Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

ラスコー展

2017年02月02日 | art
科学博物館「ラスコー展」に行ってきました。
石器時代からお茶のお稽古へ。時代が飛びましたが(笑)。



ラスコー。。。

長年、20年以上前から読み継いできた、「エイラ 地上の旅人」シリーズ、全18巻。

3万5000年前、大きな地震があった。
住んでいた洞窟が崩れ、クロマニョン人の小さな女の子は家族をすべて失った。
ライオンに襲われ足にけがをした女の子を見つけて助けたのは、ネアンデルタール人の薬師の女だった。。。

少女はやがて成長し、ネアンデルタール人の群れを離れて一人で生活し、ライオンの子を育て野生馬を育て、クロマニョン人の男と出会う。彼とともに大陸を横断し、マンモス狩の一族や、船で漁をする一族と暮らし、男の故郷へ。
野草による治療術、石器や芸術作品の制作、様々な狩、新しい道具の発明、動物との交流、体の差による差別、部族間の争いや和解、男女の愛。。。

その完結第六部の舞台が、ヴェゼール谷でありドルドーニュ谷であり、ラスコー洞窟である。。。




ロマンよね~~~
渓谷の美しい景観の写真にもイチコロ。。。

ラスコー洞窟の壁画については、あまり知らなかったし、見たことがなかったので、洞窟の構造と絵の展開、多彩な動物画など、楽しく見ました。

しかし、個人的には、もっともっと、「壁画」を! 紹介してほしかった~。
後半は、時代の紹介という感じの展示でしたが、石器や石刃の作り方やクロマニョン人の暮らしなどについては、私は「エイラ」シリーズで、よく知っているのよね~~~~~。壁画が見たかった!
結果として、壁画がたくさん掲載された図録を購入してまいりました。
現地も、保護のため閉鎖されて見れないようですし。。。


でも、行ってよかったな。
壁画そのものについて実に知らなかったことを自覚しました。そして実物に忠実に復元した壁画。よかったです。
鹿の群れなんて、宗達の鹿下絵和歌巻を彷彿とさせる~。少しづつ姿勢をかえながら並ぶ鹿が動きを見せる。同じじゃないの!!!
 


槍が刺さって腸が垂れ下がったバイソン、頭が鳥の男。。。
 

エキサイティングでした。
が、もっともっとエキサイティングなものを見たかった~。

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