538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

フェイク・クライム

2012-04-10 22:35:24 | 洋画
なんだろうなあこの映画は・・・
キアヌ・リーヴスがどうやら製作に噛んでるようですが
実に不思議な映画と思ったのは
多分私だけではないだろう

キアヌは惰性?で生きている人物?なのか?
ナイトシフトで高速の料金所に勤務していたが
ある日知り合いが突然やってきて
野球の試合に人が足りなくなった
と駆り出され、それが銀行強盗で
なにも知らぬまま犯罪に加担、かつ一人だけ捕まり

服役中に妻は強盗の片割れとデキ上がり
仮出所した時、先に服役済ましたからと改めて銀行強盗を画策し

刑務所で知り合ったジェームス・カーン
妻を寝取った強盗の片割れ加え
銀行の地下金庫と隣の劇場と繋がってる
80年前の古新聞の記事にインスパイアされて
トンネルを・・・ってので

偶然知り合った女優のコネで芝居に参加して
ってこのキアヌと恋仲になる女優さんって
昨日だか見た「ザ・クリミナル」でCIAエージェント演じてた
ヴェラ・ファミーガさんだったのね

劇中劇の「桜の園」をとおしてラスト恋の告白で
ハッピーエンド
ま金庫破りも成功はするのですが
キアヌはそれをほっぽって愛に殉ずるのですが

キアヌが一体何をしたかったのか
ラストクレジットになっても、見てるこっちが
ポカーンとしている感じ

カフェのトイレの80年前の新聞記事で
銀行強盗をしようと思ったのか?

ってカーンがキアヌにあきれたシーンでは
こっちも思いっきり笑いこけてましたンで
この映画はコメディだったのかも知れない
炭酸の抜けたコーラみたいな映画だった

2010年製作、アメリカ映画
マルコム・ベンビル監督作品
キアヌ・リーヴス 、ヴェラ・ファミーガ 、
ジェームス・カーン 、ピーター・ストーメア、
ジュ ディ・グリア出演

ザ・クリミナル 合衆国の陰謀

2012-04-09 00:00:39 | 洋画
2008年製作のアメリカ映画
4月5日にDVDスルーでリリースされた映画
主演のケイト・ベッキンセールのジャケットだけで
新作4本セットレンタル800円の員数合わでしたが

これがなかなか面白かったというか、かなりな拾い物
米国大統領の暗殺未遂にベネズエラ政府が絡んでる
として合衆国はベネズエラに武力侵攻するが
CIAの女性捜査官がベネズエラ政府の関与を調査の末に否定
が合衆国政府はそれを無視して戦闘状態に・・・
その事実を知った主人公の新聞記者がスクープ記事に

世間にCIA女性捜査官の存在が知れて
ここまで書けば「フェア・ゲーム」と同様な内容でありましたけど
って私自身劇場で「フェア・ゲーム」鑑賞していたけど
ここではレビュー書きませんでしたが
あちらはCIAの捜査官が夫と共に国家権力と戦う
トゥルーストーリーでしたが

こちらは新聞記者がソースの人物をあかさないため
検察官のマット・ディロンに不条理に1年も
拘置所に投獄されて
その間に夫に裏切られても、ソースを頑なに秘匿する
事実を元に作られたフィクションでした

元ネタは明らかに「フェア・ゲーム」だと思いますが
主人公を新聞記者にしてるし
こっちの方が映画製作が2年ほど早い

映画の60%くらいが拘置所内のお話し
ケイト・ベッキンセールのムショ内でのキャットファイトも
あったりってか、ボコボコにされるだけですけど

精神的肉体的に追い詰めていく国家権力は
いや実に恐ろしいけど
それに壊れながらもひたすら耐えるベッキンセール
オチで彼女がここまでボロボロになっても
口を割れないというか割らない理由が明かされます
いや実によくできた映画でしたけど

原題は「Nothing But the Truth 」
もう少しまともな邦題をつけて欲しかった
脚本・監督はロッド・ルーリー
リメイクの「わらの犬」でも脚本・監督してるようなので
こちらもなぜだか日本ではDVDスルーのよう
確か11日のリリース予定

フォーゴットン・ドリームズ

2012-04-08 02:54:43 | 邦画
3人の女性監督による“愛とセックスの風景”。

をコンセプトにした 女性のための官能映画のDVD
2作目は日向朝子監督
脚本も日向さんが書かれたようで

女性目線の映画ですから、男性が求めるようなシーンは
ホントちょっぴりしかないけど
クライマックスになると思われる濡れ場で

いや、やられたな
だって主役の中村麻美さんがキャミソール脱がず
乳首ポチでのファックシーン
これはアリでつ

って中村麻美さんと川岡大次郎さんの夫婦なのか
同棲関係なのかちょっと定かではない二人の日常を
ただただ淡々と描いているだけの映画

全然ポルノチックじゃないのだ
いやある意味隣のカップルの何でもない日常を覗いてる
ような感覚自体がポルノチックでなくてなんでしょうか?

