裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

改憲には反対ですから

2013年07月29日 07時57分44秒 | サイエンス・ガクジュツ的な
史上最も醜悪な内閣で、憲法が変えられようとしてる。
気持ち悪いなあ。
憲法九条が破棄されて「お外でも戦争(集団的自衛権を行使)してもよい」となったらどうなるか、シミュレーションしてみよう。
アメリカが「あそこを攻め滅ぼすぞ~!」と勇ましく(かつ、おっちょこちょいな)号令をかけるだろ。
日本は「ははー!御意~!」となるだろ。
殺しまくるだろ(同時に、殺されまくるだろうが)。
すると攻撃された側の文化圏とは敵対することになって、日本の対外経済は壊滅するだろ(ものも売れないし、燃料も資源も入ってこなくなる)。
攻められた連中は、「アメリカは遠いし、強くてこわいから、手近で使いっ走りの日本をこらしめてやれ」となるだろ。
この平和ボケの国では、テロのし放題だ。
親分の身代わりにボコボコにされる手下の図、だよ。
結局、日本における集団的自衛権ってのは、アメリカの下請けに他ならないんだ。
それがいやなら、国防軍を創設するかわりに、アメリカ軍には日本国内から全部引き上げてもらって、日米安保は完全に破棄しなきゃダメ。
ニッポン、ついに独立!
・・・無理だけどね、この主体性のない国には。
結局、ボスにみかじめ料を払ってにらみを利かせてもらい、自衛隊が海岸線から外に出ないで、入ってくる相手とだけ拳を交える、くらいがちょうどいいんだよ。
吉田茂が、「軍備を放棄する」と決めたときのエクスキューズを思い出すべきだ。
すなわち、「わが国に攻め入ろうという理不尽な国が出現したら、それを克服すべく国際的必然が生ずるだろう」とかなんとか。
そのために国連軍ってものをつくったんじゃないの?
その国際的必然に期待して、わが国はどれだけ国連にお金を出してると思ってんの?って話だよ。

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