汽車旅in信越 2013初冬 二日目

帰宅しました。仙台で眺めた一期一会の幻想的な光景が秀逸だったのもさることながら、活動の濃密さにかけては何といっても初日が出色だったように思います。どこで運転見合わせ、運転打ち切りが飛び出してもおかしくないという、一瞬たりとも気の抜けない状況の中、運行情報を注視しつつ善後策を練る展開は、非常に楽しいものがありました。しかもその現場に登場するのが、ことごとく国鉄型車両なのですからたまりません。しかしながら、少なくとも車両に関しては、この先一年二年の間に根こそぎ置き換えられてしまうわけです。こんな旅もそう長くできるわけではないのですから、やれるうちにやっておくに限ります。とりあえず、冬の間に今回逃した羽越本線への再挑戦を計画する必要がありそうです。
さて、四国を旅した正月に始まり、六月まで延々続いた花見の旅、秋以降の数度にわたる遠征などを中心に、春夏秋冬旅から旅に明け暮れた一年も、いよいよ大詰めを迎えました。次週は三連休に休みを二日加えて九州と沖縄を回り、それをもって今年も全都道府県を踏破する見込みです。最後の最後に苦手な空路を挟むことになるのがやや不本意ながら、ともかく今年もここまで旅ができたことに感謝しなければなりません。終わりよければ全てよし、有終の美を飾るにふさわしい活動にしたいものです。詳細は後日改めて…