日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

花見の旅in四国2012 二日目

2012-04-01 20:10:59 | 四国
岡山からは新幹線で帰路につきます。帰着は日付が変わる頃になりそうです。

★岡山2009/のぞみ62(62A)/2332東京
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花見の旅in四国2012 二日目

2012-04-01 16:54:41 | 四国
二日間にわたった高知での花見にも終いの時がやってきました。特急列車で岡山へ戻ります。清々しい晴天に恵まれ、桜の花もまさに満開で、二日とも文句の付けようがない花見日和でした。願わくはまた来年お会いしましょう…

★旭1656/南風24(54D)/1941岡山
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花見の旅in四国2012 二日目

2012-04-01 16:05:08 | 四国
旭で列車を降り、5分少々歩いて件の丘の麓までたどり着きました。やはり車窓に見えていたのは公園でした。しかし、県内や市内で知られた名所というわけではなく、生活道路から細い階段を上がってたどり着くような、町中の名もなき公園です。車内から桃源郷のように見えたのは、今日の桜がそれだけ見事に咲いているということでもあるのでしょう。実際のところ、敷地の大きさ自体は今朝方立ち寄った宿の裏手の公園と五十歩百歩ながら、ソメイヨシノと山桜に囲まれ、高知市街を彼方に望むという立地が絶妙で、名所というより穴場という言葉が似合います。園内の一角では、ご近所同士と思しき中年男女のグループが手拍子を打ちつつ皿を叩いて花見の宴に興じており、歌声とともに飛び交う威勢のいい土佐弁に、この土地の人々の気質が現われているようです。つつましやかに咲く花も、豪快に酒盛りする人々も土佐らしく、旅の最後を飾るにふさわしい印象的な光景です。
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花見の旅in四国2012 二日目

2012-04-01 15:20:04 | 四国
牧野公園が思いの外ささやかで、最後まで滞在しても少々もてあましそうな状況だったため、未練を残しつつも早く切り上げることにしました。浮いた時間を使って、行きがけに車窓から見た旭駅の裏手の丘を訪ねます。こちらについては一切事前情報がなく、公園なのか何なのかさえ判然としないものの、小高い丘の上に満開の桜が咲いていたことだけは事実です。一時間少々の残り時間で訪ねるにはちょうどよいでしょう。

★佐川1504/746D/1548旭
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花見の旅in四国2012 二日目

2012-04-01 14:37:22 | 四国
真打ちの牧野公園を訪ねます。郷土の英雄にして我が国の植物学の最高峰である牧野富太郎博士にちなんだこの公園、司牡丹の蔵の裏手にある小高い山の斜面をなぞって、一本道が左へカーブを描きつつ高度を上げ、その道に沿って桜の木が並ぶという、どこかで見たことがあるような、しかしなかなか思い当たらない、少々変わった造りになっています。土佐の桜らしく佇まいはささやかで、常設の売店以外は露店もなければ花見の名所に付き物の渋滞もなく、さほど広くはない駐車場にも空きが目立って、地元客がシートを敷いて花見の宴に興じている程度です。一口に「さくら名所100選」といっても、全国から観光客が押し寄せる一大名所もあれば、地元の人々だけが知る隠れた名所まで様々だということは、各地を訪ね歩いて分かっていたとはいえ、これほどささやかな「100選」は記憶になく、そうと知らなければ近所のちょっとした名所としか思わなかったかもしれません。しかし、真っ青な空に浮かぶ満開の桜は見事で、あと三日早くても三日遅くてもいけない、まさに最高の一日に訪ねられたのは幸運でした。
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花見の旅in四国2012 二日目

2012-04-01 14:13:21 | 酒屋
花見の前に「司牡丹」の蔵を訪ねます。市街の中心に沿って壁のように鎮座する、優に200mから300mはあろうかという長い長い土蔵は見事というほかありません。この土蔵を初めとして、山と川とに挟まれた細長い市街地に工場、事務所に倉庫と立派な建物がいくつも連なり、その偉容からは「酒王」の名が冠されるのもあながち大げさではないように思えてきます。
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花見の旅in四国2012 二日目

2012-04-01 13:45:19 | 四国
佐川に着きました。帰りの列車が来るのは三時間後で、これを半分で切り上げて先行列車で引き返せば、もう一ヶ所違うところで花見ができるという見当になります。車窓から見た限りでは、目当ての牧野公園自体は高知城と同じくささやかなもので、三時間滞在するほどではなさそうです。しかし、古い町並みが残るなど他にも見所はあり、それを含めて持ち時間を使い切る可能性は十分にあります。特に欲張るつもりはないので、とりあえずは時間を気にせず佐川の町をめぐりたいと思います。
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花見の旅in四国2012 二日目

