「自分のいのちも人のいのちも大切にしてほしい。」
という書き出しで県知事からのメッセージが送られました。
先週配布されたので、みなさんも保護者の方もすでに読んだと思います。
今日は、これに関連した話を2つ送ります。
その1
電池が切れるまで―子ども病院からのメッセージ 角川書店
以前、この本を読んで衝撃を覚えました。
その中の詩に、
「命はとても大切だ。人間が生きるための電池のようだ。電池はいつか切れる。電池はすぐに取り替えられるけど、命はそう簡単には取り替えられない。」というような内容のものがありました。
作者は難病と闘い、幼くして命を・・・その運命を知りながら、
「命なんかいらない」と言って命を無駄にする人もいる。
まだまだ命がつかえるのに・・・
だから私は命が疲れたと言うまでせいいっぱい生きよう
とこの詩を結んでいる。
この詩の作者のように、生きたくても生きられない命がある中で、自死という事実は本当に悲しくなります。やりきれませんね
その2
安積得也『一人のために』 善本社に 「迷信」という詩があります。
忙しくて勉強ができない
迷信なり
もう力が出ない
迷信なり
これ以上進めない
迷信なり
彼は悪者なり
迷信なり
私はもうだめです
大迷信なり
いのち・・・に直接関係ない?でもなんとなく頑張ってみようかなぁという気になります。これ以上頑張れない、限界を超えた、そんな苦しみが聞こえてきそうですがあえてこの詩を送ります。
そうそう、明日からテストの3年生にもぴったりの詩ですね