538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

悪の教典

2012-12-07 00:36:50 | 邦画
「ポテチ」のセットレンタルで「悪の教典 序章」をレンタルして
見てしまったのでさっそく本編を見に行って来ました。

「悪の教典 序章」はBee TV 専用のコンテンツだったのね
それにしてはニューヨークまでしっかりロケにいってるようでして
主人公の人となりというか人でなし部分が
よくわかりましたけど、なんだよ30分のコンテンツ4本で
1エピソードになっていたのね

しかし、俳優陣もそれなりに揃えていましたね
本編の方でも高岡早紀さんの保健教諭が良かったなぁ
ってか序章のラストはやっぱ中越典子さんの死体で終わるべきでしょ

で本編の方ですがレートがR-15
原作の内容が内容だけに企画段階から
観客層の幅が狭まるのをこのレート目標な製作意図見え見えで
三池監督としては本領が発揮できていなかったかったかなぁ
って終止見てましたが

血糊や人体破壊造形に免疫のない客層には
これでもきついかも知れませんけども
R-15にしてもまだまだ行けたんじゃないかな
三池監督には最初から制限を製作サイドが掛けたら
面白い映画は作れないと思うけど
そこは三池監督薄目の毒でちゃんとしたエンターテインメントを

血糊の色がやっぱ作り物感で逃げてましたねぇ
ってか映画クライマックスの大殺戮がショットガン撃ちまくり
だけって原作自体がそうだからだけど単調過ぎましたよね

小説の映画化ってのはある意味小説とは又別物であるべきなので
映画のケレンとしては撲殺刺殺殴殺などの
人体破壊しまくってた方が良かったンだけども

ショットがンで撃たれた人体も着弾の
破壊力のシーンも必須なhはずなのに
着弾で吹っ飛ぶだけでフスクリーンからフレームアウトしちゃう
なんてねぇ、R -12な映像だよね
映倫の審査受ける前からの商業ベース優先な映画作りというのは
本末転倒だけだよねぇ
そんな境遇でもしっかり三池監督仕事してるのは流石でしょう

序章も含めて吹越満さんがもう秀逸
ラストのto be continue ってのは
映画の続編じゃないですよね
いわゆるこういうサイコパスってのはわ
我々の身近な存在であると言うことでしょ

エンドロールで知ったのですが原作者が出演されてたようですが
どこに出演されていたのやら

2012年製作、東宝配給日本映画
三池崇史脚本・監督作品
伊藤英明、二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、山田孝之、吹越満出演


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (maki)
2013-05-23 05:27:21
おっしゃられてるとおり、「to be continued」は、ある意味それすらもネタなんじゃないかと。
本当に続編を作る気はないと思います

伊藤さんが子犬みたいな丸いお目目して
どんどこ子供を猟銃で撃ちまくる映画ですが、
きちんとエンタメしていましたねえ
面白かったです
某女性が「私はこの映画が嫌いです」発言して話題になってましたけど、むしろ笑える要素がたくさんありすぎて、怖いというよりコメディにみえました

コメントを投稿