2012-04-01 13:31:15 | 四国
三両編成の普通列車が、小さな駅で丹念に乗客を拾っては下ろしつつコトコトと走ります。本来擬音語というものは好みませんが、まさに「コトコト」という言葉が似合うのどかさです。線路際はもとより、田畑や民家の脇、小さな寺社の境内などあらゆる場所で満開の桜が咲き誇り、川の堤には見事な桜並木が続いて、遠くの山肌までが桜色に染まっています。特に名所というほどではない、ありふれた春の光景だというのに、思わず列車を降りて眺めたくなるのは、今がまさに花盛りということでもあります。残雪の会津を訪ねたのはわずかに三週前、その翌週にも対馬で寒風に震え、先週末の水戸でさえ、日没後は上着なしには居ても立ってもいられないほどでした。それだけに、季節がいつの間にかここまで進んでいたことに改めて驚かされます。
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花見の旅in四国2012 二日目

2012-04-01 12:51:53 | 四国
丸一日滞在した高知を後に、ローカル列車で西へ向かいます。雲がやや多くなり、日の陰る時間が出てきたものの、空気の清々しさは変わりません。最後まで花見を楽しめそうです。

★高知1249/737D/1338佐川
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花見の旅in四国2012 二日目

2012-04-01 11:26:17 | 四国
結局葉牡丹には寄らず、弁当を買って高知城でいただくことにしました。高知の酒文化を味わいつくしてもう十分だったというのもさることながら、今しかできない花見に時間をかけたかったというのが何よりの理由です。正午近くの高い日差しを浴びて、桜の木は昨日と違った表情を見せています。名城の誉れとは裏腹に、花見の名所としては実にささやかな高知城ですが、このつつましさと奥ゆかしさがまたよいのです。毎年必ず訪ねたいと思うほどではないものの、天候と開花状況が噛み合うならば、来年もまた一足早い花見で再訪したいものです。
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花見の旅in四国2012 二日目

2012-04-01 10:42:01 | 四国
宿の裏手の小さな公園を囲むように満開の桜が並んでいます。しかし、近づいてみると五枚ある花びらが一枚二枚散っている花も混じっていて、明日か明後日には散り際を迎えそうです。都内では最初の花がようやく開いた頃だというのに、高知の桜はもう散りかけているのですから、その隔たりは昨年以上のものがあります。北へ行けば行くほど寒かった今年の冬の名残が、桜の開花にもそのまま現れているようです。
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花見の旅in四国2012 二日目

2012-04-01 10:01:49 | 四国
出発します。この後の行動についてはいまだに決めかねているところなのですが、とりあえず遅い朝食と昼食をかねて、11時の開店と同時に葉牡丹でもう一度呑むか、そうでなければひろめ市場で酒と惣菜を買って高知城で花見をしようかと思っています。牧野公園なら佐川の駅から近く、昼過ぎの列車で高知を出れば帰りの列車の時刻まで実質三時間ほど滞在できるので、最後はこちらで締めくくることになりそうです。
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花見の旅in四国2012 二日目

2012-04-01 08:21:46 | 四国
案の定寝坊してしまいましたorz
これで二ヶ所掛け持ちはなくなったため、眠気覚ましに一風呂浴びてから10時のチェックアウト時刻に合わせて宿を出ます。牧野公園と鏡野公園のどちらを選ぶかは出発までの間に考えます。まあ熟考すれば正しい結論にたどり着くというものでもないので、宿を出る時の気分次第ということになるのでしょう。外は昨日と同じ清々しい快晴、どちらへ行っても最高の桜が観られそうです。
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花見の旅in四国2012 二日目

2012-04-01 02:02:11 | 四国
本日の全行程終了です。はりまや橋のたもとの桜が街灯を浴びて鈍く光っています。今夜は三軒、昼酒と合わせれば四軒はしごしたというのに、これ以外にも心惹かれる酒場が何軒かあり、それらの中から選び抜くのはかなりの難題でした。やはり高知の居酒屋文化は偉大です。
明日も引き続き好天が期待できるため、高知市街を出て近隣の花見の名所を訪ねたいと思っています。目当ては「さくら名所100選」にも名を連ねる牧野公園と鏡野公園ですが、それぞれ高知市の西と東に分かれており、掛け持ちするには早起きが条件になります。活動終了がこの時間では寝坊必至のため、どちらか一方訪ねられればよいといったところではないでしょうか。それでは明朝お会いしましょう…
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花見の旅in四国2012 二日目

2012-04-01 00:51:50 | 居酒屋
屋台で締めくくるかと思ったところで一軒の小料理屋に目がとまり、ひらめきだけをたよりに突入。訪ねるのは帯屋町筋から少し外れた路地裏に佇む「うるう」です。

うるう
高知県高知市帯屋町1-4-1 吉本ビル1F
088-822-8688
1800PM-200AM(日祝日定休)

美丈夫(雄町・舞)
突き出し(小イカポン酢)
菜の花からし和え
蕗味噌
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