フォン・ブース~リクルート~S.W.A.T
これはコリン・ファレルつながりになってしまいますね。あまり好きではなかったけれど、最近はちょっと右上がり気味でした。
しかし今夜、この3本(フォン・ブースは途中から)を観ると…彼の演じる役は、結構限られてしまっているのかな?と思ってしまった。マイノリティ・リポートもそうだけれど、中途半端なヒール役。
今やフォン・ブースのチャラ―いパブリシストの男=見えざる敵に怯えるあのスチュー役が魅力的に思えてしまう。あの表情がたまらない…。
リクルートでは、コリン演じるクレイトンは、頭の切れる傲慢な大学生で、DELLに就職が決まりそうなところ…、アル・パチーノ演じるCIA教官バークが現れ、巧妙にリクルーティング…。
父がCIAの工作員だったかもしれない?という疑惑がずーっとあり、バーグはその心理を掴み、振り回し、とことん利用するのでした。バークが化けの皮を自ら脱いだ時に、クレイトンの父はCIAではないと告白し、オレは人の資質を見抜く才能がある!と、クレイトンを見つめ、無数の銃弾に倒れるのですが…なんと最後に、別のCIAから「NOCは天性だ。やはり血かな?」という言葉と、CIAのメモリアルノートに★(名前のない)が最後に映るのでした。果たして???
アル・パチーノは結果=ヒール役→いい人、というのが多い気がする。
インソムニア、カリートの道、インサイダー、ヒートは微妙か?ある意味、セント・オブ・ウーマン(かなり好きな作品)もそう。
それにしても彼の演じるキャラクターの幅は広いですね。
今あげた6本でも、刑事、マフィア、TVプロデューサー、退役軍人、CIA…そうでもないか?最近は刑事系が多いかな…。
これからも、アル・パチーノの出る役は楽しみで仕方ないだろうな…。いかに欺いてくれるか?
コリンにもこのような役者になって欲しいと思うのでありました。
高校生の頃かなあ,テレビの深夜映画で観ました.かなり衝撃を受けた記憶があります.「なんだよ!こんなにこんなにがんばったのに!そりゃないよ!!!・・・」と,かなりへこみました.
純粋だったんだなあ,自分^-^;
セルピコ…たぶん、小学生のときにTVで観て、怖い!思いをした記憶があります。
腐敗した警察組織。当時のNYは確かに、腐敗した街…今からは想像できないくらい差がありますね。
映画は観る側の意識で、いかようにも解釈ができるところがいいですよね。私は当時怖い。今は?面白い!って思うのかも?