりそうです。
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シ舌重力開女台

2015-08-07 23:28:32 | 旅日記
先月の北海道以来、五週ぶりとなる活動が明日に迫りました。聖地甲子園の巡礼を主題にした三日間の旅です。ただし、熱心な信者と違って日参するわけではなく、開門前から並ぶつもりもありません。聖地巡礼にかこつけて、酒場めぐりを主体に近畿圏を転戦するのが活動の実態となります。
初日は新幹線を京都で降り、これも聖地の一つである梅小路の蒸気機関車館を巡礼する予定です。ただし、親子連れで混み合う夏休み、それも閉館を間近に控えた最後の夏となれば、尋常ならぬ人出が予想されるため、別れの挨拶程度で切り上げ、京都か大阪のどちらかで昼酒をあおってから、和歌山に移動して一泊という流れになるかと思います。翌日は奈良で一献傾けてから大阪に泊まり、その翌日が甲子園という日程です。
わざわざ巡礼する以上、当日の全三試合を観戦する予定ではありますが、あまりの暑さで体力・気力が尽きた場合は、早めに切り上げ大阪で呑みます。最後まで観戦しても、大阪に戻って呑み、最終の新幹線で帰るという結末は変わらないため、実質的には観戦と酒場めぐりのどちらに時間をかけるかという選択です。
猛暑日の連続記録を更新中の昨今だけに、徹頭徹尾酷暑との戦いになるのは間違いないでしょう。しかし暦の上では明日が立秋、西日は次第に弱々しく、影も長くなりつつあります。「心頭滅却すれば火もまた涼し」と言い聞かせて、耐え難き暑さにひたすら耐える三日間となりそうですorz
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