駄日記

ゲーヲタの駄日記。好きなネタについてダラダラ書いてるチラシの裏。

ツンデレナス

2006年03月03日 | レビュー・感想
てなわけで本日は『ヴァルキリープロファイル -レナス-』の感想を書きます。一応、弟はPSone booksのVPも持ってるんですけどねぇ…。別に俺の買い物じゃないから止めはしませんが。なお、今回は若干のネタバレを含んでますのでご注意を。

移植度としてはまあまあの移植度。元々、ドット絵はかなり頑張ってるゲームだったし、画面構成も横スクロールなRPGなだったのでPSPのワイド画面との相性もいいです。ロードがPS版より若干遅いのと、PS版に比べると画面が少々ぼやけてるのが気になるところぐらいか。特にメニュー画面を開く時のロードが妙に長いです。あとはキャラが拡大された時とかがかなりぼやけますわ。

しばらく遊んでたんですが、メニュー画面のロードに関してだけはやっぱ気になります。他はまあ少々もっさりはしてるけど許容範囲なので…。このPSP版はトライエースが移植を担当してないらしいので、どっかやっつけ臭い部分がなくもないというか。トライエースならもちっとロードに気を使ってくれそうな気がしないでもない。まあ、どちらかといえばハードの問題なので仕方ないのですが。

ゲーム部分は、相変わらずターン制リアルタイムバトルと呼ばれる独特な戦闘は楽しいし、戦闘マニア、スキルマニアは存分に楽しむことが出来るRPGだとは思います。イベントが辛気臭いのと、長めなのが少々いただけないのですが、ストーリーを魅せるタイプのRPGでもあるのでそこら辺は仕方なし。北欧神話をベースにしてはいるのですが、それとはちと似て非なる物語が楽しめます。

初プレイの方のために、ゲームの流れ&ストーリーを超大雑把に説明しますと、

シャアオーディン「もうすぐラグナロク(世界の終末)が来る。我らの宿敵ヴァン神族もなんか最近騒がしい。ということで、ヴァルキリー、ちょっとお前地上に行って使える人間を連れてきやがれよ。」

ヴァルキリーが精神集中。頭の上に死兆星が輝いているかのような今にも死にそうな人間の元に行き、人間を手駒に。

ヴァルキリー、その人間をダンジョンにて新人研修。

育った人間を勇者として神界に転送。神々の元でこき使われます。

そうこうしてるウチにラグナロク。ヴァルキリー一向、ヴァン神族の本拠地ヨツンへイムに赴き、ラスボスを倒す。

エンディング

というのが、本作の流れでございます。

ここで注意するのが、エンディングなんですが、Bエンドだと、オーディンの秘書フレイから「よくやったわヴァルキリー。次また何かあったら呼ぶわね。」なんていわれて、スタッフロール。そのまま完。

…という、なんとも面白くない流れのまま終わってしまいますので、オーディンとフレイの目を欺きつつ、ヴァルキリーの秘密を知るためのイベントやなんやらをこなしていかないといけません。初回は何も考えずに漠然と遊んでもらっていいとは思うんですが、「Bエンドになっちまった。話つまんねー。クソゲー。」といわず、是非、複数回遊んでみて欲しいゲームですわ。二周目は攻略サイトでもみながらAエンド目指して欲しいかも。

とりあえず、プレイをする分にはハードをオススメしておきます。ハードでしかいけないダンジョンや、手に入らないアイテムがあったり、ハードでしか仲間にならないキャラがいたり、ノーマルorハードなら全てのエンディングが見られるので。必ず一度はハードで遊んで下さいな…といった感じです。

んで、買いか買いじゃないかと聞かれれば、PS版を持ってなければ十分買ってもいい出来だと思います。PS版を持ってる人は、変更点がCGムービーの追加程度なので、ちと微妙かなーと。ロードもPS版よりは長いですし。そもそもPSone Booksがまだ手に入るような現状だしな。ハードごと買ってまで…ってのはちと微妙かも。まあ、そんな感じです。(;´Д`)