多少二人の生活にスレ違いからくる
隔たりが生まれますが、映画はなにもなく終わります
ホント何も起こりませんです
二人の日常も余り会話もなく静かに動きますけど

映画的に内容が静かな分、映像は色々と饒舌に
観客に五月蝿いくらいかたりかけてくれていて
無駄なようなショット一つ一つを観客が
読み取っていかねばならず
日向監督の映像作家としての非凡さが見て取れますが

朝の目覚まし時計のアラーム鳴動までの
2分間の尺とシンクロした映像はやりすぎです
ただでさえ映画の尺がクレジット入れて70分間しかないのに

テイカーズ

2012-04-08 00:31:08 | 洋画
「TAKERS」タイトルの示す通り強盗団のお話しですけども
犯罪者には対立する司法の人たちも映画には
必ず付随しています
でないとドラマとしての葛藤が成立しないってことです

でその犯罪者たちには
「ワイルド・スピード」のポール・ウォーカー、
ヘイデン・クリステンセンに黒人スター数人
彼らは一年に一回しか強盗しないし
強奪金が半端ないから暮らしはみんなスタイリッシュなセレブ

その強盗団追いかける刑事にマット・ディロン
彼は離婚で娘の扱いには苦慮
相棒は子供が難病で、ディロンの娘共々これがラストまでの
伏線になっていたりと結構脚本に技巧を凝らしているものの

クライムアクション映画としては色んな映画でつかいまわされた
シノップスの積み重ねた内容でありましたけど

銃撃戦の表現とかラストの三竦みのシーンを見てると
この監督さんはジョン・ウー当たりのアクションに
インスパイアされている感じがしましたが
こういうアタマ空っぽにして見る映画は楽しく見られますね

ってか強盗団に昔の恨みを持つ男が現れ
これが仕事上での裏切りだけでなくて
服役中に寝取られた女の恨みも含んでいたとは
ってこの女性ってジョーイ・サルタナですよね
彼女主演の「Colombiana」はいつ公開されるのかな

ところで町中でのパルクール中咄嗟に隠した
強奪金がほったらかしで映画終わってしまったのですけども
確か追っかけていたディロンさんも気づいてなかったはず
一般の人が漁夫の利を得たのか
気になって今夜は眠れない(爆

2010年製作、アメリカ映画
ジョン・ラッセンホップ監督作品
マット・ディロン、 ポール・ウォーカー 、
イドリス・エルバ 、クリス・ブラウン、
ヘイデン・クリ ステンセン出演

ウィンターズ・ボーン

2012-04-07 19:27:56 | 洋画
4月初めにリリースされて見ておきたい映画の1本
しかし、まあ何気なくアメリカのうらぶれた寒村が
舞台でして

ソコにある意味、身内だけで生活してる人びと
そんなコミュニティに波紋を起こす一人の少女を
淡々と描いているだけの映画

なんですが、チョイ引き込まれていく映画でした
ってか主演の女の子を演じてるジェニファー・ローレンスが
カッコいいンですよ
弟妹を連れて三人で歩いてる姿とか、
ただ立っているだけの佇まいでも
チョイふくよかな容姿ではあるし、そんな美人じゃない

がジーンズが妙に似合ってる
クルマ持ってないから何処に行くのも歩いてる
この歩いてる姿が妙にカッコよい
物語的には山場もなく淡々と進むも
彼女の姿見てるだけで何となく楽しくなる

内容的には決して楽しい映画じゃないのだけど
彼女の姿を見てるだけでホント楽しいンです
こういうのが女優さんとしての資質なのか
今後の彼女の出演映画をおいかけたい・・・
って心底思いましたもんね

監督さんはどうやら女性らしいので
弟妹への姉としての配慮の細かいとこまで演出していたりと
私自身が必ずや避けるであろう映画でしたけど
ジェニファー・ローレンスさんのお陰で100分
飽きることなく見られた。

