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もろおか歯科歯列矯正クリニック

院長ブログです
どうぞよろしくお願いします。

最近治療終了の患者さん

2024-07-14 07:08:15 | 日記

最近矯正治療が終了した患者さん (前歯が引っ込み、自然な感じでとても綺麗だと思います)

26歳女性
歯並びを治す、出ている歯を治し、口元を引っ込めたい
上顎の小臼歯2本抜歯
治療期間1年6ヶ月
使用装置 ダイレクトボンディングシステム
診断費用 2万2千円
費用 税込59万円 (税抜55万円切ります)
調整料金 3300円
欠点 ブラケットを装着します。虫歯になるリスクがあります。
結果 口元が締まり、前歯が引っ込みます。綺麗な歯並びになったと思います。

最近の矯正は、患者さんのニーズに合わせ矯正方法も多種多様に存在しますが、やはり最もオーソドックスで実績のあるブラケットを直接歯面に付ける方法が現時点では、最も確実に短期間で低費用でできる矯正治療方法だと思います。(装置が付いているのは人には分かりますが、人生の大切な期間になる前に効率良く短期間で終わらせるイメージが良いと思われます。)

健康第一で頑張りましょう

もろおか歯科
歯列矯正クリニック



マウスピース矯正でうまく治らない理由

2024-07-09 10:40:50 | 日記



マウスピース矯正でうまくいかない理由
は、マウスピースでは歯の移動量が大きくはできないからです。ゆえに前歯を引っ込めたいケースや、八重歯などのガタガタの多いケースでは対応できません。
マウスピース矯正では、歯を抜かない矯正が主体ですので、多少歯列を広げたり、隙間を閉じたりは出来ても根本的に歯を移動することは不可能です。ガタガタのケースでは歯列が外側に広がるため、口元は出る形になります。マウスピース矯正では前歯を引っ込める矯正はできません。
マウスピースには、歯を横スライドさせる機能がないからです。
ダイレクトボンディングブラケットは基本的に溝付構造になっており、針金をレールにしてスライド移動が可能な装置ですので、この点がワイヤーダイレクトボンドブラケット法とマウスピースの歯の移動様式の大きな違いです。
ゆえに、マウスピースは歯に装置を付けず、歯も抜かない、簡易的矯正治療としてとても優れている方法と思いますが、あくまでも簡易的な少ない移動量で済むケースにのみ対応可能で、歯の移動量が大きくないと治らないケースでは難しいということになります。
また手法は簡易的であっても、決して費用は簡易的な値段ではないことを注意しなければなりません。最近の対米為替の影響もかなり大きいと思われます。

ご自分のケースがマウスピースに対応可能であるのか、治療前によく検討することは最も重要な事です。

最近の収入増の実感のないインフレの影響で、生活はデフレの時と対して変わらないかむしろ苦しいくらいですが、出来るだけ費用抑えめの矯正治療ができるように努力したいと思います。
健康第一で頑張りましょう!

もろおか歯科
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