日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

この季節の楽しみ 2015(25)

2015-07-24 23:42:11 | 野球
明け方に雨が降るなど、長らく続いた好天も一段落した昨日、4大会の決勝が全試合中止となり、24大会80試合の開催でした。その雨を境にして、梅雨明け十日の晴天は、よくも悪くも夏らしいぼやけた晴天に変わりました。こうなると蒸し暑さが一層増幅されてきます。寝苦しい夜が続きそうですorz

・遠距離
最盛期には毎日取り上げていたこの話題も、これがおそらく今季最後となるでしょう。高知の岡豊対宿毛、室戸対須崎がこの日の双璧でした。直線距離にすれば100km前後と、これまで取り上げてきた幾多の名勝負に比べれば、取るに足らない数字ではあります。しかし、土佐湾を囲む形で弓なりの海岸線が延び、西に足摺、東に室戸と地の果てを置き、さらに鉄道網も道路網も未発達の高知にあっては、この距離には数字以上の隔たりがあります。今季のトリを飾るにふさわしい組み合わせです。

・離島
小豆島が古豪高松商に敗れました。橋で渡れる淡路島を除き、離島勢の夏はこれにて終了となります。開幕初日に沖縄の6校が登場して以来、一月以上にわたり楽しませてくれたことに感謝します。また来年…

・伝統校
埼玉では熊谷が8強入りし、愛媛では小松が西条を下して4強に進出しました。松山東も今日の準々決勝に勝ち、藩校発祥の伝統校同士による直接対決が今年も実現します。
大分上野丘は延長で惜敗し、去年に続いての4強入りを逃しました。先制されながらも同点に追いつき、2対2のまま延長に突入、12回表に勝ち越されてもその裏に1点返して食い下がる粘り腰を見せながら、直後に2点奪われ力尽きるという結末です。しかし、今季の戦いぶりからしても、同校の実力は明らかでした。来季以降も楽しませてくれるとを期待しましょう。

・地名・校名
京都の乙訓、奈良の畝傍がいずれも8強に進出しました。

・職業校
高専のトリを飾る高知高専が初戦に勝ちました。

★埼玉大会5回戦
 熊谷5-2慶応志木
★京都大会4回戦
 京都府工3-10x乙訓
★奈良大会3回戦
 畝傍4-2一条
★香川大会3回戦
 高松商7-0小豆島
★愛媛大会準々決勝
 小松6-4西条
★高知大会1回戦
 岡豊5-3宿毛(延長10回)
 高知高専4-2幡多農
 室戸6-5須崎(延長11回)
★大分大会準々決勝
 柳ヶ浦5-3大分上野丘(延長13回)
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