538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

宇宙人ポール

2012-07-06 18:48:08 | 洋画
この7月4日にDVDリリースされてBlu-rayで鑑賞した
昨年12月に公開去れたとき見に行くか迷った
そしてこの6月に我が三茶の三番館で「ペントハウス」と
一緒に一週間興業されていたことがあったけども
これまた行かなかったけど
DVDを見終わったら行っておけばよかったかな・・・
って感想を持った。

イギリスのSFオタクがアメリカのコミコンに参加した
ついでに、アメリカのSF聖地巡礼の旅の途中で
60年前にアメリカ国内で円盤が墜落し
そのままエリア51に捕虜の身分で捕らえられていて
逃げ出して、彼らと出会ったわけで

所謂アメリカの下品なコメディ映画なんだけど
下品さがうすく軽い笑いに転嫁できて嫌味がないのね
宇宙人の造形は我々のよく知ってる造形なんだってのがまずいい
さらに宇宙人がエイリアンなら
アメリカに訪問してるイギリス人もエイリアン(外国人)
さらに飲食店の従業員という低所得者労働者も実は
不法入国してるかのようなメキシカン
そうアメリカ人が不法エイリアンに職域を占められていたことが

そして途中からこの旅に加わる原理主義キリスト教徒のお姉ちゃん
さらにそのバリバリ教徒の堅物お父ちゃん
孤独に60年も閉じ籠っていた宇宙人第一発見者の老婆も
みんなみんなアメリカ社会には相容れられないエイリアン(異端者)なわけね

サイモン・ペッグ&ニック・フロストが
下ネタ満載でそんなアメリカの世界を風刺してると言ったら
読み過ぎだと思っってしまうくらい笑いながら
そして手に汗握りながら2時間楽しめる映画でした

やっぱエイリアンの映画だとシガニー・ウィーバーが登場しないと
始まらないのですねぇ
彼女のオチはパラドックスになっちゃってまして
そして宇宙生命体を追いかける政府の役人は
ブラックスーツ着用のお約束なんだねぇ

ポールがスピルバークの映画にも助言者だったとは・・・
2010年製作、アメリカ映画
サイモン・ペッグ、ニック・フロスト脚本
グレッグ・モットーラ監督作品
サイモン・ペッグ&ニック・フロスト主演