あと、中年夫人でシェルリ・リーが出演していた
「ツイン・ピークス」にはまってからもう20年経ってるのですか
月日の経つのは早いものですねぇ

2010年製作、アメリカ映画
デブラ・クラニック脚本・監督作品
ジェニファー・ローレンス、、ジョン・ホークス主演

GUN[ガン]

2012-04-07 02:03:58 | 洋画
2011年製作、アメリカ映画
カーティス・'50 cent ' ・ジャクソン製作・脚本・出演
ジェーシー・テレロ監督作品
共演はヴァル・キルマー、アリナン・マコード

あれ、昨日だか観た「ブラッド・アウト」と
役者さんが被ってる
アリナン・マコードってのは昨日はFBI潜入捜査官だった
妖艶な金髪姉ちゃん
50cent のお気に入りな女優さんなんでしょうか?

ヴァル・キルマーが今回は潜入捜査の犯罪者役
って後半まで伏せてるケド
挙動不審な演技でハナからコッチにはバレバレです
ある意味敵討ちでもあったンですけども

昨日の「ブラッド・アウト」と比べちゃいけないけど
派手な銃撃戦シーンもあるものの
正直コッチのほぅが面白味が足りない

タイトルが示すとおり銃の密売で
黒人ストリートの小悪人がのしあがっていくクライム映画を
捜査陣と犯罪組織の両方から物語を進めている

こっちの知らないデカい銃とか沢山出てくるって
50cent さんの趣味で作ったようなワンマン映画でしかないような
アリナン・マコードとのベッドシーンでは
50cent さんご自慢?のお尻見せまくったり

しかし、ヴァル・キルマーにも一応心理的な
見せ場を作ってあったり、
ダニー・トレホがメキシコの銃の取り引き相手で登場し
取り引きがこじれて御約束通り瞬殺されたり

ま、娯楽映画としては82分の時間潰しには
最適な映画ですかね
ヴァル・キルマーのうらぶれた容貌が際立っていたのが
印象的でした。

カウボーイ&ゾンビ

2012-04-06 20:01:34 | 洋画
4月の3日と4日ってのは見たいDVDが沢山リリースされる
この映画もその1本
原題は「cowboys & zombies」
まさにあの「カウボーイ&エイリアン」のパクりみたいだけど
実はこっちの方が先に製作されている

ウエスタンとゾンビやエイリアンを合体させる
っちゅうのは映画人としては当然の企画か
しかしよくわかんない人が
ホントつまんない映画を作ってしまい
それを購入してしまった配給会社にとっては
ラッキーな「カウボーイ&エイリアン」の公開だったようで

ま見るに値しないような映画をDVDスルーしてる
アルバトロスやJVD発売じゃなくて
ポニーキャニオンからの販売ですので

おバカな映画の1本だと思ってみれば
アポーンではありますが一応ラストまで見ることが出来ま
やっぱり低予算だからじゃ無いよね
この映画の持ってるチープさは
つまってもつまらなくても私はキライじゃないですよ
こういうおバカでアポーンな映画は

主人公は凄腕のバウンティハンター
いやオープニングの銃撃戦からしてシングルアクションの
撃鉄を銃を持つ右手で起こせていなくて
左手で起こしてから撃っていたり
アパッチの賞金首を待つのに銃を身体から離して寝ちゃう
野営のときには銃と手を紐で結んでたのにねぇ

ゾンビが走って襲ってくるのね♪
ってか隕石みたいなののガスでゾンビになるようですが
何故に隕石の説明ないのはよしです
そしておっぱいポロポロってのはサービスです

未体験ゾーンの映画として一応1週間公開されたようですが
2010年製作、アメリカ映画
レネ・ペレス監督・原作・脚本・編集
デヴィッド・ロックハート、 カミール・モンゴメリー 、
リック・モラ 、ロバート・アムストラー出演

ブラッド・アウト

2012-04-06 01:55:38 | 洋画
「デスレース2」のルーク・ゴス主演のアクション映画
ルーク・ゴスだからラスト近くに
プロレスラーのボビー・ラシュリーとの
地下ファイトの用意もされてる

町のギャングだった弟が足を洗おうとして殺される
警官辞めて敵討ちするため全身にタトゥー入れて
ギャング組織に潜入する
悪徳警官にラッパーで「セットアップ」で主演していた50cent
どうやら製作にも50cent は加担してるんですね

