最終出社

退社のご挨拶をしてまわってから２ヶ月弱。
会社にはその間１回しか顔を出しませんでした。そんなに頻々とはいかないつもりでしたが、それにしてももう少し行くかと思いましたが…

いよいよ、社員証と社章を返却に行く最後となりました。
社員証を返すと、もう入れませんので、これからは立ち寄っても受付まで誰かに迎えに来てもらわなければなりません。VIP待遇。

先月ご挨拶に歩いたときにお会いできず、その後の送別会にもお仕事の都合でお出でいただけず、ずーとお会いできずお世話になったお礼を言えずじまいの方２～３名、ご挨拶したいと思いましたが、やはり出張等でご不在で、会えませんでした。
お席にメモを残してきました。

ほんの３～４部署をのぞいただけですが、その廊下で偶然すれ違ったり、ちょうどそのフロアにいるときに携帯にメールをいただいて返信して呼び出したり、先日ご挨拶を済ませてあった偉い方が見とがめられてわざわざ立ってきて声をかけてくださったり、目立たないようにしていたつもりでしたが幅ひろいいろんな方にご挨拶することができました。

ほんとに、いろ～～～んな方の広い人脈のなかでいろんな分野のことを教えて頂いたり幹部の方や現場の方と一緒に仕事をする経験をさせていただいたことがいちばんの財産でしょう。


退社して振り返ると、２年半通った通路がライトで幻想的な景色でした。
夜景の通路の写真を撮っていたら、グループ長に「おおっ？」と通り過ぎて行かれました（笑）。



地下鉄の駅の手前で連絡がはいって夕飯の心配がなくなったので、ひとりで最終出社を祝うことにしました。

急だったので何を食べようか迷いましたが、開店したときにネットの記事を見たのにいちども入ったことのなかったお店に気づいたので、入ってみました。
ワインのお店です。


一人の客は珍しかったか、覆面記者かなにかかと勘繰られたか　カウンターで親しく話し相手になっていただき、前菜のチーズオムレツを一人分に配慮して小さく作ってくれ、ワインも私の飲める量に合わせてハーフ・グラスで提供していただいて、とても楽しくすごし美味しく食べて気持ちよくなって帰ってきました。

何か、にぎやかだったりどうだったりよりも、最後にふさわしい夕食になったかもしれません。