秩父屋台囃子傳承會 覚書

秩父屋台囃子について

静と動

2013年03月02日 | 秩父屋台囃子

 

静の雅楽、動の秩父屋台囃子。  秩父屋台囃子は、決して動ではないと感じた瞬間です。

秩父屋台囃子は、笛、鉦、太鼓がひとつになるとこの三つの音(ね)がより引き立てられ、ひとつの音だけが強調されることはなく各音が重なり、その時初めて笛、鉦、太鼓の一つ一つがはっきりと表現されます。この時、ゆっくりと落ち着いた気持ちになり、大音量の中に居るとは思えないほどの静けさを感じます。 秩父屋台囃子は、「力の太鼓ではない」と言われたことをつくづく思います。

 

秩父屋台囃子傳承會 守屋泰之

コメント
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