麻薬組織の南北アメリカの覇権を争っての
地下ファイトなんですが
南アメリカのボスにはなんとヴァル・キルマー

と結構なキャスティングしてるんだけど
主役がゴスくんですのでB級の匂いがプンプン
それでも途中イヤにならないで最後まで見られる
ダラダラの映画にはなってないのが奇蹟な映画

弟の彼女とお腹の中の子供を逃がそうと・・・
ここでもうひとひねりするとかするとか
緊張感が映画には生まれてきたンだろうけど

正体がバレたのが潜入してるFBIだし恋仲だし
どSだった潜入FBIのお姉ちゃんはゴスとできちゃったあとは
普通の女の子になってたし

気楽に飽きずにサクサクって見れちゃう映画
の本を書き撮ったのはジェイソン・ヒューイット
製作は50cent
ルーク・ゴス、ヴァル・キルマー、50cent
2011 年製作、アメリカ映画

ブラッディ・パーティ

2012-04-05 22:01:17 | 洋画
これはカなり面白かった
というか拾い物のヴァンパイア映画でしたです。
ヴァンパイアにあまり馴染みのないドイツの映画
ホラーというかある意味哀愁漂う恋愛映画だった

そりゃヴァンパイアですから血も出てきます
しかし、それがホラーテイストではなくて
アーストティックに撮られているので
昔のフィルムではなく、デジタルメディアでの
撮影だから美しく見えるのも効果を挙げているようですよね・・・

さらにヴァンパイアがすべて女性
そして美しさもその生活面もゴージャスでセレブ
若いスリを仲間入りさせようと
その若い女スリがヴァンパイアになった途端に
美しくなっていく時
はてどっかで見た人の認識が・・・

主人公のレナ役のカロリー ネ・ヘルフルト
調べたら「パヒューム」や「愛を読むひと」とかで
見てた女優さんだった

刑事がこのレナに恋するって
そこからゴージャスなヴァンパイアたちに
徐々に忍び寄る破滅の影

不老不死のため
先輩ヴァンパイアの娘さんが老人ホームで自分より先に
老衰で死んでいく
ここいらにヴァンパイアの美貌の裏に悲哀が

所謂ヴァンパイアたちの破滅の美学を映画にしてるんが
今までのホラーテイストと一線を画してたような
日本の配給会社の意図したポスターや
キャッチコピーのおどろおどろしさとは異なる映画ですけど

ホラー感は全然無いけど見終わって満足する
映画でしたけど
ラストはあれで良かったのかなぁ

2010年製作、ドイツ映画
ヤン・ベルガー脚本、デニス・ガンゼル監督作品
カロリーネ・ヘルフルト、 ニーナ・ホス、
ジェニファー・ウルリッヒ、アナ・フィッシャー 、
マックス・リーメルト出演

ウォーリアー&ウルフ

2012-04-04 22:41:21 | アジア映画
オダギリジョーが主演した2009年製作の中国映画ですが
原作は井上靖の『狼災記』だとか
秦の時代のお話しですが
ある意味ファンタジー映画な感じでした

って後半オダギリジョーは狼となって登場するんだもん
それも狼族なのかハラン族の女である
マギーQを犯すことで狼になってしまったようで・・・

ようで・・・ってのは変身する具体的な映像を見せず
なんでこんなになった
みたいな台詞とつがいの狼の姿だけですので
狼になってしまったンだと観客は納得するしかない

あ、あと
オダギリジョーがマギーQさんを何回か
犯すシーンが全て後から犯してる
文字通りドギースタイル
という象徴的なシーンからでもそのような判断が・・・

ドギースタイルで犯されていたのに
唯一マギーQさんが愛を感じてというか
心を許してオダギリジョーとキスをして
ってオダギリジョーの下唇噛みつつ
彼を受け入れたシーンは正常位で
マギーさんの乳首もチラり
しかし、何故にこの映画は画面が暗いのかしら

戦闘シーンも暗くて暗くて
一体どのような殺陣だったのか見ててもわから
音だけで斬ってるとか判断した
映像はロケも素晴らしいけど
残念な映画だった

マギーQさんがチャンバラするかと思ってレンタルしてきましたけど
ただただ後ろか攻められるだけ役とはねぇ
やっぱマギーQさんは強い女でないと・・・
でも後ろから攻められ抗う時の表情がなんとも
そそられてしまうんだよねぇ、
中国映画にキャスティングされたのもそこらへんなんじゃないのかなぁ

オダギリジョーさんの中国語は違和感なかった

2009年製作、中国映画
ティエン・チユアンチユアン監督作品
オダギリジョー、マギーQ、トゥオ・シェンフォア出演