裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

ビール

2014年07月27日 22時21分17秒 | Weblog
発泡酒なのか、第三のビールなのか?、って感じで、ある銘柄のものにおける酒税法でのなんやかんやがありましたが。
オレはにはどうでもいい話です。
というのは、はっきりとその二種類は「ニセモノ」と認識することにしてますから。
要するに、牛乳における脱脂粉乳みたいなものでしょ?
ブランド品のイミテーション(粗製のそっくり品)でしょ?
ビールじゃないんだからどっちでもえーわ、というのが本質的スタンス。
オレは、本物を飲む!、と心に決めてまして、すなわち、エビスを飲んでます。
言えば、ちゃんとつくられたものを、って意味です。
粗悪品には手をつけたくはありません。
発泡酒や第三のやつを飲んでるひとには、なんだかごめんなさいね。
だけど侍として、その部分は宣言させてもらいたいのですよ、いろんな差し入れを頂戴する立場でもあるわけですが。
そのニセモノ品は、こっそりと忍んで飲むものであって、仲間同士で胸を開いて乾杯するたぐいの品ではないですよ。
もう飲みたくない、と言いたい。
それというのもですね、かく言うオレにも爪に火を灯すような修業時代がありまして。
そのときに、発泡酒なる企業開発されたてのものをこそこそと人目をはばかって試してみたことがありまして。
ところがあるとき、それをツマに見とがめられてしまったのですね。
ツマは烈火のように怒り狂い、いわく「なに飲んどりなさる~!」、と。(いやあ、恐ろしかったのなんの・・・)
そして正座するオレを前に、「との、これはなりませぬ。本物のビールを飲んでくだされ」と、こんこんと説教をされたわけでして。
飲まれる金すがないのでしたらばそうとおっしゃりませ、わたくしが身に換えてでも本物を、ビールを、お飲みいただきまするゆえ、と。
そういういきさつがあり、オレは以降、シリアスな行程を経てつくられた本物をしか口にするまいと心に誓いを立てたのであります。
差し入れてくださる方々にはその心持ちには感謝はします、けれど、口はばったく言わせてもらえば、「それは差し入れるべき品ではない」。
そして、工房では本物のビールを口にしましょ、と言いたいんであります。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園